TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025086068
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199875
出願日2023-11-27
発明の名称振動デバイスおよびその振動方法
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250530BHJP(計算;計数)
要約【課題】振動の強度向上が図られた振動デバイスおよびその振動方法を提供する。
【解決手段】 ICカード1では、制御回路20が、方形パルス状の駆動信号V2を生成するマイコン21と、マイコン21で生成された方形パルス状の駆動信号V2を昇圧するトランジスタ22とを含んでおり、圧電素子18を駆動する駆動信号としてトランジスタ22で昇圧された駆動信号が用いられる。トランジスタ22で生成される駆動信号は、マイコン21で生成される駆動信号V2よりも昇圧されていることで、圧電素子18の振動の強度向上を実現することができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
給電装置から非接触給電を受ける受電部と、
前記受電部で受けた電力により駆動信号を生成する制御部と、
前記制御部で生成された駆動信号に応じて振動する圧電振動子と
を備え、
前記制御部が、方形パルス信号を生成する第1制御部と、該第1制御部で生成された方形パルス信号を昇圧して前記駆動信号を生成する第2制御部とを含む、振動デバイス。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記給電装置と給電を受ける受電部との離間距離が第1の距離であるときの前記圧電振動子の第1の振動パターンと、前記離間距離が前記第1の距離より長い第2の距離であるときの前記圧電振動子の第2の振動パターンとが異なる、請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項3】
前記第1の振動パターンと前記第2の振動パターンとは、振幅および周期の少なくとも一方が異なる、請求項2に記載の振動デバイス。
【請求項4】
前記第1の振動パターンの振幅が前記第2の振動パターンの振幅より大きい、請求項3に記載の振動デバイス。
【請求項5】
前記第1の振動パターンの周期が前記第2の振動パターンの周期より短い、請求項3に記載の振動デバイス。
【請求項6】
前記振動デバイスがICカードである、請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項7】
前記第1制御部が生成する方形パルス信号がPWM信号である、請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項8】
前記第2制御部がトランジスタを含む、請求項1に記載の振動デバイス。
【請求項9】
給電装置から非接触給電を受ける受電部と、前記受電部で受けた電力により駆動信号を生成する制御部であって、方形パルス信号を生成する第1制御部と、該第1制御部で生成された方形パルス信号を昇圧して前記駆動信号を生成する第2制御部とを含む制御部と、圧電振動子とを備える振動デバイスにおいて、前記圧電振動子が前記制御部で生成された前記駆動信号に応じて振動する、振動デバイスの振動方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、振動デバイスおよびその振動方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
下記引用文献1には、振動デバイスの一種として振動機構を備えた非接触型ICカードが開示されており、振動機構の振動源として圧電素子または振動用モータが用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-132404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、振動デバイスの振動の強度について研究を重ね、その結果、振動の強度を高めることができる技術を新たに見出した。
【0005】
本開示の一側面は、振動の強度向上が図られた振動デバイスおよびその振動方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る振動デバイスは、給電装置から非接触給電を受ける受電部と、受電部で受けた電力により駆動信号を生成する制御部と、制御部で生成された駆動信号に応じて振動する圧電振動子とを備え、制御部が、方形パルス信号を生成する第1制御部と、該第1制御部で生成された方形パルス信号を昇圧して駆動信号を生成する第2制御部とを含む。
【0007】
本開示の一側面に係る振動デバイスの振動方法は、給電装置から非接触給電を受ける受電部と、受電部で受けた電力により駆動信号を生成する制御部であって、方形パルス信号を生成する第1制御部と、該第1制御部で生成された方形パルス信号を昇圧して駆動信号を生成する第2制御部とを含む制御部と、圧電振動子とを備える振動デバイスにおいて、圧電振動子が制御部で生成された駆動信号に応じて振動する。
【0008】
上記振動デバイスおよびその振動方法では、制御部が、方形パルス信号を生成する第1制御部と、該第1制御部で生成された方形パルス信号を昇圧する第2制御部とを含んでおり、圧電振動子を駆動する駆動信号として第2制御部で昇圧された信号を用いることで、振動の強度を高めることができる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の種々の側面によれば、振動の強度向上が図られた振動デバイスおよびその振動方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一実施形態に係るICカードを示した概略斜視図である。
図2は、図1に示したICカードがリーダライタにかざされた状態を示した図である。
図3は、図1に示したICカードの積層構造を示した分解斜視図である。
図4は、図1に示したICカードの振動回路を示した図である。
図5は、ICカードへの給電が適切であるときの挙動を示した図である。
図6は、ICカードへの給電が弱まっているときの挙動を示した図である。
図7は、ICカードへの給電が不足しているときの挙動を示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

TDK株式会社
計測装置
25日前
TDK株式会社
電子部品
16日前
TDK株式会社
コイル装置
24日前
TDK株式会社
コイル装置
26日前
TDK株式会社
コイル装置
13日前
TDK株式会社
温度センサ
23日前
TDK株式会社
コイル装置
24日前
TDK株式会社
トランス部品
2日前
TDK株式会社
コイルアレイ
2日前
TDK株式会社
コイルアレイ
2日前
TDK株式会社
アレイセンサ
20日前
TDK株式会社
磁気センサ装置
16日前
TDK株式会社
電子部品及びその製造方法
26日前
TDK株式会社
配線体、及びスマートグラス
24日前
TDK株式会社
光素子及びレーザモジュール
26日前
TDK株式会社
光素子及びレーザモジュール
26日前
TDK株式会社
圧電薄膜、及び圧電薄膜素子
17日前
TDK株式会社
振動デバイスおよびその振動方法
2日前
TDK株式会社
振動デバイスおよびその振動方法
2日前
TDK株式会社
振動デバイスおよびその振動方法
2日前
TDK株式会社
信号処理回路及びセンサユニット
2日前
TDK株式会社
回路基板、及び実装基板の製造方法
6日前
TDK株式会社
回路基板、及び実装基板の製造方法
6日前
TDK株式会社
磁気コア、磁性部品および電子機器
24日前
TDK株式会社
磁気コア、磁性部品および電子機器
24日前
TDK株式会社
回路基板、及び実装基板の製造方法
6日前
TDK株式会社
回路基板、及び実装基板の製造方法
6日前
TDK株式会社
軟磁性粉末、磁気コアおよび磁気デバイス
25日前
TDK株式会社
軟磁性粉末、磁気コアおよび磁気デバイス
25日前
TDK株式会社
誘電体薄膜付き基板、光導波路素子および光変調素子
1か月前
TDK株式会社
コイル部品及びこれを備えるワイヤレス電力伝送デバイス
9日前
TDK株式会社
積層コイル部品
26日前
TDK株式会社
積層コイル部品
1か月前
TDK株式会社
光素子、レーザモジュール、網膜投影装置、及びニアアイウェアラブル装置
26日前
TDK株式会社
レーザーアセンブリ及びその製造方法、レーザーモジュール、光学エンジン並びにXRグラス
16日前
TDK株式会社
フェライト組成物、電子部品、および、電源装置
5日前
続きを見る