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公開番号2025119665
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-15
出願番号2024014571
出願日2024-02-02
発明の名称電力機器
出願人愛知電機株式会社
代理人
主分類H01R 13/74 20060101AFI20250807BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】溶射に要する作業時間の短縮と、作業負担を軽減できる電力機器を提供する。
【解決手段】配線接続用の中継コネクタ32を覆う端子箱22を備え、筐体1に形成した貫通孔13を利用して中継コネクタ32を固定するとともに、筐体1外面において貫通孔13の周囲に取り付ける、第2の挿通孔29aを形成した固定座29に、端子箱22の固定部24を着脱可能に取り付ける。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
配線接続用の中継コネクタを覆う端子箱を備え、筐体に形成した貫通孔を利用して前記中継コネクタを固定するとともに、前記筐体外面の貫通孔の周囲に取り付ける、第2の挿通孔を形成した固定座に、前記端子箱を着脱可能に取り付けたことを特徴とする電力機器。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記端子箱は、基端部に第1の挿通孔を形成した固定部を備え、第3の挿通孔を形成した第2のガスケットを介して前記固定座に着脱可能に取り付けたことを特徴とする請求項1記載の電力機器。
【請求項3】
前記中継コネクタが、前記貫通孔から前記第2の挿通孔、第3の挿通孔、第1の挿通孔を通して、前記端子箱内に一方端部を配置することを特徴とする請求項2記載の電力機器。
【請求項4】
前記中継コネクタが、支持フランジを利用して前記筐体の内側面に固定されることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電力機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、中継コネクタと制御用配線の接続/接続解除の作業を行うための端子箱の構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、電力機器として、高圧配電線に設置され、配電線の電圧変動を制御する自動電圧調整器(SVR:Step Voltage Regulator)は知られている(下記非特許文献1参照)。自動電圧調整器は、電圧調整用タップ付き変圧器、タップ切換器、制御部から構成され、あらかじめ整定された基準電圧との偏差を制御部が検知し、タップ切換器を動作させ、常に最適なタップ電圧に調整する機能を有している
【0003】
30年程前から、配電線自動化システムの構築、整備が始まり、自動電圧調整器についても当該システムとの連系による遠隔制御への対応が求められるようになった。自動電圧調整器への要求は、遠隔で電圧調整を行えるよう、電圧および電流の計測、タップ位置の監視、タップの昇降圧切換機能などがある。自動電圧調整器に具備した制御部がこれらの機能を担い、配電線自動化システムと連系している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
当社の注力製品 自動電圧調整器とアクチエータ -歴史と展望- インターネット<URL>https://www.aichidenki.jp/report/36/36_21.pdf
【0005】
自動電圧調整器の各部の構成要素について、図4乃至図6を用いて説明する。前述したとおり、自動電圧調整器は、電圧調整用タップ付き変圧器、タップ切換器、制御部から概略構成される。図4は自動電圧調整器Bの正面図であり、図5はその側面図である。
【0006】
図4,図5において、1は自動電圧調整器Bの筐体であり、筐体1内に前述した電圧調整用タップ付き変圧器、タップ切換器が絶縁油に浸漬した状態で収容されている。2は筐体1の外面(正面)に設置された制御部であり、制御用信号線3を介した信号の送受信によって図示しない配電線自動化システムと連系している。
【0007】
4は筐体1の上部開口を閉塞するカバーであり、カバー4には、これを貫通する高圧ブッシング5と低圧ブッシング6が取り付けられている。高圧ブッシング5と低圧ブッシング6によって、配電線と筐体1内部の変圧器間で電気を安全に流すことができる。7は筐体1の外面(正面)に取り付けた覗き窓であり、筐体1内のタップ切換器に取り付けられたタップ位置表示板を筐体1外部から確認できる。
【0008】
8は筐体1外面(背面)に取り付けた放熱フィンであり、自動電圧調整器で発生した熱を外気へ逃がす。9は空気の流出入口に取り付けられる吸湿呼吸器であり、筐体1に流出入する空気から吸湿して電力機器内部を水分から保護する。
【0009】
10は筐体1の外面(正面)に取り付けた端子箱である。端子箱10内部には制御部2と筐体1内のタップ切換器間を接続する制御用配線を中継する中継コネクタが取り付けられている。中継コネクタは、筐体1内の絶縁油面より上部位置に取り付けられる。
【0010】
11は中継コネクタと制御部2間を接続する制御用配線を内部に通して配線する配線用配管である。12は筐体1の強度を向上させる目的で、筐体1の外面(側面)に取り付けた補強部材である。
(【0011】以降は省略されています)

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