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公開番号
2025086060
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199862
出願日
2023-11-27
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
,
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
A61B
5/00 20060101AFI20250530BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】病変が多数検出された場合の読影を効率化させること。
【解決手段】実施形態に係る情報処理装置は、医用画像から複数の病変候補を取得する取得手段と、前記取得した複数の病変候補の中から、病変候補のグループを判定する判定手段と、前記グループを形成する病変候補の中で代表となる病変候補を選択する選択手段と、前記代表となる病変候補に関する情報と、前記代表となる病変候補と同じグループを形成する前記代表となる病変候補以外の病変候補に関する情報とを区別し併せて表示する表示手段とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
医用画像から複数の病変候補を取得する取得手段と、
前記取得した複数の病変候補の中から、病変候補のグループを判定する判定手段と、
前記グループを形成する病変候補の中で代表となる病変候補を選択する選択手段と、
前記代表となる病変候補に関する情報と、前記代表となる病変候補と同じグループを形成する前記代表となる病変候補以外の病変候補に関する情報とを区別し併せて表示する表示手段と
を備える、情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記判定手段は、前記取得した複数の病変候補の各々と他の病変候補との類似度を取得し、該類似度を用いてグループを判定する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記代表となる病変候補及び前記代表となる病変候補と同じグループを形成する前記代表となる病変候補以外の病変候補に対して同種の処理を行う処理手段をさらに備える、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記選択手段は、ユーザ操作を受け付けて前記代表となる病変候補を選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記選択手段は、前記取得した病変候補の大きさ、形状、辺縁性状の何れかに基づき前記代表となる病変候補を選択する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記表示手段は、前記類似度に基づき、類似する病変の表示態様を変更する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示手段は、前記代表となる病変候補に対応する、前記医用画像の一部の画像である部分画像と併せて、前記代表となる病変候補と同じグループを形成する前記代表となる病変候補以外の病変候補に対応する部分画像を表示する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記表示手段は、前記代表となる病変候補の位置に関する情報と併せて、前記代表となる病変候補と同じグループを形成する前記代表となる病変候補以外の病変候補の位置に関する情報を表示する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記処理手段は、前記代表となる病変候補に対する所見の取得に合わせて、前記代表となる病変候補と同じグループを形成する前記代表となる病変候補以外の病変候補に対する所見を取得し、
前記表示手段は、前記代表となる病変候補に対する所見と併せて、前記代表となる病変候補と同じグループを形成する前記代表となる病変候補以外の病変候補に対する所見を表示する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記処理手段は、前記代表となる病変候補の読影に関する状態の変更に合わせて、前記代表となる病変候補と同じグループを形成する前記代表となる病変候補以外の病変候補の読影に関する状態を変更する、請求項3に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
計算機で医用画像を解析し、疾患に伴う異常である病変の候補を検出するCADe(Computer-Aided Detection)が知られている。また、近年のAI(Artificial Intelligence)技術の発展に伴い、対象となる病変を検出する精度も向上している。例えば、多発性肺転移(転移性肺腫瘍)、多発性嚢胞腎、多発性肝腫瘍など多発性の病変は、一つの医用画像内で多数の病変が検出される。
【0003】
医師は、このように多数検出された病変の画像を個々に確認し、多発性の疾患に伴う病変であるのか、異なる疾患に伴う病変であるのかを判断し、診断を行う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-033327号公報
特開2021-029387号公報
特表2017-519616号公報
特開2018-097463号公報
国際公開第2019/220801号
特開2019-141478号公報
特表2013-516269号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題の一つは、病変が多数検出された場合の読影を効率化させることである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る情報処理装置は、取得手段と、判定手段と、選択手段と、表示手段とを備える。取得手段は、医用画像から複数の病変候補を取得する。判定手段は、前記取得した複数の病変候補の中から、病変候補のグループを判定する。選択手段は、前記グループを形成する病変候補の中で代表となる病変候補を選択する。表示手段は、前記代表となる病変候補に関する情報と、前記代表となる病変候補と同じグループを形成する前記代表となる病変候補以外の病変候補に関する情報とを区別し併せて表示する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態1及び2に係る情報処理システムの構成を示す図である。
図2は、実施形態1及び2に係る情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。
図3は、実施形態1及び2に係る情報処理装置の機能の機能構成を示す図である。
図4は、実施形態1及び2に係る情報処理装置のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。
図5は、実施形態1及び2に係る情報処理装置で代表病変が指定された際のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。
図6は、実施形態1及び2に係る情報処理装置の画像表示処理を示すフロー図である。
図7は、実施形態2に係る情報処理装置のユーザインタフェース画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。尚、特に断らない限り、他の実施形態で説明する項目については、同一の番号を付し、その説明を省略する。また、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
【0009】
<実施形態1>
実施形態1では、X線CT(Computed Tomography)画像やMRI(Magnetic Resonance Imaging)画像等、医用画像の表示を行う情報処理装置について説明する。医師は当該装置に医用画像を表示して診断を行い、その結果を画像診断報告書(以降、「読影レポート」または単に「レポート」と記載する)として不図示のレポートシステム上で作成する。
【0010】
本実施形態の情報処理装置では1つ以上のCADeが動作し、医用画像上に現われる臨床上の異常である病変の候補(以降、「病変候補」又は単に「病変」と記載する)を検出し、当該病変を検出した旨をユーザに提示する。ユーザは、提示された病変の中から1つ以上の病変を指定し、当該病変に対する画像を観察して診断を行う。本実施形態では、医用画像はX線CT画像であり、CADeが検出する病変は肺結節である場合を対象として説明するが、これに限らず、MRI画像、超音波画像、マンモグラフィ画像、単純X線画像など他の医用画像でもよく、肝腫瘤、腎腫瘤、脳腫瘤、骨病変など他の病変でもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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