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公開番号2025100152
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217308
出願日2023-12-22
発明の名称車両下部構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B62D 25/20 20060101AFI20250626BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】車両の乗り心地の向上を図ることができる車両下部構造を得る。
【解決手段】車両10は、車両側部10Aにおける車両下側の一部を構成し、車両前後方向に沿って配置されたロッカ22と、ロッカ22内に設けられた本体部42、本体部42から車両上下方向に突出して突出方向側に位置するロッカ22の壁面に接合された第1突出部36B、第1突出部38B、第2突出部36C及び第2突出部38Cを備えた補強部34とを有している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両側部における車両下側の一部を構成し、車両前後方向に沿って配置されたロッカと、
前記ロッカ内に設けられた本体部と、当該本体部から車両上下方向に突出して突出方向側に位置する当該ロッカの壁面に接合された突出部と、を備えた補強部と、
を有する車両下部構造。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記本体部は、内部が車両幅方向に区画された衝撃吸収部とされ、
前記突出部としての第1突出部が前記衝撃吸収部から車両上側に突出して前記ロッカの車両上側の部分に接合され、
前記突出部としての第2突出部が前記衝撃吸収部から車両下側に突出して前記ロッカの車両下側の部分に接合されている、
請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項3】
前記第1突出部及び前記第2突出部は車両上下方向において組となって配置され、
前記組とされた前記第1突出部及び前記第2突出部は、前記ロッカの車両幅方向の中心に対して車両幅方向において同じ側に配置されている、
請求項2に記載の車両下部構造。
【請求項4】
前記本体部は、前記ロッカの車両幅方向外側の部分及び車両幅方向内側の部分に接合されている、
請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項5】
前記補強部は、前記ロッカ内に設けられると共に両上下方向に延在しかつ当該ロッカの車両上側の部分と車両下側の部分とを繋ぐシェアパネルをさらに備える、
請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項6】
前記突出部は、前記本体部の車両上側の部分及び車両下側の部分の少なくとも一方と一体に形成されている、
請求項1に記載の車両下部構造。
【請求項7】
前記本体部における前記突出部が設けられた部分及び当該突出部は、同一の板材で構成されている、
請求項6に記載の車両下部構造。
【請求項8】
前記突出部における前記ロッカと接合された接合面と、当該ロッカにおける当該接合面と接合された部分とが、車両前後方向から見て平行な状態となっている、
請求項1に記載の車両下部構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両下部構造に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車体下部構造に関する発明が開示されている。この車体下部構造では、ロッカ内に箱型のバルクヘッドが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-188986号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両上下方向の荷重に対するロッカの剛性が小さい場合、車両の走行中においてロッカの断面が車両上下方向に伸縮するように変形することで乗員側にロードノイズが伝搬し、車両の乗り心地が悪くなることが考えられる。
【0005】
この点、上記先行技術では、ロッカとバルクヘッドとが直接的に接合されていないため、バルクヘッドは、ロッカの剛性の確保に寄与しない。また、ロッカの車両上側と車両下側とが板状のスチフナで繋がれてはいるものの、車両上下方向の荷重に対するロッカの剛性の確保という観点においては改善の余地がある。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、車両の乗り心地の向上を図ることができる車両下部構造を得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の態様に係る車両下部構造は、車両側部における車両下側の一部を構成し、車両前後方向に沿って配置されたロッカと、前記ロッカ内に設けられた本体部と、当該本体部から車両上下方向に突出して突出方向側に位置する当該ロッカの壁面に接合された突出部と、を備えた補強部と、有している。
【0008】
第1の態様に係る車両下部構造によれば、車両側部における車両下側の一部がロッカで構成されており、このロッカは、車両前後方向に沿って配置されている。
【0009】
ところで、車両上下方向の荷重に対するロッカの剛性が小さい場合、車両の走行中においてロッカの断面が車両上下方向に伸縮するように変形することで乗員側にロードノイズが伝搬し、車両の乗り心地が悪くなることが考えられる。
【0010】
ここで、本態様では、本体部と突出部とを備えた補強部によってロッカが補強されている。詳しくは、本体部はロッカ内に設けられており、突出部は、本体部から車両上下方向に突出して突出部の突出方向側に位置するロッカの壁面に接合されている。
(【0011】以降は省略されています)

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