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公開番号2025094987
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023210726
出願日2023-12-14
発明の名称画像形成装置、色材管理方法、及び、プログラム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250619BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】短時間かつ高い精度で色材の使用量(消費量)の予測を行う。
【解決手段】画像形成装置101は、原稿情報Djに含まれる各原稿から抽出した特徴に基づいて類似データ毎に各原稿をグループ化するグループ化処理部13と、各グループの代表ページ(代表ページ情報Drp)を選出する代表ページ選出部14と、原稿情報からビットマップ化されたラスタデータを作成するラスタライズ部15と、ラスタデータから色材の使用量を算出する色材使用量算出部16と、を備える。ラスタライズ部は、代表ページのラスタデータ(代表ページラスタデータDrs)を作成する。色材使用量算出部は、代表ページのラスタデータを用いて代表ページの色材の使用量(色材使用量情報Dco)を算出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
原稿情報に含まれる各原稿から抽出した特徴に基づいて類似データ毎に各原稿をグループ化するグループ化処理部と、
各グループの代表ページを選出する代表ページ選出部と、
前記原稿情報からビットマップ化されたラスタデータを作成するラスタライズ部と、
前記ラスタデータから色材の使用量を算出する色材使用量算出部と、を備え、
前記ラスタライズ部は、前記代表ページのラスタデータを作成し、
前記色材使用量算出部は、前記代表ページのラスタデータを用いて前記代表ページの色材の使用量を算出する、
画像形成装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記グループ化処理部は、全体の原稿情報から、原稿の特徴を抽出して比較し、比較結果が任意に定められた閾値以下のものを同グループと判断する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記グループ化処理部は、原稿の特徴を抽出する際に、前記ラスタライズ部によって低解像度にラスタライズされた全体の原稿の低解像度ラスタデータを利用する、
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記グループ化処理部は、原稿の特徴を抽出する際に、全体の原稿情報に含まれる画像データを利用する、
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記グループ化処理部は、原稿の特徴を抽出する際に、全体の原稿情報に含まれる特定ラインのデータを利用する、
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記グループ化処理部は、原稿の特徴を抽出する際に、全体の原稿情報に含まれるオブジェクトの配置情報と色情報を利用する、
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記代表ページ選出部は、グループが切り替わる区切りページを、前記代表ページとして選出する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記代表ページ選出部は、グループ内において特徴分布の中央値のページを、前記代表ページとして選出する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記代表ページ選出部は、グループ内からランダムに選出されたページを、前記代表ページとして選出する、
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記代表ページ選出部は、前記グループ化処理部よりも先に前記代表ページを選出し、
前記グループ化処理部は、前記代表ページ選出部によって選出された代表ページと代表ページとの間を同グループと判断する、
請求項1に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、色材管理方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置(印刷機)において、印刷開始前に色材のコスト(トナーやインク等の色材の使用量等)を知りたい、という要望が存在する。印刷開始前に色材のコストを知ることで、見積もり金額を決める基準を比較したり、複数の画像形成装置間でどの画像形成装置を利用した方が印刷コストを抑えられるのかを比較することが可能である。
【0003】
このような要望について、印刷ジョブデータをラスタライズしたラスタデータから色材(トナー)の使用量を算出することで、色材のコストの正確な値を算出することができる。ただし、印刷ジョブデータをラスタライズする際に、比較的多大な処理時間を要してしまう。そのため、画像形成装置には、比較的短時間で印刷コストをユーザに提示することが望まれている。
【0004】
そこで、例えば特許文献1には、予め定められたレコード数の色材の使用量(トナー消費量)の予測値の平均を算出し、算出された平均の値に基づいて印刷ジョブで消費する色材の使用量を予測する技術が提案されている。このような特許文献1に記載の従来技術は、比較的短時間で印刷コストをユーザに提示することができる。そして、特許文献1に記載の従来技術は、特定のバリアブル原稿(固定領域が最終ページまで同じ原稿)に対して、ある程度の算出精度で全ページ分の原稿の色材使用量(ひいては、印刷コスト)を比較的短時間でユーザに提示することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-282947号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載された従来技術は、たとえ原稿がバリアブル原稿(固定領域が最終ページまで同じ原稿)であっても、途中で配色(色調)が変わる場合に、途中から色材使用量が変動するため、色材使用量を好適に算出することができない。ここで、「途中で配色(色調)が変わる場合」とは、例えば、印刷ジョブの原稿全体が似たような内容の類似原稿であるものの、途中(特定ページ)から配色(色調)が変わる場合等である。特許文献1に記載された従来技術は、途中で配色が変わる場合に、間違ったコスト算出を行うことがある。そのため、短時間かつ高い精度で色材の使用量の予測(算出)を行うことが望まれている。なお、途中で配色が変わる場合、高速化処理を実施できずに終わってしまうこともある。
【0007】
本発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、短時間かつ高い精度で色材の使用量(消費量)の予測を行うことができる画像形成装置、色材管理方法、及び、プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の上記課題は、下記の手段により解決される。
【0009】
(1)画像形成装置であって、原稿情報に含まれる各原稿から抽出した特徴に基づいて類似データ毎に各原稿をグループ化するグループ化処理部と、各グループの代表ページを選出する代表ページ選出部と、前記原稿情報からビットマップ化されたラスタデータを作成するラスタライズ部と、前記ラスタデータから色材の使用量を算出する色材使用量算出部と、を備え、前記ラスタライズ部は、前記代表ページのラスタデータを作成し、前記色材使用量算出部は、前記代表ページのラスタデータを用いて前記代表ページの色材の使用量を算出する、画像形成装置。
【0010】
(2)前記グループ化処理部は、全体の原稿情報から、原稿の特徴を抽出して比較し、比較結果が任意に定められた閾値以下のものを同グループと判断する、上記(1)に記載の画像形成装置。
(【0011】以降は省略されています)

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