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公開番号
2025102077
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219290
出願日
2023-12-26
発明の名称
制御システム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
F24F
11/74 20180101AFI20250701BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】様々な指標に基づいて対象空間の空調環境を管理することができる。制御システムを提供する。
【解決手段】制御システムは、対象空間の空気の状態を調整する空調手段と、対象空間の空気に関する物理量を示す室内環境情報を含む複数の候補情報を取得する取得手段と、複数の候補情報のうち1または複数の候補情報を用いて空調手段の動作を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、第1時間帯において、複数の候補情報のうち室内環境情報を含む1または複数の第1参照情報を決定し、1または複数の第1参照情報を用いて空調手段の動作を制御し、第1時間帯とは異なる第2時間帯において、複数の候補情報のうち1または複数の第1参照情報ではない候補情報および室内環境情報を含む複数の第2参照情報を決定し、複数の第2参照情報を用いて空調手段の動作を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
風を吹き出すことで屋内における対象空間の空気の状態を調整する空調手段と、
前記対象空間の空気に関する物理量を示す室内環境情報を含む複数の候補情報を取得する取得手段と、
前記複数の候補情報のうち1または複数の候補情報を用いて前記空調手段の動作を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
第1時間帯において、前記複数の候補情報のうち前記室内環境情報を含む1または複数の第1参照情報を決定し、前記1または複数の第1参照情報を用いて前記空調手段の動作を制御し、
前記第1時間帯とは異なる第2時間帯において、前記複数の候補情報のうち前記1または複数の第1参照情報ではない候補情報および前記室内環境情報を含む複数の第2参照情報を決定し、前記複数の第2参照情報を用いて前記空調手段の動作を制御する、
制御システム。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記複数の候補情報には、屋外の空気に関する物理量を示す屋外環境情報、前記空調手段を含む機器の動作に関する機器動作情報、および人の生体情報のうち少なくとも1つが含まれる、
請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記第1参照情報は、前記室内環境情報の温度情報であり、
前記複数の第2参照情報には、前記室内環境情報の温度情報と前記屋外環境情報の外気温情報が含まれた、
請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記第1時間帯は、夏季における午前の時間帯であり、
前記第2時間帯は、夏季における午後の時間帯であり、
前記制御手段は、
前記第1時間帯において、前記第1参照情報である前記対象空間の温度が設定温度に追従するように前記空調手段を制御し、
前記第2時間帯において、前記複数の第2参照情報に含まれる前記屋外環境情報の外気温が夏季温度閾値より高い場合、前記空調手段に風量を増加させるおよび風向を変更させる制御のうち少なくとも一方を行わせる、
請求項3に記載の制御システム。
【請求項5】
前記第1時間帯は、冬季における午前の時間帯であり、
前記第2時間帯は、冬季における午後の時間帯であり、
前記複数の第2参照情報には、前記屋外環境情報の日射量情報および前記屋外環境情報の外気温情報のうち少なくとも一方が含まれ、
前記制御手段は、
前記第1時間帯において、前記第1参照情報である前記対象空間の温度が設定温度に追従するように前記空調手段を制御し、
前記第2時間帯において、前記屋外環境情報の外気温が冬季温度閾値よりも高い場合または、前記屋外環境情報の日射量が閾値よりも大きい場合、前記空調手段が屋外から前記対象空間へ流入させる空気の量を増加させる、
請求項3に記載の制御システム。
【請求項6】
前記第1参照情報は、前記室内環境情報のCO2濃度情報であり、
前記複数の第2参照情報には、前記屋外環境情報の屋外における粒子濃度情報または前記屋外環境情報の外気温情報と前記室内環境情報のCO2濃度情報とが含まれた、
請求項2に記載の制御システム。
【請求項7】
前記第1時間帯は、夏および秋であり、
前記第2時間帯は、冬および春であり、
前記複数の第2参照情報には、前記粒子濃度情報が含まれており、
前記制御手段は、
前記第1時間帯において、前記対象空間のCO2濃度が第1濃度閾値以上になった場合に前記空調手段が屋外から前記対象空間へ流入させる空気の量を増加させ、
前記第2時間帯において、屋外における粒子濃度が規定の粒子濃度閾値より高いとき、前記対象空間のCO2濃度が第2濃度閾値以上になった場合に前記空調手段が屋外から前記対象空間へ流入させる空気の量を増加させ、
前記第2濃度閾値は、前記第1濃度閾値よりも大きい値である、
請求項6に記載の制御システム。
【請求項8】
前記第1参照情報は、前記室内環境情報の温度情報であり、
前記第2参照情報には、前記室内環境情報の温度情報と前記生体情報の集中度情報が含まれた、
請求項2に記載の制御システム。
【請求項9】
前記第1時間帯は、1日のうち12時までの時間帯であり、
前記第2時間帯は、1日のうち12時から15時までの時間帯であり、
前記制御手段は、
前記第1時間帯において、前記第1参照情報である前記対象空間の温度が設定温度に追従するように前記空調手段を制御し、
前記第2時間帯において、前記空調手段の設定温度を規定の調整幅だけ上昇させ、前記生体情報の集中度が規定の集中閾値を超えるように前記空調手段が吹き出す気流の量を増加させる、
請求項8に記載の制御システム。
【請求項10】
前記制御手段は、
前記第1時間帯および前記第2時間帯とは異なる第3時間帯において、前記複数の候補情報のうち前記1または複数の第1参照情報および前記複数の第2参照情報のいずれでもない候補情報並びに前記室内環境情報を含む複数の第3参照情報を決定し、前記複数の第3参照情報を用いて前記空調手段の動作を制御し、
前記第3時間帯は、1日のうち15時以降の時間帯であり、
前記複数の第3参照情報には、前記室内環境情報の温度情報と前記生体情報の集中度情報と前記生体情報の皮膚温度情報が含まれた、
請求項9に記載の制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、制御システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、制御システムを開示する。制御システムは、対象空間の空気調和を行う空調手段と空調手段を制御する制御手段とを備える。制御手段は、第1基準時刻より前には、対象空間の温熱指標が温熱指標基準値よりも暑い側となるような第1制御を実行する。制御手段は、第1基準時刻以降には、対象空間の温熱指標が温熱指標基準値よりも寒い側となるような第2制御を実行する。第1基準時刻には、対象者の接触時刻が設定される。当該制御システムにおいて、人の深部体温の日内変動に応じた温熱環境の実現が図られ得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-077979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、人が快適に感じる空調制御または省エネルギーを考慮した空調制御では、人の温熱指標以外にも参照すべき情報がある。特許文献1に記載の制御システムでは、対象者の温熱指標以外の条件に対応した空調制御を行い難い。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、様々な指標に基づいて対象空間の空調環境を管理することができる制御システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る制御システムは、風を吹き出すことで屋内における対象空間の空気の状態を調整する空調手段と、前記対象空間の空気に関する物理量を示す室内環境情報を含む複数の候補情報を取得する取得手段と、前記複数の候補情報のうち1または複数の候補情報を用いて前記空調手段の動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、第1時間帯において、前記複数の候補情報のうち前記室内環境情報を含む1または複数の第1参照情報を決定し、前記1または複数の第1参照情報を用いて前記空調手段の動作を制御し、前記第1時間帯とは異なる第2時間帯において、前記複数の候補情報のうち前記1または複数の第1参照情報ではない候補情報および前記室内環境情報を含む複数の第2参照情報を決定し、前記複数の第2参照情報を用いて前記空調手段の動作を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、制御システムでは、第2時間帯において、第1参照情報ではない候補情報が含まれた複数の第2参照情報を用いて空調手段の動作が制御される。このため、様々な指標に基づいて対象空間の空調環境を管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1における制御システムが適用された対象空間の構成図である。
実施の形態1における空気調和装置の斜視図である。
実施の形態1における空気調和装置の要部の斜視図である。
実施の形態1における制御システムの機能ブロック図である。
実施の形態1における制御システムの動作の例を示すフローチャートである。
実施の形態1における制御システムで補正制御が行われる際の動作の例を示すフローチャートである。
実施の形態2における制御システムの機能ブロック図である。
実施の形態3における制御システムの機能ブロック図である。
実施の形態4における制御システムの機能ブロック図である。
実施の形態1から4における制御システムの制御手段である環境制御装置のハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
【0010】
実施の形態1.
図1は実施の形態1における制御システムが適用された対象空間の構成図である。図2は実施の形態1における空気調和装置の斜視図である。図3は実施の形態1における空気調和装置の要部の斜視図である。図4は実施の形態1における制御システムの機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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