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公開番号2025101546
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218464
出願日2023-12-25
発明の名称無水化粧料組成物
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 8/81 20060101AFI20250630BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】紫外線遮断性に優れるとともに、べたつきが抑制されて使用感がよく、更に化粧持ちのよい、無水化粧料組成物を提供すること。
【解決手段】(A)紫外線吸収剤、(B1)アクリレート系ポリマー、(B2)ビニルピロリドン系ポリマー、(C)疎水性ナノシリカ、及び(D)油分を含む、無水化粧料組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
(A)紫外線吸収剤、
(B1)アクリレート系ポリマー、
(B2)ビニルピロリドン系ポリマー、
(C)疎水性ナノシリカ、及び
(D)油分
を含む、無水化粧料組成物。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記(B1)アクリレート系ポリマーが、アクリル酸アルキル又はメタクリル酸アルキルと、N-アルキルアクリルアミドとのコポリマーである、請求項1に記載の無水化粧料組成物。
【請求項3】
前記(B2)ビニルピロリドン系ポリマーが、ポリビニルピロリドン、及びビニルピロリドンと炭素数16以上32以下のα-オレフィンとのコポリマーから選択される1種又は2種以上である、請求項1に記載の無水化粧料組成物。
【請求項4】
前記(B2)ビニルピロリドン系ポリマーが、ポリビニルピロリドン、及びビニルピロリドンと炭素数16以上22以下のα-オレフィンとのコポリマーから選択される1種又は2種以上である、請求項2に記載の無水化粧料組成物。
【請求項5】
前記(C)疎水性ナノシリカの平均1次粒子径が5nm以上30nm以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載の無水化粧料組成物。
【請求項6】
前記(C)疎水性ナノシリカが、ポリジメチルシロキサン、オルガノシラン、ヘキサメチルジシラザン、ヘキサデシルシラン、及びジメチルジクロロシランから選択される1種又は2種以上の表面処理剤によって処理されたシリカである、請求項1~4のいずれか一項に記載の無水化粧料組成物。
【請求項7】
前記(C)疎水性ナノシリカが、ジメチルシリル化シリカである、請求項6に記載の無水化粧料組成物。
【請求項8】
(A)紫外線吸収剤 100質量部に対して、
(B1)アクリレート系ポリマー 0.5質量部以上15質量部以下、及び
(B2)ビニルピロリドン系ポリマー 1質量部以上25質量部以下、
を含む、請求項1~4のいずれか一項に記載の無水化粧料組成物。
【請求項9】
(A)紫外線吸収剤 100質量部に対して、
(C)疎水性ナノシリカ 1質量部以上15質量部以下
を含む、請求項8に記載の無水化粧料組成物。
【請求項10】
(A)紫外線吸収剤 100質量部に対して、
(D)油分 40質量部以上200質量部以下
を含む、請求項8に記載の無水化粧料組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無水化粧料組成物に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
日焼け止め化粧料として、乳化性化粧料(水中油型及び油注水型)、並びに無水の油性化粧料が知られている。
【0003】
このうち、油性化粧料は、例えばスプレー塗布等に適しており、手軽に使用できる利点を有し、種々の日焼け止め油性化粧料が提案されている。
【0004】
例えば、特許文献1には、油溶性紫外線吸収剤、油ゲル化剤、及び非水系揮発性成分を含む、皮膚外用剤が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-123591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
無水の油性化粧料は、塗膜の膜厚が薄いため、日焼け止め効果が発現され難く、化粧持ちが不十分である等の問題がある。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、紫外線遮断性に優れるとともに、べたつきが抑制されて使用感がよく、更に化粧持ちのよい、無水化粧料組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、以下のとおりである。
【0009】
《態様1》(A)紫外線吸収剤、
(B1)アクリレート系ポリマー、
(B2)ビニルピロリドン系ポリマー、
(C)疎水性ナノシリカ、及び
(D)油分
を含む、無水化粧料組成物。
《態様2》前記(B1)アクリレート系ポリマーが、アクリル酸アルキル又はメタクリル酸アルキルと、N-アルキルアクリルアミドとのコポリマーである、態様1に記載の無水化粧料組成物。
《態様3》前記(B2)ビニルピロリドン系ポリマーが、ポリビニルピロリドン、及びビニルピロリドンと炭素数16以上32以下のα-オレフィンとのコポリマーから選択される1種又は2種以上である、態様1に記載の無水化粧料組成物。
《態様4》前記(B2)ビニルピロリドン系ポリマーが、ポリビニルピロリドン、及びビニルピロリドンと炭素数16以上32以下のα-オレフィンとのコポリマーから選択される1種又は2種以上である、態様2に記載の無水化粧料組成物。
《態様5》前記(C)疎水性ナノシリカの平均1次粒子径が5nm以上30nm以下である、態様1~4のいずれか一項に記載の無水化粧料組成物。
《態様6》
前記(C)疎水性ナノシリカが、ポリジメチルシロキサン、オルガノシラン、ヘキサメチルジシラザン、ヘキサデシルシラン、及びジメチルジクロロシランから選択される1種又は2種以上の表面処理剤によって処理されたシリカである、態様1~4のいずれか一項に記載の無水化粧料組成物。
《態様7》前記(C)疎水性ナノシリカが、ジメチルシリル化シリカである、態様6に記載の無水化粧料組成物。
《態様8》(A)紫外線吸収剤 100質量部に対して、
(B1)アクリレート系ポリマー 0.5質量部以上15質量部以下、及び
(B2)ビニルピロリドン系ポリマー 1質量部以上25質量部以下、
を含む、態様1~4のいずれか一項に記載の無水化粧料組成物。
《態様9》(A)紫外線吸収剤 100質量部に対して、
(C)疎水性ナノシリカ 1質量部以上15質量部以下
を含む、態様8に記載の無水化粧料組成物。
《態様10》(A)紫外線吸収剤 100質量部に対して、
(D)油分 40質量部以上200質量部以下
を含む、態様8に記載の無水化粧料組成物。
《態様11》(A)紫外線吸収剤 100質量部に対して、
(D)油分 40質量部以上200質量部以下
を含む、態様9に記載の無水化粧料組成物。
【発明の効果】
【0010】
本発明によると、紫外線遮断性果に優れるとともに、べたつきが抑制されて使用感がよく、更に化粧持ちのよい、無水化粧料組成物が提供される。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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