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公開番号
2025102628
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2024137631
出願日
2024-08-19
発明の名称
プログラム、方法、およびシステム
出願人
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/02 20240101AFI20250701BHJP(計算;計数)
要約
【課題】農作業者に対して、温室効果ガスの発生を抑制するために適切な農作業を提案することができるシステムを提供する。
【解決手段】
本開示の一形態は、プロセッサ31を有し、農作業者が行う水田の管理に関する提案を行うシステム1が実行するプログラムであって、プロセッサ31に、水田の土壌成分を含む圃場情報を取得するステップと、取得した圃場情報に基づいて、水田からの温室効果ガスの発生を抑制するために適切な農作業を特定するステップと、作業者端末10に対して、特定した適切な農作業を出力するステップとを実行させる。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
プロセッサを有し、農作業者が行う水田の管理に関する提案を行うシステムが実行するプログラムであって、前記プロセッサに、
前記水田の土壌成分を含む圃場情報を取得するステップと、
取得した前記圃場情報に基づいて、前記水田からの温室効果ガスの発生を抑制するために適切な農作業を特定するステップと、
作業者端末に対して、特定した前記適切な農作業を出力するステップと
を実行させる、プログラム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記適切な農作業を特定するステップでは、前記圃場情報を入力データとし、前記圃場情報の入力に対して、前記適切な農作業を正解出力データとする学習用データを用いた機械学習により構築された学習済みモデルを用いて、前記適切な農作業を特定する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記土壌成分には、前記水田の酸化還元電位が含まれ、
前記圃場情報を取得するステップでは、前記水田への酸化還元電位の計測結果を取得し、
前記適切な農作業には、前記水田の酸化還元電位を目標電位に維持する作業が含まれる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項4】
前記土壌成分には、前記水田の酸化還元状態と関連する特定の分子の含有量が含まれ、
前記圃場情報を取得するステップでは、前記特定の分子の含有量の検出を取得する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
前記特定の分子の含有量の増減の検出は、前記水田で生育され、前記特定の分子の増減に応じて外観が変化する植物の外観情報を用いて行う、請求項4に記載のプログラム。
【請求項6】
前記土壌成分には、前記水田におけるメタン生成菌の含有量が含まれ、
前記圃場情報を取得するステップでは、前記水田における前記メタン生成菌の含有量の測定結果を取得する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
前記農作業には、前記水田への給水作業、および前記水田からの排水作業が含まれる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項8】
前記適切な農作業を特定するステップでは、入力された前記圃場情報に基づく前記水田からの前記温室効果ガスの発生時期の予測に基づいて、前記農作業の実施時期を特定する、請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記農作業には、前記水田へのメタン抑制肥料の散布作業が含まれる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
前記プロセッサに、
入力された前記圃場情報に基づいて、収穫期の予測収量を含む水稲の生育状態の予測を行うステップをさらに実行させ、
前記適切な農作業を特定するステップでは、入力された前記圃場情報と、予測した前記水稲の生育状態を示す予測生育情報と、に基づいて、前記水稲の生育状態を良好に保ちながら、前記水田からのメタンの発生を抑制するために適切な農作業を特定する、請求項1に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、プログラム、方法、およびシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今、地球温暖化の一因とされる温室効果ガスの排出削減を農業分野において支援するシステムが提供されている。例えば、下記の特許文献には、農作業者による水田からの温室効果ガスの排出を削減する支援システムが開示されている。このシステムでは、メタンガスの排出量を推定するメタン抑制栽培パラメータを用いて、温室効果ガスであるメタンガスの排出が抑制される量を算出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-139703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のシステムでは、温室効果ガスの発生を抑制するために、農作業者が何を行うべきかを提案することができなかった。
【0005】
本開示は、農作業者に対して、温室効果ガスの発生を抑制するために適切な農作業を提案することができるシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、プロセッサを有し、農作業者が行う水田の管理に関する提案を行うシステムが実行するプログラムであって、前記プロセッサに、水田の土壌成分を含む圃場情報を取得するステップと、取得した前記圃場情報に基づいて、前記水田からの温室効果ガスの発生を抑制するために適切な農作業を特定するステップと、作業者端末に対して、特定した前記適切な農作業を出力するステップとを実行させる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、農作業者に対して、温室効果ガスの発生を抑制するために適切な農作業を提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の農作業支援システムの概要を説明する図である。
図1に示す作業者端末のハードウェア構成を示す図である。
図1に示す作業者端末の機能的構成を示す図である。
図1に示す管理サーバの機能的構成を示す図である。
メタンの発生予測に用いられる土壌成分とメタン発生との関係を示す図である。
ユーザデータベースの構成の一例を示す図である。
圃場データベースの構成の一例を示す図である。
作業履歴データベースの構成の一例を示す図である。
センサデータベースの構成の一例を示す図である。
土壌成分データベースの構成の一例を示す図である。
天候履歴データベースの構成の一例を示す図である。
収量予測データベースの構成の一例を示す図である。
収量履歴データベースの構成の一例を示す図である。
発生予測データベースの構成の一例を示す図である。
本発明の実施形態の概要を説明する図である。
農作業支援システムによる適切な農作業の特定処理を示すフロー図である。
農作業支援システムによるカーボンクレジットの申請処理を示すフロー図である。
農作業支援システムによる収量の予測処理を示すフロー図である。
第1変形例に係る農作業支援システムによる適切な農作業の特定処理を示すフロー図である。
第2変形例に係る農作業支援システムによる適切な農作業の特定処理を示すフロー図である。
農作業支援システムによる水田の酸化還元電位の推移の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。従って、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
【0010】
<1.システム1の構成>
以下、本発明の一実施形態に係る農作業支援システム1(以下、単にシステム1という)の構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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