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公開番号
2025118441
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013756
出願日
2024-01-31
発明の名称
CXCL9発現促進剤
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A23L
33/105 20160101AFI20250805BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】皮膚において老化細胞の除去を促進することにより、健常な皮膚を維持し、皮膚の老化を改善する手法を提供することを目的とする。
【解決手段】細胞傷害性CD4陽性細胞による老化細胞を除去するシステムに着目して、皮膚の老化を改善する製品の開発について研究を行った。その中で、細胞傷害性CD4陽性細胞の誘因に重要な役割を果たすCXCL9に着目し、CXCL9の発現を促進する成分についてスクリーニングを行ったところ、驚くべきことに皮膚においてCXCL9の発現を促進する成分として、ツバキエキスを見出し、ツバキエキスを含むCXCL9発現促進剤を提供する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ツバキ種子エキス、ツバキ種子発酵エキス、又はこれらの混合物を含む、CXCL9発現促進剤。
続きを表示(約 100 文字)
【請求項2】
皮膚外用剤である、請求項1に記載のCXCL9発現促進剤。
【請求項3】
ケラチノサイトにおいてCXCL9発現を促進する、請求項1又は2に記載のCXCL9発現促進剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、老化細胞の除去に関与する細胞傷害性CD4陽性Tリンパ球(CD4CTL)を誘因するCXCL9の発現を促進する成分の開発に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
免疫を司るT細胞はCD4陽性T細胞と、CD8陽性T細胞とに大別される。CD4陽性T細胞は抗体を分泌するB細胞の働きを助けるヘルパーT細胞と呼ばれており、CD8陽性T細胞は強力な細胞傷害活性によりウイルス感染細胞、がん細胞及び老化細胞を殺傷するキラーT細胞と呼ばれており、これらの免疫細胞を増強する方法が開示されている(特許文献1:特表2021-534829号公報)。一方、CD4陽性T細胞の中にも、細胞傷害活性を有するT細胞が存在し、このようなCD4陽性T細胞は細胞傷害性CD4陽性Tリンパ球(CD4CTL)と呼ばれている。細胞傷害性CD4陽性細胞は、CD8陽性T細胞が発現する遺伝子群を発現していることが報告されており、CD8陽性T細胞と同様に、ウイルス感染細胞や腫瘍細胞を殺傷することができ、高い抗腫瘍効果を発揮することが報告されている。
【0003】
一方、細胞傷害性CD4陽性Tリンパ球が、皮膚の老化細胞に作用してアポトーシスを誘導することが報告された。細胞傷害性CD4陽性Tリンパ球が、老化細胞を特異的に排除することで、組織の恒常性が維持されると考えられている。老化細胞では、潜伏していたサイトメガロウイルスが増加しており、細胞傷害性CD4陽性Tリンパ球は、細胞内で増加したサイトメガロウイルスの影響で産生される膜タンパク質を目印として、老化細胞を認識し、アポトーシスを誘導することが報告された(非特許文献1:Cell 2023)。また同文献では、細胞傷害性CD4陽性Tリンパ球を、老化した皮膚に誘因するのに、CXCL9の発現が重要であることが突き止められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2021-534829号公報
【非特許文献】
【0005】
Cell (2023)186, 1417-1431
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
皮膚において老化細胞の除去を促進することにより、健常な皮膚を維持し、皮膚の老化を改善する手法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らが、細胞傷害性CD4陽性細胞による老化細胞を除去するシステムに着目して、皮膚の老化を改善する製品の開発について研究を行った。その中で、細胞傷害性CD4陽性細胞の誘因に重要な役割を果たすCXCL9に着目し、CXCL9の発現を促進する成分についてスクリーニングを行ったところ、驚くべきことに皮膚においてCXCL9の発現を促進する成分として、ツバキエキスを見出し本発明に至った。
そこで、本発明は以下に関する:
[1-1] ツバキエキスを含む、CXCL9発現促進剤。
[1-2] CXCL9発現促進剤の製造のためのツバキエキスの使用。
[1-3] CXCL9発現促進を介して老化の抑制において使用するためのツバキエキス。
[1-4] 老化細胞の割合増大を患う対象において、ツバキエキスを投与することを含む、CXCL9発現抑制方法。
[2] 前記ツバキエキスが、ツバキの種子、花、葉、及び根からなる群から選ばれる部分から抽出されたエキスである、項目1-1~1-4のいずれか一項に記載の発明。
[3] 前記ツバキエキスが、ツバキ種子エキス又はツバキ種子発酵エキスである、項目2に記載の発明。
[4] 皮膚外用剤である、項目1-1~1-4、及び2~3のいずれか一項に記載の発明。
[5] ケラチノサイトにおいてCXCL9発現を促進する、項目1-1~1-4、及び2~4のいずれか一項に記載の発明。
[6] 項目1-1~1-2、及びこれらに従属する項目2~5のいずれか一項に記載のCXCL9発現促進剤を適用することを含む、美容方法。
【発明の効果】
【0008】
本発明により選択されたツバキエキスは、皮膚細胞においてCXCL9の発現を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1Aは、候補成分としてツバキ種子エキス、ツバキ種子発酵エキス、及びそれらの混合物を適用した場合の、ケラチノサイトにおけるCXCL9の発現変化を示すウエスタンブロッティングの結果を示す。図1Bは、β-アクチンに対するCXCL9の相対発現量の変化を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の1の態様は、ツバキエキスを含むCXCL9の発現促進剤に関する。CXCL9の発現促進剤は、食品、化粧料、又は医薬品として用いることができ、老化細胞の除去を介して抗老化作用を発揮することができる。また、CXCL9の発現促進剤は、CXCR3発現細胞、特に細胞傷害性CD4陽性細胞の誘因に基づく任意の作用を発揮することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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