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公開番号2025102341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2023219705
出願日2023-12-26
発明の名称培養容器及び培養容器の製造方法
出願人三井化学株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類C12M 1/00 20060101AFI20250701BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約【課題】培養空間の大きさを変えることができる培養容器を提供する。
【解決手段】培養容器は、培養面に培養領域及び拡張領域を有する本体部と、拡張領域を上方から覆う隔壁部と、を備え、隔壁部が、拡張領域から取り除かれると、拡張領域が開放される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
培養面に培養領域及び拡張領域を有する本体部と、
前記拡張領域を上方から覆う隔壁部と、を備え、
前記隔壁部が、前記拡張領域から取り除かれると、前記拡張領域が開放される、
培養容器。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記隔壁部は、前記拡張領域に吸着している、
請求項1に記載の培養容器。
【請求項3】
前記培養領域は、前記拡張領域により、複数の分割培養領域に分割されている、
請求項1に記載の培養容器。
【請求項4】
前記培養領域は、前記拡張領域により、少なくとも第一区画と第二区画とに分割され、
前記第一区画と前記第二区画とは、異なる種類の細胞の培養に用いられる、
請求項1に記載の培養容器。
【請求項5】
前記隔壁部は、隣り合う前記培養領域の上方に設けられた培養空間同士を区切り、
前記隔壁部が前記拡張領域から取り除かれると、前記拡張領域が開放されるとともに、隣り合う前記培養空間同士が連通する、
請求項1に記載の培養容器。
【請求項6】
前記本体部は、前記培養面を囲む周壁部を、更に備える、
請求項1に記載の培養容器。
【請求項7】
前記培養領域は、前記拡張領域により囲まれた領域である、
請求項1に記載の培養容器。
【請求項8】
前記拡張領域は、寸法を測るための目盛りを有する、
請求項1に記載の培養容器。
【請求項9】
前記培養面の23℃における酸素透過度は、7500cm

/(m

・24h・atm)以上150000cm

/(m

・24h・atm)以下である、
請求項1に記載の培養容器。
【請求項10】
前記培養領域の表面は、細胞の接着を促進する足場材で被覆され、
前記拡張領域の表面は、前記足場材で被覆されていない、
請求項1に記載の培養容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、培養容器及び培養容器の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されたように、培養容器を用いた細胞の培養が行われている。このような培養容器は、細胞を培養する培養空間を有する。そして、細胞及び培養液が培養空間に配置された状態で、細胞培養が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-75553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような培養容器の培養空間は、予め決められた大きさを有する。このため、細胞培養の進捗状況に応じて、培養空間の大きさを変えることはできない。
【0005】
本発明の目的は、培養空間の大きさを変えることができる培養容器及び培養容器の製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る培養容器の一態様は、
培養面に培養領域及び拡張領域を有する本体部と、
拡張領域を上方から覆う隔壁部と、を備え、
隔壁部が、拡張領域から取り除かれると、拡張領域が開放される。
【0007】
本発明に係る培養容器の製造方法の一態様は、
培養面に培養領域及び拡張領域を有する本体部を提供する工程と、
拡張領域と対面する位置に隔壁部を提供する工程と、
拡張領域に隔壁部を密着させる工程と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、培養領域の大きさを変えることができる培養容器及び培養容器の製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係る培養容器の基準状態における斜視図である。
図2は、実施形態1に係る培養容器の基準状態における平面図である。
図3は、実施形態1に係る培養容器の拡張状態における平面図である。
図4は、培養容器の製造方法に関するフローチャートである。
図5は、実施形態2に係る培養容器の斜視図である。
図6は、実施形態2に係る培養容器の平面図である。
図7は、実施形態2に係る培養容器の分解斜視図である。
図8は、実施形態3に係る培養容器の斜視図である。
図9は、実施形態3に係る培養容器の平面図である。
図10は、実施形態3に係る培養容器の分解斜視図である。
図11は、実施形態4に係る培養容器の平面図である。
図12は、実施形態4に係る培養容器の本体部の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る培養容器について、図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下で説明する培養容器及び培養容器の製造方法は、本発明に係る培養容器及び培養容器の製造方法の一例であり、本発明は後述の実施形態により限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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