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公開番号
2025101319
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218087
出願日
2023-12-25
発明の名称
画像形成システム、処理時間調整方法及びプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250630BHJP(計算;計数)
要約
【課題】大量のバリアブル印刷に対応する際、処理全体に掛かる時間を短縮することが可能な画像形成システム、処理時間調整方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】バリアブル原稿データを生成する生成部(制御部31)と、生成部により生成されたバリアブル原稿データにRIP処理を行うRIP部(画像処理部213)と、RIP部によりRIP処理が行われたバリアブル原稿データに基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部23と、バリアブル原稿データの生成から画像の形成までの一連の処理を制御する制御部31と、を備える。制御部31は、生成部によるバリアブル原稿データの生成処理時間とRIP部によるRIP処理時間とが等しくなるように、各処理の実行単位を調整する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
バリアブル原稿データを生成する生成部と、
前記生成部により生成されたバリアブル原稿データにRIP処理を行うRIP部と、
前記RIP部によりRIP処理が行われたバリアブル原稿データに基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記バリアブル原稿データの生成から前記画像の形成までの一連の処理を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記生成部による前記バリアブル原稿データの生成処理時間と前記RIP部によるRIP処理時間とが等しくなるように、各処理の実行単位を調整することを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記生成処理時間が前記RIP処理時間よりも長い場合、前記バリアブル原稿データの生成処理の実行単位を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記RIP部は、複数設けられ、
前記制御部は、前記生成処理時間が前記RIP処理時間よりも短い場合、前記RIP処理の実行単位を小さくすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記制御部は、各処理の実行単位と処理時間の関係を処理データとしてリアルタイムで取得し、取得した各処理データの近似式の交点となる値を各処理の実行単位とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記生成部は、ウェブサーバーに内蔵されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項6】
各処理の実行単位の初期値を設定する際に、定数を採用する固定値モードと、前記制御部により算出された変数を採用する自動算出モードと、のいずれかを選択可能な設定部を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記自動算出モードは、バリアブル原稿テンプレートごとに管理された過去の各処理の実行単位のデータ群から、前記生成処理時間と前記RIP処理時間とが等しくなる場合の実行単位を抽出するモードであることを特徴とする請求項6に記載の画像形成システム。
【請求項8】
バリアブル原稿データを生成する生成部と、前記生成部により生成されたバリアブル原稿データにRIP処理を行うRIP部と、前記RIP部によりRIP処理が行われたバリアブル原稿データに基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成システムの処理時間調整方法であって、
前記バリアブル原稿データの生成から前記画像の形成までの一連の処理を制御する制御工程を含み、
前記制御工程は、前記生成部による前記バリアブル原稿データの生成処理時間と前記RIP部によるRIP処理時間とが等しくなるように、各処理の実行単位を調整することを特徴とする処理時間調整方法。
【請求項9】
バリアブル原稿データを生成する生成部と、前記生成部により生成されたバリアブル原稿データにRIP処理を行うRIP部と、前記RIP部によりRIP処理が行われたバリアブル原稿データに基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、を備える画像形成システムのコンピュータを、
前記バリアブル原稿データの生成から前記画像の形成までの一連の処理を制御する制御部として機能させ、
前記制御部は、前記生成部による前記バリアブル原稿データの生成処理時間と前記RIP部によるRIP処理時間とが等しくなるように、各処理の実行単位を調整することを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成システム、処理時間調整方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ブランドの紙消費の特徴として、安く大量に生産して余った在庫は処分する状況から必要な分だけ生産して消費する状況へと移行している。これにより、デジタル印刷の需要が高まっている。
【0003】
一方、印刷物の生産側からすると、デジタル印刷のオペレーションは、原稿データ生成から印刷完了までの作業が複雑で、いまだに人手が掛かる。特に、1人1人異なる印刷物を生産するバリアブル印刷のオペレーションは、人手が掛かる。そこで、各工程のツールベンダーが他ツール連携を可能とするインターフェースを用意することで、バリアブル原稿作成から印刷完了まで自動実行可能なフローを構築することができる。
【0004】
しかしながら、自動化フローの構築により一度に大量のバリアブル原稿を印刷できるようになると、各処理プロセスに要する時間が増大する。各処理プロセスは、例えば、原稿データ生成プロセス、RIPプロセス、印刷プロセスである。これにより、大目的である、ブランドが求める印刷要望を満たすことの障害となる。
【0005】
特許文献1には、バリアブル原稿データ生成処理とRIP処理とを別装置で実施する構成が開示されている。特許文献1記載の構成によれば、負荷を分散させることができるので、処理の高速化を図ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2010-191635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1記載の構成では、バリアブル原稿データ生成処理とRIP処理のいずれかが律速となる。したがって、バリアブル原稿データ生成から印刷完了までの処理全体に掛かる時間を短縮することは困難である。
【0008】
本発明は、大量のバリアブル印刷に対応する際、処理全体に掛かる時間を短縮することが可能な画像形成システム、処理時間調整方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
画像形成システムにおいて、
バリアブル原稿データを生成する生成部と、
前記生成部により生成されたバリアブル原稿データにRIP処理を行うRIP部と、
前記RIP部によりRIP処理が行われたバリアブル原稿データに基づいて、用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記バリアブル原稿データの生成から前記画像の形成までの一連の処理を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記生成部による前記バリアブル原稿データの生成処理時間と前記RIP部によるRIP処理時間とが等しくなるように、各処理の実行単位を調整することを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成システムにおいて、
前記制御部は、前記生成処理時間が前記RIP処理時間よりも長い場合、前記バリアブル原稿データの生成処理の実行単位を小さくすることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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