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公開番号2025093340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023208921
出願日2023-12-12
発明の名称ショベルの管理装置、ショベルの管理システム
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E02F 9/26 20060101AFI20250617BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】ショベルの配置計画の策定を支援する。
【解決手段】ショベルの管理装置であって、前記管理装置と通信が可能な情報処理装置から、作業現場の地盤の硬さを示す情報を取得する情報取得部と、前記作業現場の地盤の硬さを示す情報と、記憶装置に格納された、前記作業現場において行われる作業内容を示す情報を含む作業現場情報と、に基づき、前記作業現場において作業が行われた後の前記ショベルの損傷度を予測する損傷度予測部と、予測された損傷度を表示装置に表示させる表示制御部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ショベルの管理装置であって、
前記管理装置と通信が可能な情報処理装置から、作業現場の地盤の硬さを示す情報を取得する情報取得部と、
前記作業現場の地盤の硬さを示す情報と、記憶装置に格納された、前記作業現場において行われる作業内容を示す情報を含む作業現場情報と、に基づき、前記作業現場において作業が行われた後の前記ショベルの損傷度を予測する損傷度予測部と、
予測された損傷度を表示装置に表示させる表示制御部と、を有する、ショベルの管理装置。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記作業現場は、前記ショベルが過去に作業を行ったことがない新たな作業現場であり、
前記損傷度予測部は、
前記ショベルが前記新たな作業現場で作業を行った後の累積損傷度を予測する、請求項１記載のショベルの管理装置。
【請求項３】
前記作業現場情報は、
前記新たな作業現場における作業期間を示す情報を含み、
前記損傷度予測部は、
前記情報取得部により取得された前記新たな作業現場の地盤の硬さを示す情報と、前記新たな作業現場において行われる作業内容を示す情報と、前記新たな作業現場における作業期間を示す情報と、に基づき予測された、前記新たな作業現場における作業期間中の前記ショベルの累積損傷度と、
前記ショベルの稼働情報に基づき算出された、前記ショベルが前記新たな作業現場で作業を行う直前までの前記ショベルの累積損傷度と、を合算した値を、前記ショベルが前記新たな作業現場で作業を行った後の累積損傷度とする、請求項２記載のショベルの管理装置。
【請求項４】
前記表示制御部は、
前記ショベルが前記新たな作業現場で作業を行う直前までの前記ショベルの累積損傷度と、
前記ショベルが前記新たな作業現場で作業を行った後の累積損傷度と、を同一画面上に表示させる、請求項３記載のショベルの管理装置。
【請求項５】
前記記憶装置には、前記ショベルの交換予定時期を示す交換予定情報が格納されており、
前記管理装置は、
前記交換予定情報と、前記ショベルが前記新たな作業現場で作業を行った後の累積損傷度に基づき、前記新たな作業現場における前記ショベルの配置を決定する配置決定部を有し、
前記表示制御部は、
前記配置決定部により決定された、前記ショベルの配置を示す情報を前記表示装置に表示させる、請求項２記載のショベルの管理装置。
【請求項６】
前記情報取得部は、
複数の前記新たな作業現場の位置を示す情報が入力されると、複数の前記新たな作業現場毎に前記新たな作業現場の地盤の硬さを示す情報を取得し、
前記損傷度予測部は、
複数の前記新たな作業現場毎に、前記ショベルが前記新たな作業現場で作業を行った後の累積損傷度を予測し、
前記配置決定部は、
複数の前記新たな作業現場毎に、前記ショベルの配置を決定し、
前記表示制御部は、
前記配置決定部により決定された、前記ショベルの配置を示す情報を、前記新たな作業現場毎に切り換えられるように、前記表示装置に表示させる、請求項５記載のショベルの管理装置。
【請求項７】
ショベルと、前記ショベルの管理装置と、前記ショベルの支援装置と、を有する前記ショベルの管理システムであって、
前記管理装置は、
前記ショベルの管理システムの外部に設置された情報処理装置から、作業現場の地盤の硬さを示す情報を取得する情報取得部と、
前記作業現場の地盤の硬さを示す情報と、記憶装置に格納された、前記作業現場において行われる作業内容を示す情報を含む作業現場情報と、に基づき、前記作業現場において作業が行われた後の前記ショベルの損傷度を予測する損傷度予測部と、
予測された損傷度を前記支援装置に表示させる表示制御部と、を有する、ショベルの管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、ショベルの管理装置、ショベルの管理システムに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来では、過去に作業が行われた箇所の地盤の硬さを示す情報に基づいて、地盤の硬さの分布を表示させるショベルの支援装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１８－１１２０６５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上述した従来の技術では、新たな作業現場の地盤の硬さを示す情報を取得することができず、新たな作業現場で作業を行った場合の損傷度を予測することができない。このため、従来の技術では、例えば、新たな作業現場に対するショベルの配置計画を策定する際に、ショベルの寿命を考慮した配置計画を策定することが困難である。
【０００５】
本開示は、ショベルの配置計画の策定を支援することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の実施形態に係るショベルの管理装置は、前記管理装置と通信が可能な情報処理装置から、作業現場の地盤の硬さを示す情報を取得する情報取得部と、前記作業現場の地盤の硬さを示す情報と、記憶装置に格納された、前記作業現場において行われる作業内容を示す情報を含む作業現場情報と、に基づき、前記作業現場において作業が行われた後の前記ショベルの損傷度を予測する損傷度予測部と、予測された損傷度を表示装置に表示させる表示制御部と、を有する、ショベルの管理装置である。
【０００７】
本発明の実施形態に係るショベルの管理システムは、ショベルと、前記ショベルの管理装置と、前記ショベルの支援装置と、を有する前記ショベルの管理システムであって、前記管理装置は、前記ショベルの管理システムの外部に設置された情報処理装置から、作業現場の地盤の硬さを示す情報を取得する情報取得部と、前記作業現場の地盤の硬さを示す情報と、記憶装置に格納された、前記作業現場において行われる作業内容を示す情報を含む作業現場情報と、に基づき、前記作業現場において作業が行われた後の前記ショベルの損傷度を予測する損傷度予測部と、予測された損傷度を前記支援装置に表示させる表示制御部と、を有する、ショベルの管理システムである。
【発明の効果】
【０００８】
ショベルの配置計画の策定を支援できる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
第一の実施形態のショベルの管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
ショベルの側面図である。
ショベルの構成を示すブロック図の一例である。
第一の実施形態における管理装置の機能構成を説明する図である。
第一の実施形態のショベルの管理システムの動作を説明するシーケンス図である。
第一の実施形態の管理装置の処理を説明するフローチャートである。
累積損傷度について説明する図である。
第一の実施形態の表示例を示す図である。
第二の実施形態の管理装置の機能構成を説明する図である。
第二の実施形態のショベルの管理システムの動作を説明するシーケンス図である。
第二の実施形態の管理装置の処理を説明するフローチャートである。
第二の実施形態の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
（第一の実施形態）
以下に、図面を参照して、本発明の第一の実施形態について説明する。図１は、第一の実施形態のショベルの管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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