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公開番号2025099573
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216346
出願日2023-12-22
発明の名称圧電デバイス及び超音波流量計
出願人アズビル株式会社,アズビル金門株式会社
代理人弁理士法人山王内外特許事務所
主分類G01F 1/667 20220101AFI20250626BHJP(測定;試験)
要約【課題】音響インピーダンスの差を大きくすることで、振動の筐体への伝達を抑制することができる圧電デバイスを提供する。
【解決手段】圧電デバイス40は、ケース部材20a,20bに設けられ、圧電素子42が取り付けられる金属板41を内周部に支持するパッキン45を備える。パッキン45は、ケース部材20a,20bと金属板41との間に中空部Sを形成する突出部53を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
筐体に設けられ、圧電素子が取り付けられる取付板を内周部に支持するパッキンを備え、
前記パッキンは、
前記筐体と前記取付板との間に中空部を形成する中空形成部を有する
ことを特徴とする圧電デバイス。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記中空部は、前記パッキンの周方向に沿って複数形成される
ことを特徴とする請求項1記載の圧電デバイス。
【請求項3】
前記中空形成部は、
前記パッキンの外周面から外側に向けて突出し、前記筐体に接触する突出部である
ことを特徴とする請求項1記載の圧電デバイス。
【請求項4】
前記中空形成部は、前記筐体に対して点接触又は線接触する
ことを特徴とする請求項1記載の圧電デバイス。
【請求項5】
請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の圧電デバイスを一対備える
ことを特徴とする超音波流量計。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、圧電デバイス及び超音波流量計に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、圧電素子を有する圧電デバイスが開示されている。特許文献1に開示された圧電デバイスは、圧電素子を伸縮させることで振動を発生させる。また、特許文献1に開示された圧電デバイスは、圧電素子が取り付けられる取付板を、制振部材を介して、筐体に固定するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/164890号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された圧電デバイスは、樹脂材料で形成した制振部材の外周部に突起を設けている。この突起は、筐体に当接している。このため、特許文献1に開示された圧電デバイスは、圧電素子の振動、及び、この振動を受けて発生する取付板の振動を減衰させて、筐体への振動の伝達を抑制している。
【0005】
ここで、音の伝わり易さを示す音響インピーダンスの観点から考えると、固体同士の間では、互いの音響インピーダンス間に、殆ど差が生じない。このため、特許文献1に開示された圧電デバイスにおいては、制振部材の突起と筐体とを互いに接触させても、それらの音響インピーダンスの差が小さいため、制振部材から筐体への振動の伝達を十分に抑制することができない。
【0006】
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、音響インピーダンスの差を大きくすることで、振動の筐体への伝達を抑制することができる圧電デバイスを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る圧電デバイスは、筐体に設けられ、圧電素子が取り付けられる取付板を内周部に支持するパッキンを備え、パッキンは、筐体と取付板との間に中空部を形成する中空形成部を有するものである。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、音響インピーダンスの差を大きくすることで、振動の筐体への伝達を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る圧電デバイスが適用される超音波流量計の外観斜視図である。
実施の形態1に係る圧電デバイスがケース部材に取り付けられた状態の斜視図である。図2Aは、キャップがケース部材から取り外された状態を示す図である。図2Bは、キャップがケース部材に取り付けられた状態を示す図である。
実施の形態1に係る圧電デバイスの外観斜視図である。図3Aは、圧電デバイスを上方側から見た図である。図3Bは、圧電デバイスを下方側から見た図である。
パッキンを正面側から見た外観斜視図である。
パッキンを背面側から見た外観斜視図である。
圧電デバイスをケース部材に取り付けた状態の平面図である。
変形例となる中空形成部を部分的に示す図である。図7Aは、矩形の中空部を有する中空形成部を示す図である。図7Bは、円形の中空部を有する中空形成部を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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