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公開番号
2025098775
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215136
出願日
2023-12-20
発明の名称
ナイアシンアミドを含む化粧料
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/67 20060101AFI20250625BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】本発明は、ナイアシンアミドと(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーとを含み、使用感触に優れた化粧料を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の化粧料は、(A)ナイアシンアミド、(B)(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(C)カルボマー、および(D)吸油量が70ml/100g以上である多孔質球状シリカを含むことを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)ナイアシンアミド、
(B)(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、
(C)カルボマー、および
(D)吸油量が70ml/100g以上である多孔質球状シリカ
を含む、化粧料。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記(A)成分の配合量が、化粧料全量に対して3質量%以上である、請求項1に記載の化粧料。
【請求項3】
前記(C)成分に対する前記(B)成分の配合比(B/C)が質量比にして2.0~5.0である、請求項1に記載の化粧料。
【請求項4】
前記(D)成分の配合量が、化粧料全量に対して0.3~3質量%である、請求項1に記載の化粧料。
【請求項5】
油中水型乳化化粧料である、請求項1に記載の化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コク感とみずみずしい使用感を有し、塗布中のぬるつき感がない、ナイアシンアミドを含む化粧料に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
ナイアシンアミド(別名:ニコチン酸アミド)は、水溶性ビタミンであるビタミンB群の一つであり、安全性が高く、角質改善効果、美白効果および抗シワ作用に有効な成分として知られており、美白やアンチエイジングの需要に応じて、化粧料に広く用いられている。しかしながら、化粧料にナイアシンアミドを有効量配合すると、みずみずしい使用感が失われたり、適用箇所にべたつき感が生じたり、特に乳化タイプの化粧料では塗布中にぬるつき感が生じるなどして肌なじみが悪くなったりすることが問題となる。
【0003】
そこで、ナイアシンアミドを配合する化粧料の使用感触を改善する技術が提案されている。例えば、特許文献1では、ナイアシンアミドと疎水変性ポリエーテルウレタンとを配合した化粧料に、スルホン酸基を分子内に有するアニオン性界面活性剤を添加することにより、塗布中のみずみずしさがあり、化粧料を適用した肌でのべたつきが抑制されることが記載されている。また、特許文献2では、ナイアシンアミドを含む乳化化粧料において、アクリロイルジメチルタウリン塩含有共重合体、スクレロチウムガム、アルカリゲネス産生多糖体、カルボキシメチルデキストランナトリウムおよびキサンタンガムから選択される1種以上の水溶性高分子とIOB値が0.15~0.35であるエステル油とを配合することによって、塗布時の化粧料の伸びや肌なじみ(ぬるつき感のなさ)に優れ、みずみずしい使用感が得られることが記載されている。
【0004】
一方、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーは、化粧料にコク感(化粧料を肌に馴染ませた後、化粧料が肌を覆うような後残り感)を付与することができる親水性増粘剤として知られ、重厚感が求められる化粧料に用いられることが多いが、塗布時の伸び広がりが重く、みずみずしさに欠ける傾向がある。
【0005】
ナイアシンアミドを配合する化粧料において、コク感を付与するために(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを用いた場合には、当該親水性増粘剤特有の使用感を失うことなく、ナイアシンアミド配合化粧料の使用感触を改善することに課題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-172610号公報
特開2022-130776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、ナイアシンアミドと(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーとを含む化粧料において、使用感触に優れた化粧料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者は、前記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、親水性増粘剤であるカルボマーと特定の多孔質球状シリカとを組み合わせることによって、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーを用いた場合に得られるコク感(化粧料を肌に馴染ませた後、化粧料が肌を覆うような後残り感)を損なうことなく、ナイアシンアミドに起因する塗布中のぬるつき感が抑制され、みずみずしい使用感が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明は、
(A)ナイアシンアミド、
(B)(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、
(C)カルボマー、および
(D)吸油量が70ml/100g以上である多孔質球状シリカ
を含む、化粧料を提供する。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る化粧料は、上記構成とすることにより、ナイアシンアミドを配合する化粧料において、みずみずしい使用感があり、塗布中のぬるつき感がなく、コク感を有する使用感触を実現できる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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