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公開番号2025096571
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2025066664,2024019163
出願日2025-04-15,2017-07-03
発明の名称管理システム、管理方法、サーバ装置及び携帯端末
出願人高砂熱学工業株式会社
代理人弁理士法人ITOH
主分類G06Q 10/00 20230101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約【課題】建築設備に用いられる資機材を管理する際の管理負荷を低減させる。
【解決手段】管理システムであって、携帯端末は、資機材を建築設備に取り付け、該建築設備の一部として機能させるまでの複数の作業工程のうち、1の作業工程を選択し、前記資機材に取り付けられた識別部材より、資機材の識別情報を取得し、選択された前記作業工程を示す情報を、取得された前記識別情報と対応付けて、サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記資機材の配置を示すBIMデータを格納し、前記携帯端末から、前記識別情報と前記資機材の作業工程とを含む実績登録データを受信するごとに、前記BIMデータ内の資機材の作業工程を特定し、特定した資機材の作業工程完了情報を、前記BIMデータ内の特定した資機材の属性情報に反映することで、前記複数の作業工程それぞれの前記完了情報を前記BIMデータに順次反映する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
携帯端末と、該携帯端末と通信するサーバ装置とを有する管理システムであって、
前記携帯端末は、
資機材を、所定の建築設備に取り付け、該建築設備の一部として機能させるまでの複数の作業工程のうち、1の作業工程を選択する選択部と、
前記資機材に取り付けられた識別部材より、資機材を識別するための識別情報を取得するための取得部と、
選択された前記作業工程を示す情報を、取得された前記識別情報と対応付けて、前記サーバ装置に送信する送信部と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記資機材の配置を示すBIMデータを格納する格納部と、
前記携帯端末から、前記識別情報と前記資機材の作業工程とを含む実績登録データを受信する受信部と、
前記実績登録データを受信するごとに、前記BIMデータ内の資機材の作業工程を特定し、特定した資機材の作業工程が完了したことを示す完了情報を、前記BIMデータ内の特定した資機材の属性情報に反映することで、前記複数の作業工程それぞれの前記完了情報を前記BIMデータに順次反映する登録部と
を有する管理システム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記登録部は、前記BIMデータ内の各資機材を示すイラストのうち、特定した資機材を示すイラストに、前記完了情報を反映する、
請求項1に記載の管理システム。
【請求項3】
前記登録部は、前記BIMデータ内の各資機材を示すイラストのうち、特定した資機材を示すイラストに対応する位置に、前記完了情報を反映する、
請求項1に記載の管理システム。
【請求項4】
前記登録部は、
前記携帯端末によって取付完了登録処理が実行されることで、前記識別情報と前記資機材の取付完了とを含む実績登録データを受信した場合に、前記実績登録データに基づいて特定した資機材の取付完了情報を、前記BIMデータ内の資機材の属性情報に反映する、
請求項1に記載の管理システム。
【請求項5】
前記登録部は、
前記携帯端末によって検査完了登録処理が実行されることで、前記識別情報と前記資機材の検査完了とを含む実績登録データを受信した場合に、前記実績登録データに基づいて特定した資機材の検査完了情報を、前記BIMデータ内の資機材の属性情報に反映する、
請求項1に記載の管理システム。
【請求項6】
前記登録部は、
前記携帯端末によって試運転完了登録処理が実行されることで、前記識別情報と前記資機材の試運転完了とを含む実績登録データを受信した場合に、前記実績登録データに基づいて特定した資機材の試運転完了情報を、前記BIMデータ内の資機材の属性情報に反映する、
請求項1に記載の管理システム。
【請求項7】
携帯端末と、該携帯端末と通信するサーバ装置とを有する管理システムにおける管理方法であって、
前記携帯端末が、
資機材を、所定の建築設備に取り付け、該建築設備の一部として機能させるまでの複数の作業工程のうち、1の作業工程を選択する工程と、
前記資機材に取り付けられた識別部材より、資機材を識別するための識別情報を取得する工程と、
選択された前記作業工程を示す情報と、取得された前記識別情報と対応付けて、前記サーバ装置に送信する工程と、を実行し、
前記サーバ装置が、
前記資機材の配置を示すBIMデータを格納する工程と、
前記携帯端末から、前記識別情報と前記資機材の作業工程とを含む実績登録データを受信する工程と、
前記実績登録データを受信するごとに、前記BIMデータ内の資機材の作業工程を特定し、特定した資機材の作業工程が完了したことを示す完了情報を、前記BIMデータ内の特定した資機材の属性情報に反映することで、前記複数の作業工程それぞれの前記完了情報を前記BIMデータに順次反映する工程と
を実行する管理方法。
【請求項8】
携帯端末と通信するサーバ装置であって、
資機材の配置を示すBIMデータを格納する格納部と、
前記資機材に取り付けられた識別部材より、前記資機材を識別するための識別情報を取得した前記携帯端末から、前記資機材の複数の作業工程のうちの1の作業工程が完了するごとに、前記識別情報と前記完了した1の作業工程とを含む実績登録データを受信する受信部と、
前記実績登録データを受信するごとに、前記BIMデータ内の資機材の作業工程を特定し、特定した資機材の作業工程が完了したことを示す完了情報を、前記BIMデータ内の特定した資機材の属性情報に反映することで、前記複数の作業工程それぞれの前記完了情報を前記BIMデータに順次反映する登録部と
を有するサーバ装置。
【請求項9】
サーバ装置と通信する携帯端末であって、
資機材を、所定の建築設備に取り付け、該建築設備の一部として機能させるまでの複数の作業工程のうち、1の作業工程を選択する選択部と、
前記資機材に取り付けられた識別部材より、資機材を識別するための識別情報を取得するための取得部と、
選択された前記作業工程を示す情報と、取得された前記識別情報と対応付けて、実績登録データとして、前記サーバ装置に送信する送信部と、を有し、
前記サーバ装置に送信するごとに、前記サーバ装置では、前記実績登録データによって、前記資機材の配置を示すBIMデータ内の資機材の作業工程が特定され、特定された資機材の作業工程が完了したことを示す完了情報が、前記BIMデータ内の特定された資機材の属性情報に反映されることで、前記複数の作業工程それぞれの前記完了情報が前記BIMデータに順次反映される、
携帯端末。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管理システム、管理方法、サーバ装置及び携帯端末に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスビルや工場等に納入される建築設備(例えば、空調システムや排煙設備等)には、多数の資機材が用いられる。一般に、これらの資機材は、部品業者によって製作され、工事業者によって現場に取り付けられた後、システム納入業者によって試運転が行われる。つまり、建築設備の一部として機能させるまでの間に、資機材は種々の作業工程を経ることになる。
【0003】
このため、システム納入業者は、建築設備を納入するまでの間、各資機材がいずれの作業工程にあるのかを管理しておくことが求められる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-108015号公報
特開2017-046085号公報
【非特許文献】
【0005】
"IoT、CPSを活用したスマート建設生産システム"、[online]、2016年3月3日、産業競争力懇談会COCN、[平成29年6月30日検索]、インターネット(URL:http://www.cocn.jp/thema85-L.pdf)
"MANICAタッチレンタルNFCカスタマイズ導入事例"、[online]、Hayato Information、[平成29年6月30日検索]、インターネット(URL:http://www.hayato.info/home/jirei_kajima.htm)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、建築設備に用いられる資機材の数は膨大であり、資機材ごとに作業工程を管理しようとすると、システム納入業者等には高い管理負荷がかかることになる。
【0007】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、建築設備に用いられる資機材を管理する際の管理負荷を低減させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の各実施形態に係る管理システムは、以下のような構成を有する。すなわち、
携帯端末と、該携帯端末と通信するサーバ装置とを有する管理システムであって、
前記携帯端末は、
資機材を、所定の建築設備に取り付け、該建築設備の一部として機能させるまでの複数の作業工程のうち、1の作業工程を選択する選択部と、
前記資機材に取り付けられた識別部材より、資機材を識別するための識別情報を取得するための取得部と、
選択された前記作業工程を示す情報を、取得された前記識別情報と対応付けて、前記サーバ装置に送信する送信部と、を有し、
前記サーバ装置は、
前記資機材の配置を示すBIMデータを格納する格納部と、
前記携帯端末から、前記識別情報と前記資機材の作業工程とを含む実績登録データを受信する受信部と、
前記実績登録データを受信するごとに、前記BIMデータ内の資機材の作業工程を特定し、特定した資機材の作業工程が完了したことを示す完了情報を、前記BIMデータ内の特定した資機材の属性情報に反映することで、前記複数の作業工程それぞれの前記完了情報を前記BIMデータに順次反映する登録部とを有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の各実施形態によれば、建築設備に用いられる資機材を管理する際の管理負荷を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
複数の資機材を建築設備に取り付け、当該建築設備の一部として機能させるまでの作業工程の一例を示す図である。
各作業工程における登録処理の概要を示す図である。
資機材に貼り付けられる識別部材の一例を示す図である。
資機材に貼り付けられる識別部材の他の一例を示す図である。
資機材に貼り付けられる識別部材の他の一例を示す図である。
識別部材の資機材への貼り付け方法を示す図である。
登録処理を実現する管理システムのシステム構成の一例を示す図である。
管理システムにおいて実行される処理の流れを示すシーケンス図である。
サーバ装置に格納される管理データの一例を示す図である。
サーバ装置に格納されるBIMデータの一例を示す図である。
サーバ装置及びスマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。
サーバ装置及びスマートフォンの機能構成の一例を示す図である。
実績登録フェーズにおいて実行される出荷登録処理の流れを示すシーケンス図である。
スマートフォンに表示される出荷登録画面の一例を示す図である。
実績登録フェーズにおいて実行される受取完了登録処理の流れを示すシーケンス図である。
スマートフォンに表示される受取完了登録画面の一例を示す図である。
実績登録フェーズにおいて実行される仮置完了登録処理の流れを示すシーケンス図である。
スマートフォンに表示される仮置完了登録画面の一例を示す図である。
スマートフォンに表示される取付完了登録画面の一例を示す図である。
スマートフォンに表示される検査完了登録画面の一例を示す図である。
スマートフォンに表示される試運転完了登録画面の一例を示す図である。
サーバ装置に格納される実績登録データの一例を示す図である。
サーバ装置による閲覧処理の流れを示すフローチャートである。
サーバ装置による履歴画面表示処理の流れを示すフローチャートである。
一覧画面の一例を示す図である。
履歴画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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