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公開番号2025133135
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-11
出願番号2024030890
出願日2024-03-01
発明の名称ロータに非接触給電する給電部を有する給電装置
出願人株式会社アイシン
代理人個人,個人,個人
主分類H02K 19/36 20060101AFI20250904BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ロータへの電力供給量が多く、高い回転数が求められるモータに好適に用いることが可能な非接触給電技術を提供する。
【解決手段】本発明の給電装置90は、ロータ310に非接触給電する給電部を有する給電装置90であって、給電部Trは、ロータ310側に送電する送電部71と、ロータ310側に設けられ、送電部71と非接触で受電する受電部72と、を備え、受電部72は、コイルを収容する環状凹部を備えるとともに、送電部71側に環状凹部の開口部を備える受電側コア722と、受電側コア722の外周を覆うように設けられた外周部材723と、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ロータに非接触給電する給電部を有する給電装置であって、
前記給電部は、
前記ロータ側に送電する送電部と、
前記ロータ側に設けられ、前記送電部と非接触で受電する受電部と、を備え、
前記受電部は、
コイルを収容する環状凹部を備えるとともに、前記送電部側に前記環状凹部の開口部を備える受電側コアと、
前記受電側コアの外周を覆うように設けられた外周部材と、を備えている、給電装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記送電部と前記受電部がスラスト方向に並んでいる、請求項1に記載の給電装置。
【請求項3】
前記外周部材は、前記開口部側の所定の範囲には設けられていない、請求項2に記載の給電装置。
【請求項4】
前記外周部材が、繊維強化プラスチックである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の給電装置。
【請求項5】
前記受電側コアは、材質がフェライトである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の給電装置。
【請求項6】
前記外周部材が、前記受電側コアに対して所定の圧縮応力を加えている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の給電装置。
【請求項7】
前記送電部は、コイルを収容する環状凹部を備えるとともに、前記受電部側に前記環状凹部の開口部を備える送電側コアを備える、請求項2に記載の給電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ロータに非接触給電する給電部を有する給電装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ワイヤレス給電技術(非接触給電技術ともいう)は、さまざまな産業(例えば、ロボット、エネルギー、自動車等)で利用されるようになっており、ロータに永久磁石を用いる代わりに巻線を配置したモータのロータへの給電にも利用できる(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Roman Manko他,“Analysis and Design of Rotary Transformer for Wireless Power Transmission”,“IEEE Problems of Automated Electrodrive. Theory and Practice(PAEP)”,(Date’21-25 Sept),2020.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、例えば、ロータに巻線を配置した自動車等の駆動用モータの場合、そのロータには、数kW程度の電力供給を行うことになる。
【0005】
そして、このロータへの給電を非接触給電技術で行う場合、非接触給電用のトランスのコアは、数kW程度の電力供給に対応した大きなものとなる。
【0006】
一方、自動車等の駆動用モータの場合、高い回転数(約20000rpmの回転数)が必要であり、ロータへの非接触給電に用いるコアに遠心力による大きな負荷がかかるが、良好な電気特性が得られる材質のコアでは、強度が不足するという問題がある。
【0007】
したがって、ロータへの電力供給量が多く、高い回転数が求められるモータ等(例えば、自動車等の駆動用モータ等)に好適に用いることが可能な非接触給電技術の提供が望まれている。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ロータへの電力供給量が多く、高い回転数が求められるモータ等に好適に用いることが可能な非接触給電技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記目的を達成するために以下の構成によって把握される。
本発明の給電装置は、
ロータに非接触給電する給電部を有する給電装置であって、
前記給電部は、
前記ロータ側に送電する送電部と、
前記ロータ側に設けられ、前記送電部と非接触で受電する受電部と、を備え、
前記受電部は、
コイルを収容する環状凹部を備えるとともに、前記送電部側に前記環状凹部の開口部を備える受電側コアと、
前記受電側コアの外周を覆うように設けられた外周部材と、を備えている。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ロータへの電力供給量が多く、高い回転数が求められるモータ等に好適に用いることが可能な非接触給電技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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