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公開番号
2025086037
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199826
出願日
2023-11-27
発明の名称
コイルアレイ
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
27/00 20060101AFI20250530BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】結合係数を調整することができるコイルアレイを提供する。
【解決手段】 コイルアレイ1は、隣り合う一対のコイル部品10のコイル13の両方の絶縁基板14が互いに近づくように偏倚しており、それにより、絶縁基板14の主面14a、14b上に形成された平面コイルパターン15の距離dが近づけられている。隣り合う一対のコイル部品10の平面コイルパターン15間の距離dは素体11を構成する磁性材料の厚さを調整することで適宜に設計変更することができ、それにより所望の結合係数に調整することができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
金属磁性粉を含む素体と、該素体内に設けられて第一方向に対して直交する基板および該基板の主面上に形成された平面コイルパターンを含むコイルと、前記素体の表面に設けられて前記コイルと電気的に接続された一対の外部端子とを含むコイル部品を複数備え、
前記複数のコイル部品が前記第一方向に沿って並び、かつ、前記第一方向において隣り合う一対のコイル部品の少なくとも一方の基板が他方の基板側に偏倚している、コイルアレイ。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記複数のコイル部品が並列接続されている、請求項1に記載のコイルアレイ。
【請求項3】
前記第一方向において隣り合う一対のコイル部品の両方の基板が互いに近づくように偏倚している、請求項1に記載のコイルアレイ。
【請求項4】
前記第一方向において隣り合う一対のコイル部品の両方の基板が同じ距離だけ偏倚している、請求項3に記載のコイルアレイ。
【請求項5】
前記複数のコイル部品が直列接続されている、請求項1に記載のコイルアレイ。
【請求項6】
前記各コイル部品の素体が実装基板に対向される実装面を有し、前記第一方向は前記実装面に対して平行に延びている、請求項1に記載のコイルアレイ。
【請求項7】
前記第一方向において隣り合う前記コイル部品の間に介在する接着層をさらに備える、請求項1に記載のコイルアレイ。
【請求項8】
前記第一方向において隣り合う一対のコイル部品の平面コイルパターン間の距離が160μm以下である、請求項7に記載のコイルアレイ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コイルアレイに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
下記引用文献1には、基板を介して第1コイルと第2コイルとが重なったコイル部品が開示されており、第1コイルと第2コイルとの間の離隔空間に基板を配置することで結合係数の増加を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-137421号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、コイル同士の結合係数について研究を重ね、結合係数を調整することができる技術を新たに見出した。
【0005】
本開示の一側面は、結合係数を調整することができるコイルアレイを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係るコイルアレイは、金属磁性粉を含む素体と、該素体内に設けられて第一方向に対して直交する基板および該基板の主面上に形成された平面コイルパターンを含むコイルと、素体の表面に設けられてコイルと電気的に接続された一対の外部端子とを含むコイル部品を複数備え、複数のコイル部品が第一方向に沿って並び、かつ、第一方向において隣り合う一対のコイル部品の少なくとも一方の基板が他方の基板側に偏倚している。
【0007】
上記コイルアレイにおいては、隣り合う一対のコイル部品の少なくとも一方の基板が他方の基板側に偏倚することで、基板の主面上に形成された平面コイルパターンの距離が近づけられている。隣り合う一対のコイル部品の平面コイルパターン間の距離は、適宜に設計変更することができ、それにより所望の結合係数に調整することができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示の種々の側面によれば、結合係数を調整することができるコイルアレイが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態に係るコイルアレイを示した概略斜視図である。
図2は、図1に示したコイルアレイの分解斜視図である。
図3は、図1、2のコイル部品の内部構造を示した図である。
図4は、図3に示したコイル部品のIV-IV線断面図である。
図5は、図3に示したコイル部品のV-V線断面図である。
図6は、両コイル部品のコイルの位置関係を示した図である。
図7は、試験結果を示した表である。
図8は、試験結果を示したグラフである。
図9は、異なる態様のコイルアレイを示した概略斜視図である。
図10は、異なる態様のコイルアレイを示した概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して種々の実施形態および実施例について説明する。なお、各図面において同一又は相当の部分に対しては同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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