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公開番号2025098853
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215257
出願日2023-12-20
発明の名称ズームレンズ、投写型表示装置、及び撮像装置
出願人富士フイルム株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類G02B 15/20 20060101AFI20250625BHJP(光学)
要約【課題】中間像を形成し、高倍率を有しながら、良好な光学性能を保持するズームレンズ、このズームレンズを備えた投写型表示装置、及びこのズームレンズを備えた撮像装置を提供する。
【解決手段】ズームレンズは、拡大側から縮小側へ順に、第1光学系と、第2光学系とからなる。第2光学系は縮小側結像面と共役な位置に中間像を形成し、第1光学系は中間像を拡大側結像面に再結像させる。第2光学系の最も拡大側のレンズは、拡大側に凸面を向けた正レンズである。第2光学系は、最も拡大側から縮小側へ順に連続して、変倍の際にそれぞれ移動する第1移動レンズ群と、第2移動レンズ群と、第3移動レンズ群とを含む。ズームレンズ全体の中で、変倍の際に移動するレンズ群は、第1~第3移動レンズ群のみである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
拡大側から縮小側へ光路に沿って順に、第1光学系と、第2光学系とからなるズームレンズであって、
前記第2光学系は縮小側結像面と共役な位置に中間像を形成し、前記第1光学系は前記中間像を拡大側結像面に再結像させ、
前記第2光学系の最も拡大側のレンズは、拡大側に凸面を向けた正レンズであり、
変倍の際に隣り合う群との光軸方向の間隔が変化する群を1つのレンズ群とした場合、
前記第2光学系は、最も拡大側から縮小側へ光路に沿って順に連続して、変倍の際に移動する正の屈折力を有する第1移動レンズ群と、変倍の際に移動する第2移動レンズ群と、変倍の際に移動する正の屈折力を有する第3移動レンズ群とを含み、
前記ズームレンズ全体の中で、変倍の際に移動するレンズ群は、前記第1移動レンズ群と、前記第2移動レンズ群と、前記第3移動レンズ群とのみである
ズームレンズ。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記第2光学系は、最も縮小側に、変倍の際に前記縮小側結像面に対して固定された固定レンズ群を含む
請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項3】
前記固定レンズ群は、正の屈折力を有する
請求項2に記載のズームレンズ。
【請求項4】
縮小側がテレセントリックに構成されている
請求項2に記載のズームレンズ。
【請求項5】
第2移動レンズ群は、負の屈折力を有する
請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項6】
広角端における前記ズームレンズの焦点距離をfw、
前記第1光学系の焦点距離をfr1とした場合、
0.8<fr1/|fw|<5 (1)
で表される条件式(1)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項7】
前記第1光学系は、正レンズと、負レンズと、正レンズとが順に接合された接合レンズを含む
請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項8】
広角端における前記第1光学系の拡大側から2番目のレンズの拡大側の面の有効径は、広角端における前記第1光学系の最も縮小側のレンズの拡大側の面の有効径よりも小さい
請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項9】
前記第2移動レンズ群は、1枚の負レンズと、1枚の正レンズとからなる
請求項1に記載のズームレンズ。
【請求項10】
前記第1移動レンズ群の焦点距離をf1、
前記第2移動レンズ群の焦点距離をf2、
前記第3移動レンズ群の焦点距離をf3とした場合、
0<|f1/f2|<0.75 (2)
0<|f3/f2|<0.75 (3)
で表される条件式(2)及び(3)を満足する請求項1に記載のズームレンズ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、ズームレンズ、投写型表示装置、及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
投写型表示装置又は撮像装置に適用可能なズームレンズとして下記特許文献1及び特許文献2に記載の結像光学系が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-052385号公報
特開2021-026087号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
中間像を形成するズームレンズにおいて、高倍率を有しながら、良好な光学性能を保持することが求められている。これらの要求レベルは、年々高まっている。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みなされたものであり、中間像を形成するズームレンズにおいて、高倍率を有しながら、良好な光学性能を保持するズームレンズ、このズームレンズを備えた投写型表示装置、及びこのズームレンズを備えた撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、拡大側から縮小側へ光路に沿って順に、第1光学系と、第2光学系とからなるズームレンズであって、第2光学系は縮小側結像面と共役な位置に中間像を形成し、第1光学系は中間像を拡大側結像面に再結像させ、第2光学系の最も拡大側のレンズは、拡大側に凸面を向けた正レンズであり、変倍の際に隣り合う群との光軸方向の間隔が変化する群を1つのレンズ群とした場合、第2光学系は、最も拡大側から縮小側へ光路に沿って順に連続して、変倍の際に移動する正の屈折力を有する第1移動レンズ群と、変倍の際に移動する第2移動レンズ群と、変倍の際に移動する正の屈折力を有する第3移動レンズ群とを含み、ズームレンズ全体の中で、変倍の際に移動するレンズ群は、第1移動レンズ群と、第2移動レンズ群と、第3移動レンズ群とのみである。
【0007】
上記態様のズームレンズにおいて、第2光学系は、最も縮小側に、変倍の際に縮小側結像面に対して固定された固定レンズ群を含むことが好ましい。
【0008】
上記態様のズームレンズにおいて、固定レンズ群は、正の屈折力を有することが好ましい。
【0009】
上記態様のズームレンズにおいて、縮小側がテレセントリックに構成されていることが好ましい。
【0010】
上記態様のズームレンズにおいて、第2移動レンズ群は、負の屈折力を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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