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公開番号
2025101229
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217916
出願日
2023-12-25
発明の名称
電極複合体、電池、及び、電極複合体の製造方法
出願人
愛三工業株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H01M
4/13 20100101AFI20250630BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電極収容体内の液体成分が揮発することを抑制することができる技術を提供する。
【解決手段】電極複合体は、正極集電体又は負極集電体のいずれか一方と、正極集電体又は負極集電体の一部を収容する電極収容体と、正極集電体又は負極集電体の周囲で電極収容体内に収容される電解液を含む発電要素と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
正極集電体又は負極集電体のいずれか一方と、
前記正極集電体又は前記負極集電体の一部を収容する電極収容体と、
前記正極集電体又は前記負極集電体の周囲で前記電極収容体内に収容される電解液を含む発電要素と、を備える、電極複合体。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電極複合体であって、
前記電極収容体は、イオン交換体からなる、電極複合体。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の電極複合体であって、
前記電極収容体は、前記電極収容体内の前記正極集電体又は前記負極集電体に対して傾斜する傾斜部を備え、
前記傾斜部は、前記電極収容体内の前記正極集電体又は前記負極集電体の先端部に向けて接近するように傾斜する、電極複合体。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の電極複合体であって、
前記電極収容体は、前記電極収容体内の前記正極集電体又は前記負極集電体の側縁部を保持する保持部を備える、電極複合体。
【請求項5】
正極複合体と、負極複合体と、前記正極複合体と前記負極複合体を収容する外側収容体と、を備える電池であって、
前記正極複合体は、
正極集電体と、
前記正極集電体の一部を収容する正極収容体と、
前記正極集電体の周囲で前記正極収容体内に収容される電解液を含む発電要素と、を備え、
前記負極複合体は、
負極集電体と、
前記負極集電体の一部を収容する負極収容体と、
前記負極集電体の周囲で前記負極収容体内に収容される電解液を含む発電要素と、を備える、電池。
【請求項6】
請求項5に記載の電池であって、
前記正極複合体と前記負極複合体は、前記外側収容体の外側において前記正極集電体の先端部と前記負極集電体の先端部とが異なる方向を向くように配置されている、電池。
【請求項7】
電極収容体の開口部から電解液を含む発電要素と、正極集電体又は負極集電体のいずれか一方とを前記電極収容体内に収容した状態で、前記電極収容体の前記開口部を封止する工程を備える、電極複合体の製造方法。
【請求項8】
請求項7に記載の電極複合体の製造方法であって、
前記電極収容体は、シート状の基材を袋状にした構成である、電極複合体の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、電極複合体、電池、及び、電極複合体の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に電池が開示されている。特許文献1の電池は、正極端子及び負極端子の両方と、正極端子の一部及び負極端子の一部を収容する収容体と、収容体内に収容される発電要素とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-006632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の電池では、正極端子及び負極端子の両方が収容体内に収容されている状態で収容体が封止されるので、収容体の封止に時間を要することがある。そうすると、収容体が開放されている時間が長くなり、その間に収容体内の液体成分が揮発することがある。本明細書は、電極収容体内の液体成分が揮発することを抑制することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、電極複合体が、正極集電体又は負極集電体のいずれか一方と、前記正極集電体又は前記負極集電体の一部を収容する電極収容体と、前記正極集電体又は前記負極集電体の周囲で前記電極収容体内に収容される電解液を含む発電要素と、を備えている。
【0006】
この構成によると、正極集電体又は負極集電体のいずれか一方が電極収容体内に収容されている状態で電極収容体を封止することができるので、電極収容体の封止に要する時間を短くすることができる。これにより、電極収容体内の発電要素に含まれる液体成分が揮発することを抑制することができる。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記電極収容体は、イオン交換体からなるものでもよい。
【0008】
この構成によると、正極集電体又は負極集電体のいずれか一方を備え、他方を備えない電極複合体であっても、他方を備える電極複合体と組み合わせることにより、電池として機能させることができる。
【0009】
第3の態様では、上記第1又は第2の態様において、前記電極収容体は、前記電極収容体内の前記正極集電体又は前記負極集電体に対して傾斜する傾斜部を備えていてもよい。前記傾斜部は、前記電極収容体内の前記正極集電体又は前記負極集電体の先端部に向けて接近するように傾斜してもよい。この構成によると、電極収容体内に発電要素を効率良く収容することができる。
【0010】
第4の態様では、上記第1から第3の態様のいずれか一つにおいて、前記電極収容体は、前記電極収容体内の前記正極集電体又は前記負極集電体の側縁部を保持する保持部を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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