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公開番号
2025085381
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199221
出願日
2023-11-24
発明の名称
情報処理装置及び情報処理方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
25/683 20230101AFI20250529BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】異常画素をより好適に補正し得る情報処理装置を提供する。
【解決手段】複数の行及び複数の列をなすように配された複数の画素における隣接する2つの画素の画素値の差が第1範囲内である場合に前記2つの画素が同一の第1連結画素群に属すると判定する第1連結部と、注目画素と前記注目画素の近傍に配された近傍画素とを含む近傍画素群の中で、前記注目画素の画素値の順位が第2範囲の上限よりも高いか又は前記第2範囲の下限よりも低い場合に第1条件を満たすと判定する画素値判定部と、前記注目画素を含む前記第1連結画素群に属する画素の数が第1閾値以下である場合に第2条件を満たすと判定する第1連結数判定部と、前記第1条件及び前記第2条件を少なくとも満たす場合に前記注目画素の画素値を補正し、前記第1条件を満たさない場合又は前記第2条件を満たさない場合に前記注目画素の画素値を補正しない補正部と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の行及び複数の列をなすように配された複数の画素における隣接する2つの画素の画素値の差が第1範囲内である場合に前記2つの画素が同一の第1連結画素群に属すると判定する第1連結部と、
注目画素と前記注目画素の近傍に配された近傍画素とを含む近傍画素群の中で、前記注目画素の画素値の順位が第2範囲の上限よりも高いか又は前記第2範囲の下限よりも低い場合に第1条件を満たすと判定する画素値判定部と、
前記注目画素を含む前記第1連結画素群に属する画素の数が第1閾値以下である場合に第2条件を満たすと判定する第1連結数判定部と、
前記第1条件及び前記第2条件を少なくとも満たす場合に前記注目画素の画素値を補正し、前記第1条件を満たさない場合又は前記第2条件を満たさない場合に前記注目画素の画素値を補正しない補正部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記第2範囲の上限は2位であり、前記第2範囲の下限は前記近傍画素群に含まれる画素の数から1を減じた数の順位である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1閾値は2以上である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記近傍画素は、前記注目画素と同一の行又は隣接する行、かつ、前記注目画素と同一の列又は隣接する列に配されている
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記近傍画素群は、前記注目画素と前記注目画素を囲うように配された複数の前記近傍画素とを含む
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
隣接する2つの第1画素と第2画素において、前記第1画素の画素値と、前記第1画素の近傍に配された近傍画素を含む近傍画素群の代表値との差が第3範囲外であり、かつ、前記第2画素の画素値と、前記第2画素の近傍に配された近傍画素を含む近傍画素群の代表値との差が第4範囲外である場合に、前記第1画素と前記第2画素とが同一の第2連結画素群に属すると判定する第2連結部と、
前記注目画素を含む前記第2連結画素群に属する画素の数が第2閾値よりも大きい場合に第3条件を満たすと判定する第2連結数判定部と、
を更に有し、
前記補正部は、前記第1条件及び前記第2条件をいずれも満たし、かつ前記第3条件を満たさない場合に、前記注目画素の画素値を補正し、
前記補正部は、前記第1条件を満たさない場合、前記第2条件を満たさない場合、又は前記第3条件を満たす場合に、前記注目画素の画素値を補正しない
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2閾値は2以上である
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記代表値は、前記近傍画素群に含まれる複数の画素の画素値の中央値である
ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
隣接する2つの第1画素と第2画素において、前記第1画素の画素値と、前記第1画素の近傍に配された近傍画素を含む近傍画素群の代表値との差が第3範囲外であり、かつ、前記第2画素の画素値と、前記第2画素の近傍に配された近傍画素を含む近傍画素群の代表値との差が第4範囲外である場合に、前記第1画素と前記第2画素とが同一の第2連結画素群に属すると判定する第2連結部と、
前記注目画素を含む前記第2連結画素群に属する画素の数が第2閾値よりも大きい場合に第3条件を満たすと判定する第2連結数判定部と、
前記注目画素の画素値が第3閾値以上である場合又は第4閾値以下である場合に第4条件を満たすと判定する突出判定部と、
を更に有し、
前記補正部は、前記第1条件及び前記第2条件をいずれも満たし、かつ前記第3条件を満たさない場合に、前記注目画素の画素値を補正し、
前記補正部は、前記第1条件、前記第2条件、前記第3条件及び前記第4条件をいずれも満たす場合にも、前記注目画素の画素値を補正し、
前記補正部は、前記第1条件を満たさない場合、前記第2条件を満たさない場合、又は前記第4条件を満たさない場合に、前記注目画素の画素値を補正しない
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記注目画素を含む所定範囲内の複数の画素において、ある画素の画素値と、その近傍に配された近傍画素を含む近傍画素群の代表値との差が第5範囲外であるような画素の数が第5閾値よりも大きい場合に、第5条件を満たすと判定する密度判定部を更に有し、
前記補正部は、前記第1条件及び前記第2条件をいずれも満たし、かつ前記第5条件を満たさない場合に、前記注目画素の画素値を補正し、
前記補正部は、前記第1条件を満たさない場合、前記第2条件を満たさない場合、又は前記第5条件を満たす場合に、前記注目画素の画素値を補正しない
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
デジタルカメラ等の撮像装置には、入射光を光電変換して電気信号に変換する撮像素子が複数個配列されているものがある。複数の撮像素子を含む撮像装置においては、複数の撮像素子の一部の信号の出力特性が他の撮像素子と異なる場合があり、複数の撮像素子の一部が異常に高い信号又は低い信号を出力する場合もある。
【0003】
このような撮像素子から出力される異常な信号を補正せずにそのまま用いると異常画素により画質が低下する場合がある。そのため、引用文献1乃至3では、異常画素を検出して補正する手法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-236749号公報
特開2004-015191号公報
特開2005-223796号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
異常画素の発生比率及び分布は多様であり、様々な発生態様を考慮して動的に異常画素を補正する手法が求められる。
【0006】
本発明は、異常画素をより好適に補正し得る情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書の一開示によれば、複数の行及び複数の列をなすように配された複数の画素における隣接する2つの画素の画素値の差が第1範囲内である場合に前記2つの画素が同一の第1連結画素群に属すると判定する第1連結部と、注目画素と前記注目画素の近傍に配された近傍画素とを含む近傍画素群の中で、前記注目画素の画素値の順位が第2範囲の上限よりも高いか又は前記第2範囲の下限よりも低い場合に第1条件を満たすと判定する画素値判定部と、前記注目画素を含む前記第1連結画素群に属する画素の数が第1閾値以下である場合に第2条件を満たすと判定する第1連結数判定部と、前記第1条件及び前記第2条件を少なくとも満たす場合に前記注目画素の画素値を補正し、前記第1条件を満たさない場合又は前記第2条件を満たさない場合に前記注目画素の画素値を補正しない補正部と、を有することを特徴とする情報処理装置が提供される。
【0008】
本明細書の一開示によれば、複数の行及び複数の列をなすように配された複数の画素における隣接する2つの画素の画素値の差が第1範囲内である場合に前記2つの画素が同一の第1連結画素群に属すると判定するステップと、注目画素と前記注目画素の近傍に配された近傍画素とを含む近傍画素群の中で、前記注目画素の画素値の順位が第2範囲の上限よりも高いか又は前記第2範囲の下限よりも低い場合に第1条件を満たすと判定するステップと、前記注目画素を含む前記第1連結画素群に属する画素の数が第1閾値以下である場合に第2条件を満たすと判定するステップと、前記第1条件及び前記第2条件を少なくとも満たす場合に前記注目画素の画素値を補正するステップと、を有し、前記第1条件が満たされていない場合、又は前記第2条件が満たされていない場合に、前記注目画素の画素値が補正されないことを特徴とする情報処理方法が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、異常画素をより好適に補正し得る情報処理装置及び情報処理方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
第1実施形態に係る情報処理装置の補正処理機能に関する機能ブロック図である。
第1実施形態に係る画素の配列を模式的に示す図である。
第1実施形態に係る情報処理装置により実行される補正処理を示すフローチャートである。
第1実施形態に係る補正処理における画素値及び画素状態の例を模式的に示す図である。
第1実施形態に係る補正処理における画素値、画素状態及びデータ保持方法の例を模式的に示す図である。
第1実施形態に係る補正処理における閾値の例を示すグラフである。
第1実施形態に係る補正処理における画素値及び画素状態の例を模式的に示す図である。
第2実施形態に係る情報処理装置の補正処理機能に関する機能ブロック図である。
第2実施形態に係る情報処理装置により実行される補正処理を示すフローチャートである。
第2実施形態に係る補正処理における画素値の例を模式的に示す図である。
第2実施形態に係る補正処理における閾値の例を示すグラフである。
第2実施形態の変形例に係る画素の配列を模式的に示す図である。
第3実施形態に係る情報処理装置の補正処理機能に関する機能ブロック図である。
第3実施形態に係る情報処理装置により実行される補正処理を示すフローチャートである。
第3実施形態に係る補正処理における画素値の例を模式的に示す図である。
第4実施形態に係る情報処理装置の補正処理機能に関する機能ブロック図である。
第4実施形態に係る情報処理装置により実行される補正処理を示すフローチャートである。
第4実施形態に係る補正処理における画素値の例を模式的に示す図である。
第5実施形態に係る光電変換装置の全体構成を示す概略図である。
第5実施形態に係るセンサ基板の構成例を示す概略ブロック図である。
第5実施形態に係る回路基板の構成例を示す概略ブロック図である。
第5実施形態に係る光電変換部及び画素信号処理部の1画素分の構成例を示す概略ブロック図である。
第5実施形態に係るアバランシェフォトダイオードの動作を説明する図である。
第6実施形態に係る機器のブロック図である。
第7実施形態に係る機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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