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公開番号2025092899
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-23
出願番号2023208293
出願日2023-12-11
発明の名称映像表示装置
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社デンソー
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H04N 7/18 20060101AFI20250616BHJP(電気通信技術)
要約【課題】物体を適切に表示できる技術を提供する。
【解決手段】映像表示装置は、広角レンズを有し、車両の周辺の二次元の広角映像を撮像するカメラと、車両の周辺の実空間における物体までの距離を測定するセンサと、カメラ及びセンサに接続されたコントローラと、コントローラから出力された信号に基づいて映像を表示する表示装置と、を備え、コントローラは、センサによって測定された実空間における物体までの距離に基づいて、カメラによって撮像された広角映像における物体の位置を算出し、算出された広角映像における物体の位置が表示装置の画面において水平となるように広角映像の歪みを補正する、ように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
広角レンズを有し、車両の周辺の二次元の広角映像を撮像するカメラと、
前記車両の周辺の実空間における物体までの距離を測定するセンサと、
前記カメラ及び前記センサに接続されたコントローラと、
前記コントローラから出力された信号に基づいて映像を表示する表示装置と、
を備え、
前記コントローラは、
前記センサによって測定された実空間における前記物体までの距離に基づいて、前記カメラによって撮像された前記広角映像における前記物体の位置を算出し、
算出された前記広角映像における前記物体の位置が前記表示装置の画面において水平となるように前記広角映像の歪みを補正する、
ように構成される、映像表示装置。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
前記コントローラは、
前記車両の周辺に前記物体が存在するか否かを判定し、
前記車両の周辺に前記物体が存在しない場合には、前記広角映像における予め定められた位置が前記表示装置の画面において水平となるように前記広角映像の歪みを補正する、請求項１に記載の映像表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、映像表示装置に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１は、車両の周辺の映像を表示する装置を開示する。この装置は、車両のコーナ又はナンバープレートに搭載された、広角レンズを有するカメラと、カメラによって撮像された映像の歪みを補正する処理部と、補正された映像を表示するディスプレイとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１０－００３０１４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１記載の装置で補正された映像は、注目すべき物体が歪むおそれがある。映像の歪みの補正は、映像上の所定の位置が水平になるように所定の位置の周囲の映像領域を引き延ばすことによって実現される。このため、注目すべき物体が所定の位置以外に表示された場合には、注目すべき物体が歪むおそれがある。本開示は、物体を適切に表示できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本開示の一形態に係る映像表示装置は、広角レンズを有し、車両の周辺の二次元の広角映像を撮像するカメラと、車両の周辺の実空間における物体までの距離を測定するセンサと、カメラ及びセンサに接続されたコントローラと、コントローラから出力された信号に基づいて映像を表示する表示装置と、を備え、コントローラは、センサによって測定された実空間における物体までの距離に基づいて、カメラによって撮像された広角映像における物体の位置を算出し、算出された広角映像における物体の位置が表示装置の画面において水平となるように広角映像の歪みを補正する、ように構成される。
【発明の効果】
【０００６】
本開示によれば、物体を適切に表示できる技術が提供される。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、一実施形態に係る映像表示装置が備わる車両の構成の一例を示すブロック図である。
図２は、実空間の状況を示す一例である。
図３は、所定の位置に基づいて補正した広角映像を表示する画面の一例である。
図４は、物体の位置に基づいて補正した広角映像を表示する画面の一例である。
図５は、映像表示装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
【０００９】
［車両の構成］
図１は、一実施形態に係る映像表示装置が備わる車両の構成の一例を示すブロック図である。図１に示されるように、映像表示装置１は一例として車両２に搭載される。車両２は、ドライバによって運転される車両であってもよいし、自動運転車両であってもよい。映像表示装置１は、例えば、駐車支援に利用されたり、見通しの悪い交差点において車両２の先端を交差点に出して左右の交通の確認をする際に利用されたりする。
【００１０】
車両２は、カメラ１０、測距センサ１１、コントローラ１２、及び、表示装置１３を備えて構成される。
（【００１１】以降は省略されています）

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