TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025095084
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023210887
出願日
2023-12-14
発明の名称
乗物用天井内装材
出願人
株式会社HOWA
代理人
弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類
B60R
13/02 20060101AFI20250619BHJP(車両一般)
要約
【課題】赤外線を反射する金属膜を用いることなく、天井のボデー外板から搭乗スペースに到達する熱輻射を抑制する乗物用天井内装材を提供する。
【解決手段】
自動車10の天井10Bにおいて当該天井10Bのボデー外板11を搭乗スペース10A側から覆う乗物用天井内装材100であって、ボデー外板11側から搭乗スペース10A側に向かって複数の層が積層された積層構造105を備え、積層構造105は、層内に到達する熱輻射R1Bを吸収する熱輻射吸収材M10が配合された層である天井基材120を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
乗物の天井において当該天井のボデー外板を搭乗スペース側から覆う乗物用天井内装材であって、
前記ボデー外板側から前記搭乗スペース側に向かって複数の層が積層された積層構造を備え、
前記積層構造は、層内に到達する熱輻射を吸収する熱輻射吸収材が配合された層である熱輻射吸収層を含む、
乗物用天井内装材。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の乗物用天井内装材であって、
前記熱輻射吸収材からの熱輻射が無指向である、
乗物用天井内装材。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の乗物用天井内装材であって、
前記熱輻射吸収層は、前記搭乗スペース側から前記ボデー外板の全体を覆うように設けられている、
乗物用天井内装材。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の乗物用天井内装材であって、
前記積層構造は、熱伝導率が前記熱輻射吸収層の熱伝導率よりも小さい層である断熱層を含み、
前記断熱層は、前記熱輻射吸収層よりも前記搭乗スペース側となる位置に設けられている、
乗物用天井内装材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、乗物用天井内装材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
乗物において、その天井のボデー外板が太陽光により加熱されると、当該ボデー外板から熱が輻射される。この熱が搭乗スペースに到達すると、搭乗スペースの温度を上昇させるため、夏季の冷房エネルギー増加の要因となり得る。
【0003】
この問題に対処する技術としては、例えば、特許文献1に開示の車両用天井材の技術が知られている。この技術では、車両用天井材を補強する裏面側繊維層に赤外線反射層を接着させている。これにより、車両用天井材は、天井のボデー外板から輻射される熱を遮蔽している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-129308号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記車両用天井材の赤外線反射層には、アルミ蒸着フィルム(金属膜)が用いられている。このため、上記従来技術では、車両用天井材に車内の電気配線と、赤外線反射層とを絶縁する保護層を設ける等の短絡対策が必要であった。
【0006】
本開示は、赤外線を反射する金属膜を用いることなく、天井のボデー外板から搭乗スペースに到達する熱輻射を抑制する乗物用天井内装材を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
まず、第1の開示は、乗物の天井において当該天井のボデー外板を搭乗スペース側から覆う乗物用天井内装材であって、前記ボデー外板側から前記搭乗スペース側に向かって複数の層が積層された積層構造を備え、前記積層構造は、層内に到達する熱輻射を吸収する熱輻射吸収材が配合された層である熱輻射吸収層を含むものである。
【0008】
第1の開示に係る乗物用天井内装材によれば、積層構造に含まれている熱輻射吸収層は、天井のボデー外板から搭乗スペースに進入しようとする熱輻射を熱輻射吸収材により吸収する。これにより、熱輻射を反射させる金属膜を用いることなく、天井のボデー外板から搭乗スペースに到達する熱輻射を抑制することが可能な乗物用天井内装材を提供することができる。
【0009】
ここで、第1の開示に係る乗物用天井内装材は、後述する第2の開示に係る乗物用天井内装材であっても良い。この第2の開示に係る乗物用天井内装材であって、前記熱輻射吸収材からの熱輻射が無指向であるものである。
【0010】
第1の開示に係る乗物用天井内装材によれば、熱輻射吸収層において、熱輻射を吸収した熱輻射吸収材は温度が上昇する。そうすると、熱輻射吸収材は、吸収した熱エネルギーを熱輻射で発散させる。ここで、第2の開示に係る乗物用天井内装材によれば、熱輻射吸収材からの熱輻射は、指向性が無く、全方向に輻射される。このため、熱輻射吸収材からの熱輻射の一部が、搭乗スペースの外側に向かう。これにより、乗物用天井内装材は、搭乗スペースに到達する熱輻射を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社HOWA
遮音構造
3日前
株式会社HOWA
乗物用天井内装材
3日前
株式会社HOWA
ハニカムコア材および複合ハニカム
3日前
個人
カーテント
26日前
個人
警告装置
2か月前
個人
車窓用防虫網戸
1か月前
個人
小型EVシステム
2か月前
個人
車輪清掃装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
18日前
個人
キャンピングトライク
13日前
井関農機株式会社
作業車両
20日前
個人
アクセルのソフトウェア
3日前
個人
キャンピングトレーラー
13日前
個人
車両用スリップ防止装置
4日前
個人
ワイパーゴム性能保持具
1か月前
井関農機株式会社
収穫作業車両
1か月前
株式会社クラベ
ヒータユニット
1か月前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
10日前
井関農機株式会社
作業車両
10日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社ユーシン
照明装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用投影装置
20日前
日本精機株式会社
車両用投影装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
車両
17日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
4日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
1か月前
AGC株式会社
車両用窓ガラス
6日前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
2か月前
AGC株式会社
車両用窓ガラス
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
1か月前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
12日前
株式会社東洋シート
車両用シート構造
5日前
スズキ株式会社
車両の制御装置
1か月前
続きを見る
他の特許を見る