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公開番号
2025099447
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216121
出願日
2023-12-21
発明の名称
化粧料及びその製造方法
出願人
株式会社 資生堂
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
8/49 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】肌馴染みに優れる化粧料を提供すること。
【解決手段】本発明に係る化粧料の一態様は、(A)ピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩と、(B)シリコーン油及び多価アルコール脂肪酸エステルからなる群より選択される少なくともいずれかを含有する25℃で液状の液状油分と、(C)グリセリルモノアルキルエーテル、炭素数が18以上の高級アルコール、及びキャンデリラロウからなる群より選択される少なくともいずれかを含有する25℃で固形又は半固形の固形油分と、を含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)下記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩と、
TIFF
2025099447000012.tif
95
169
(前記一般式(1)において、R
1
、R
3
、R
4
、及びR
6
はそれぞれ独立して炭素数1~3のアルキル基を示し、R
2
及びR
5
はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1~3のアルキル基を示す。)
(B)シリコーン油及び多価アルコール脂肪酸エステルからなる群より選択される少なくともいずれかを含有する25℃で液状の液状油分と、
(C)グリセリルモノアルキルエーテル、炭素数が18以上の高級アルコール、及びキャンデリラロウからなる群より選択される少なくともいずれかを含有する25℃で固形又は半固形の固形油分と、
を含有することを特徴とする化粧料。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記(A)前記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩におけるR
2
及びR
5
が水素原子である、請求項1に記載の化粧料。
【請求項3】
前記(A)前記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩におけるR
1
、R
3
、R
4
、及びR
6
がメチル基である、請求項1又は2に記載の化粧料。
【請求項4】
前記(A)前記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩の含有量が0.1質量%~1質量%である、請求項1に記載の化粧料。
【請求項5】
前記(B)液状油分及び前記(C)固形油分を含む平均粒子径100μm以上の油性カプセルを含有する、請求項1に記載の化粧料。
【請求項6】
(A)下記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩を水性溶媒に溶解する工程と、
TIFF
2025099447000013.tif
95
169
(前記一般式(1)において、R
1
、R
3
、R
4
、及びR
6
はそれぞれ独立して炭素数1~3のアルキル基を示し、R
2
及びR
5
はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1~3のアルキル基を示す。)
(B)シリコーン油及び多価アルコール脂肪酸エステルからなる群より選択される少なくともいずれかを含有する25℃で液状の液状油分、並びに(C)グリセリルモノアルキルエーテル、炭素数が18以上の高級アルコール、及びキャンデリラロウからなる群より選択される少なくともいずれかを含有する25℃で固形又は半固形の固形油分を、前記(B)液状油分及び前記(C)固形油分の融点を超える温度で液状にして油分混合物を得る工程と、
前記水性溶媒を、前記(B)液状油分及び前記(C)固形油分の融点を超える温度にして撹拌しながら、液状にした前記油分混合物を添加する工程と、
前記油分混合物を添加した前記水性溶媒を、25℃以下の温度に冷却し、油性カプセルを含む組成物を得る工程と、
を含むことを特徴とする化粧料の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧料及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
平均粒子径が50μm~10mmという大きな油性粒子を水相に分散させた水中油型乳化化粧料が知られている。このような大きな油性粒子が配合された化粧料は、目視可能な大きさの油性粒子が分散しているために視覚的に斬新で美しいばかりでなく、肌に適用した際にみずみずしく、さっぱりした感触があり、時間をおくとしっとりした感触になるという、従来にはない使用感が得られる。また、大きな油性粒子に分解性の油溶性成分を保持すれば、該油溶性成分の分解を抑制できるという効果も有する。
【0003】
例えば、常温で固体の油性成分を含む平均粒子径が100μm以上の油性カプセルが水性媒体中に分散されたカプセル含有化粧料が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のカプセル含有化粧料は、肌馴染みが十分満足できるものではないという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2006-104131号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記に鑑みて、本発明の一実施形態は、肌馴染みに優れる化粧料を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る化粧料の一実施形態は、(A)下記一般式(1)で示されるピリミジルピラゾール化合物又はその薬理学的に許容される塩と、
【0008】
TIFF
2025099447000001.tif
95
169
(前記一般式(1)において、R
1
、R
3
、R
4
、及びR
6
はそれぞれ独立して炭素数1~3のアルキル基を示し、R
2
及びR
5
はそれぞれ独立して水素原子又は炭素数1~3のアルキル基を示す。)
(B)シリコーン油及び多価アルコール脂肪酸エステルからなる群より選択される少なくともいずれか含有する25℃で液状の液状油分と、
(C)グリセリルモノアルキルエーテル、炭素数が18以上の高級アルコール、及びキャンデリラロウからなる群より選択される少なくともいずれかを含有する25℃で固形又は半固形の固形油分と、
を含有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一実施形態によれば、肌馴染みに優れる化粧料を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、実施形態は以下の記述によって限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。また、本明細書において数値範囲を示す「~」は、別段の断りがない限り、その前後に記載された数値を下限値及び上限値として含むことを意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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