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公開番号2025088026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023202439
出願日2023-11-30
発明の名称画像形成装置及びプログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G03G 21/14 20060101AFI20250604BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成装置において用紙に段差がある場合に、転写部材の圧接状態を維持しつつ、転写部材へのダメージの発生や転写不良を抑制できるようにする。
【解決手段】画像形成装置によれば、画像を作像する作像部と、用紙に画像を転写する転写部と、制御部とを有し、制御部は、用紙内の段差の段差情報を取得し、取得した段差情報に基づいて、圧接状態の転写部材の圧接力を変化させる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
画像を作像する作像部と、
圧接状態の転写部材により形成される転写ニップに前記作像部で作像された画像及び記録媒体を通過させることにより、前記画像を前記記録媒体に転写する転写部と、
前記記録媒体内の段差の段差情報を取得し、取得した前記段差情報に基づいて、圧接状態の前記転写部材の圧接力を変化させる制御部と、
を備える画像形成装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記転写部よりも前記記録媒体の搬送方向の上流に位置し、前記記録媒体の状態を検出する検出部を備え、
前記制御部は、前記検出部による検出結果から前記段差情報を取得する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記検出部は、前記記録媒体の幅方向の凹凸を検出する、
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記検出部は、前記記録媒体の幅方向に配列された複数のセンサを有し、前記複数のセンサにより前記記録媒体の幅方向の凹凸を検出する、請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記検出部は、前記記録媒体の幅方向を軸方向とするローラーで前記記録媒体を両面から挟持し、前記ローラーの両端の変位量から前記記録媒体の幅方向の凹凸を検出することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記記録媒体の段差情報を記憶する記憶部を備え、
前記制御部は、前記記憶部から前記段差情報を取得する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記転写部は、前記転写部材の前記記録媒体の幅方向の両端の圧接力をそれぞれ独立して調整可能であり、
前記制御部は、前記段差情報に基づいて、前記転写部材の前記記録媒体の幅方向の両端のそれぞれの圧接力を変化させる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記段差が大きいほど前記圧接力が小さくなるように変化させる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記段差が第1の閾値以下である場合に、前記転写部材を所定の圧接力で圧接させ、前記段差が前記第1の閾値を超えている場合に、前記所定の圧接力よりも小さい圧接力で前記転写部材を圧接させる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記段差が前記第1の閾値より大きい第2の閾値を超えている場合、さらに、前記作像部に作像を停止させる、請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
ロール紙をテープで繋いだり、ラベル紙のシール側の用紙が切り抜かれたりした等により用紙内に段差がある場合、その段差が転写部のニップを通過すると転写不良が発生する場合がある。また、転写部材にダメージを与えてしまい、その後の転写時に画像不良が発生したりすることがある。
【0003】
これを回避するために、特許文献1には、用紙搬送の上流に継ぎ目を検出する検出手段を設け、継ぎ目の到達に合わせて転写部材を離間することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2020-506430号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術においては、継ぎ目が検出されると転写部材を離間する。しかし、転写部材を離間すると、転写再開までに時間がかかり生産性が低下する。また、離間動作の衝撃が一次転写部へ伝わって転写ずれが発生し、前後の画像位置の関係がずれたり、画像位置を合わせるためにヤレ紙が発生したりする等の問題が発生する。
【0006】
本発明の課題は、画像形成装置において、用紙に段差がある場合に、転写部材の圧接状態を維持しつつ、転写部材へのダメージの発生や転写不良を抑制できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
画像を作像する作像部と、
圧接状態の転写部材により形成される転写ニップに前記作像部で作像された画像及び記録媒体を通過させることにより、前記画像を前記記録媒体に転写する転写部と、
前記記録媒体内の段差の段差情報を取得し、取得した前記段差情報に基づいて、圧接状態の前記転写部材の圧接力を変化させる制御部と、
を備える。
【0008】
本発明に係るプログラムは、
画像を作像する作像部と、
圧接状態の転写部材により形成される転写ニップに前記作像部で作像された画像及び記録媒体を通過させることにより、前記画像を前記記録媒体に転写する転写部と、
を備える画像形成装置のコンピュータを、
前記記録媒体内の段差の段差情報を取得し、取得した前記段差情報に基づいて、圧接状態の前記転写部材の圧接力を変化させる制御部、
として機能させる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像形成装置において、用紙に段差がある場合に、転写部材の圧接状態を維持しつつ、転写部材へのダメージの発生や転写不良を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の1つまたは複数の実施形態によって提供される利点および特徴は、以下の詳細な説明および添付の図面からより完全に理解されるであろう。しかし、これらの図面は例示のみを目的としており、本発明の範囲を限定することを意図するものではない。
画像形成装置の概略構成を示す図である。
画像形成装置の主要な機能構成を示すブロック図である。
二次転写部の構成の一例を示す図である。
検出部の構成の一例を示す図である。
検出部の構成の他の例を示す図である。
検出部の構成の他の例を示す図である。
図2の制御部により実行される転写制御処理の流れを示すフローチャートである。
用紙内の段差と二次転写部の転写部材の圧接状態の変化を示す図である。
図7の転写制御処理における用紙表面の段差の高さと二次転写部の転写部材の圧接力、及び作像の継続/停止の関係を表したグラフである。
段差情報の一例を説明するための図である。
段差情報の他の例を説明するための図である。
画像の周期が指定された長さごとになっていることを前提に後処理を行う後処理装置における後処理タイミング及び変形例2における作像停止期間を示す図である。
画像位置に合わせて後処理を行う後処理装置における後処理タイミング及び変形例2における作像停止期間を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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