TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025092857
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-23
出願番号
2023208239
出願日
2023-12-11
発明の名称
蓄電セル
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/533 20210101AFI20250616BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】タブリードの応力を低減する。
【解決手段】蓄電セル1は、捲回電極体100と、捲回電極体100を収容するセルケース200とを備えている。捲回電極体100は、電極板110と、タブリード140とを含んでいる。電極板110は、集電箔111と、電極材料層112とを有している。電極材料層112は、集電箔111の一部に塗工されている。タブリード140は、湾曲部141と、延出部142とを含んでいる。湾曲部141は、集電箔111のうち電極材料層112が塗工されていない未塗工部111a上に設けられ、かつ、捲回電極体100の捲回方向Xに沿って湾曲するように延びている。延出部142は、湾曲部141から延出し、かつ、捲回電極体100の軸方向Zにおいて集電箔111の一方側に出ている。湾曲部141は、軸方向Zに沿って延びる溝部141Sを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
捲回電極体と、
前記捲回電極体を収容するセルケースとを備え、
前記捲回電極体は、電極板と、タブリードとを含み、
前記電極板は、集電箔と、該集電箔の一部に塗工された電極材料層とを有し、
前記タブリードは、
前記集電箔のうち前記電極材料層が塗工されていない未塗工部上に設けられ、かつ、前記捲回電極体の捲回方向に沿って湾曲するように延びる湾曲部と、
該湾曲部から延出し、かつ、前記捲回電極体の軸方向において前記集電箔の一方側に出ている延出部とを含み、
前記湾曲部は、前記軸方向に沿って延びる溝部を有する、蓄電セル。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記湾曲部は、前記捲回方向に並ぶ複数の溝部を有する、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項3】
前記延出部は、前記湾曲部と接続している部分である根元部を有し、
前記根元部は、前記軸方向において、前記溝部と並ばないように配置されている、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項4】
前記タブリードは、前記捲回方向に並ぶ複数の延出部を有し、
前記複数の延出部の各々は、前記湾曲部と接続している部分である根元部を有し、
前記複数の延出部の各々の前記根元部は、前記軸方向において、前記溝部と並ばないように配置されている、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項5】
前記タブリードは、前記捲回方向に並ぶ複数の延出部を有し、
前記複数の延出部の各々は、前記湾曲部と接続している部分である根元部を有し、
前記複数の延出部の各々の前記根元部は、前記軸方向において前記複数の溝部のいずれとも並ばないように配置されており、
前記複数の延出部のそれぞれの前記根元部は、前記捲回方向において互いに離隔している、請求項2に記載の蓄電セル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1(特許第3203517号公報)には、従来の蓄電セルとして、電池が開示されている。当該電池は、巻回電極体と、第1の電極リードと、巻回電極体を収容した電池缶とをそれぞれ具備する。第1の電極リードは、巻回電極体の外周側の巻回端部において第1の帯状の電極と接合して設けられている。第2の電極リードは、巻回電極体の内周側の巻回端部において第2の帯状の電極と接合して設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3203517号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、蓄電セルの大型化が望まれている。蓄電セルを大型化すると、捲回電極体を流れる電流が大きくなる。このため、捲回電極体の捲回方向において、タブリード(電極リード)の長さを長くすることが考えられる。これにより、タブリードの電気抵抗が小さくなることが期待される。しかしながら、タブリードを大きくすることにより、タブリードのうち、捲回電極体の捲回方向に沿って湾曲する部分にかかる応力も増大する。
【0005】
本開示は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、タブリードの応力を低減できる、蓄電セルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の局面に係る蓄電セルは、捲回電極体と、捲回電極体を収容するセルケースとを備えている。捲回電極体は、電極板と、タブリードとを含んでいる。電極板は、集電箔と、電極材料層とを有している。電極材料層は、集電箔の一部に塗工されている。タブリードは、湾曲部と、延出部とを含んでいる。湾曲部は、集電箔のうち電極材料層が塗工されていない未塗工部上に設けられ、かつ、捲回電極体の捲回方向に沿って湾曲するように延びている。延出部は、湾曲部から延出し、かつ、捲回電極体の軸方向において集電箔の一方側に出ている。湾曲部は、上記軸方向に沿って延びる溝部を有する。
【0007】
上記の構成によれば、湾曲部が溝部で容易に折れ曲がる。よって、タブリードを捲回方向に大きくしても、湾曲部は、捲回方向により近い方向に延びることができる。ひいては、タブリードの応力を低減できる。
【0008】
本開示の一の局面に係る蓄電セルにおいて、好ましくは、湾曲部が、上記捲回方向に並ぶ複数の溝部を有する。
【0009】
上記の構成によれば、湾曲部は、捲回方向により一層近い方向に延びることができる。ひいては、タブリードの応力をより低減できる。
【0010】
本開示の一の局面に係る蓄電セルにおいて、好ましくは、延出部が、根元部を有している。根元部は、湾曲部と接続している部分である。根元部は、上記軸方向において、溝部と並ばないように配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
判定装置
今日
トヨタ自動車株式会社
ホッパー
1日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
今日
トヨタ自動車株式会社
車両下部構造
今日
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両下部構造
今日
トヨタ自動車株式会社
車両下部構造
今日
トヨタ自動車株式会社
制振制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
通信システム
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両の制御装置
今日
トヨタ自動車株式会社
動画像配信装置
今日
トヨタ自動車株式会社
車両の熱管理装置
今日
トヨタ自動車株式会社
積層体の製造方法
今日
トヨタ自動車株式会社
配送ルート計画方法
今日
トヨタ自動車株式会社
内燃機関の制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
車両の空調制御装置
今日
トヨタ自動車株式会社
サスペンション装置
今日
トヨタ自動車株式会社
排気消音器の支持構造
1日前
トヨタ自動車株式会社
ナビゲーションシステム
1日前
トヨタ自動車株式会社
ハイブリッド車両の制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
携帯端末および判断システム
今日
トヨタ自動車株式会社
携帯端末および判断システム
今日
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置及びプログラム
1日前
トヨタ自動車株式会社
方法、端末装置及びプログラム
今日
株式会社デンソー
圧電センサ
今日
トヨタ自動車株式会社
脇見判定装置及び脇見判定方法
今日
トヨタ自動車株式会社
方法、端末装置及びプログラム
今日
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置及び情報処理方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
3軸モータ駆動ベンチにおける懸架系模擬方法
1日前
トヨタ自動車株式会社
遠隔操作システム、遠隔操作管理方法、及び管理プログラム
今日
トヨタ自動車株式会社
遠隔操作システム、遠隔操作管理方法、及び管理プログラム
今日
トヨタ自動車株式会社
遠隔操作システム、遠隔オペレータ端末、及び遠隔操作管理方法
今日
トヨタ自動車株式会社
配車管理装置、配車管理方法及び配車管理用コンピュータプログラム
1日前
トヨタ自動車株式会社
乗車支援装置、乗車支援方法及び乗車支援用コンピュータプログラム
1日前
続きを見る
他の特許を見る