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公開番号
2025103871
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221560
出願日
2023-12-27
発明の名称
カラオケシステム、カラオケ装置、及びカラオケ装置用のプログラム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
主分類
G10K
15/04 20060101AFI20250702BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】ネットワークを介して通信可能な他のカラオケ装置または端末装置と音響効果を共有することができるカラオケシステム、カラオケ装置、及びカラオケ装置用のプログラムを提供する。
【解決手段】第1装置のCPUは、音響効果の設定処理を行い、スピーカから音響効果を設定した音声及び楽曲の出力を行い、音響効果の設定情報をインターネットを介して第2装置に送信する。第2装置では、送られて来た第1音響効果のパラメータを受信する(S15)。第2装置のCPUは、受信した第1音響効果のパラメータを設定する(S18)。次いで、第2装置のCPUは、第1音響効果のパラメータを反映して、音声を出力する(S20)
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
第1装置と第2装置とをネットワークを介して通信可能なカラオケシステムであって、
前記第1装置は、音声が入力される第1入力部と、音を出力する第1出力部と、前記第1装置を制御する第1制御部とを備え、
前記第1制御部は、
音響効果の設定処理を行う第1設定処理と、
楽曲の再生を行うとともに、前記第1入力部から入力された前記音声に前記音響効果を付与して、前記第1出力部から出力する第1出力処理と、
前記音響効果の設定情報と、入力された前記音声とを前記第2装置に送信する送信処理とを実行し、
前記第2装置は、音声が入力される第2入力部と、音を出力する第2出力部と、前記第2装置を制御する第2制御部とを備え、
前記第2制御部は、
前記第1装置の前記送信処理で送信された前記音響効果の前記設定情報と、前記音声とを受信する受信処理と、
前記受信処理で受信した前記音響効果の設定処理を行う第2設定処理と、
前記楽曲の再生を行うとともに、前記受信処理で受信した前記音声に前記音響効果を付与して前記第2出力部から出力する第2出力処理と
を実行することを特徴とするカラオケシステム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記第2制御部は、前記第2装置に、前記第1装置から受信した前記音響効果の前記設定情報が示す前記音響効果を備えていない場合、前記第2設定処理において、前記音響効果と近似の音響効果を設定することを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。
【請求項3】
前記第2制御部は、前記第2装置に、前記第1装置から受信した前記音響効果の前記設定情報が示す前記音響効果を備えていない場合、前記第2設定処理において、グループ分けされた前記音響効果の一覧のデータベースの中から同じグループに属する別の音響効果を選択して設定することを特徴とする請求項2に記載のカラオケシステム。
【請求項4】
前記音響効果は、第1音響効果と前記第1音響効果と異なる第2音響効果とを含み、
前記第2制御部は、
前記第2設定処理において、前記受信処理で受信した前記第1音響効果を設定し、前記第2音響効果は、前記第1装置において、前記楽曲を歌唱する前記音声が前記第1入力部に入力されている場合に設定することを特徴とする請求項1に記載のカラオケシステム。
【請求項5】
前記第2制御部は、前記楽曲を歌唱する前記音声が前記第2入力部に入力されていない場合に、前記第2装置を操作する使用者からの前記第1音響効果の設定は受け付けるが、前記第2音響効果の設定は受け付けないことを特徴とする請求項4に記載のカラオケシステム。
【請求項6】
前記第2制御部は、受け付けた前記第1音響効果の設定を、前記第1装置に送信し、
前記第1装置は受信した前記第1音響効果の設定を行うことを特徴とする請求項5に記載のカラオケシステム。
【請求項7】
前記第1音響効果は、ボイスチェンジであり、前記第2音響効果は、エコー又はリバーブであることを特徴とする請求項4に記載のカラオケシステム。
【請求項8】
他の装置とネットワークを介して通信可能なカラオケ装置であって、
前記カラオケ装置は、音声が入力される入力部と、音を出力する出力部と、前記カラオケ装置を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、
音響効果の設定処理を行う第1設定処理と、
楽曲の再生を行うとともに、前記入力部から入力された前記音声に前記音響効果を付与して、前記出力部から出力する第1出力処理と、
前記音響効果の設定情報と、入力された前記音声とを前記他の装置に送信する送信処理と、
前記他の装置から送信された前記音響効果の前記設定情報と、前記音声とを受信する受信処理と、
前記受信処理で受信した前記音響効果の設定処理を行う第2設定処理と、
前記楽曲の再生を行うとともに、前記受信処理で受信した前記音声に前記音響効果を付与して前記出力部から出力する第2出力処理と
を実行することを特徴とするカラオケ装置。
【請求項9】
他の装置とネットワークを介して通信可能であり、音声が入力される入力部と、音を出力する出力部と、プロセッサとを備えたカラオケ装置の前記プロセッサが実行可能なカラオケ装置用のプログラムであって、
前記プロセッサに
音響効果の設定処理を行う第1設定処理と、
楽曲の再生を行うとともに、前記入力部から入力された前記音声に前記音響効果を付与して、前記出力部から出力する第1出力処理と、
前記音響効果の設定情報と、入力された前記音声とを前記他の装置に送信する送信処理と、
前記他の装置から送信された前記音響効果の前記設定情報と、前記音声とを受信する受信処理と、
前記受信処理で受信した前記音響効果の設定処理を行う第2設定処理と、
前記楽曲の再生を行うとともに、前記受信処理で受信した前記音声に前記音響効果を付与して前記出力部から出力する第2出力処理と
を実行させることを特徴とするカラオケ装置用のプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カラオケシステム、カラオケ装置、及びカラオケ装置用のプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インターネットを介して2以上のカラオケ装置または端末装置を接続してカラオケを行うカラオケシステムが開示されている。また、カラオケ装置は、場を盛り上げるために、歌唱音声にエコーやボイスチェンジなどの音響効果を付与する機能を備える場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-155751公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示のカラオケシステムでは、ネットワークを介して接続された他のカラオケ装置または端末装置と音響効果を共有する機能を備えていない。従って、ネットワークを介して接続されたカラオケ装置または端末装置の間で、他の装置と同じ音響効果を発生させることが出来なかった。この場合には、ネットワークを介して接続された他のカラオケ装置または端末装置の使用者と一体感が生まれないという問題点があった。
【0005】
本発明の目的は、ネットワークを介して通信可能な他のカラオケ装置または端末装置と音響効果を共有することができるカラオケシステム、カラオケ装置、及びカラオケ装置用のプログラムを提供することである。
【0006】
本発明の第一態様に係るカラオケシステムは、第1装置と第2装置とをネットワークを介して通信可能なカラオケシステムであって、前記第1装置は、音声が入力される第1入力部と、音を出力する第1出力部と、前記第1装置を制御する第1制御部とを備え、前記第1制御部は、音響効果の設定処理を行う第1設定処理と、楽曲の再生を行うとともに、前記第1入力部から入力された前記音声に前記音響効果を付与して、前記第1出力部から出力する第1出力処理と、前記音響効果の設定情報と、入力された前記音声とを前記第2装置に送信する送信処理とを実行し、前記第2装置は、音声が入力される第2入力部と、音を出力する第2出力部と、前記第2装置を制御する第2制御部とを備え、前記第2制御部は、前記第1装置の前記送信処理で送信された前記音響効果の前記設定情報と、前記音声とを受信する受信処理と、前記受信処理で受信した前記音響効果の設定処理を行う第2設定処理と、前記楽曲の再生を行うとともに、前記受信処理で受信した前記音声に前記音響効果を付与して前記第2出力部から出力する第2出力処理とを実行することを特徴とする。
【0007】
本発明の第一態様に係るカラオケシステムによれば、ネットワークを介して通信可能な第1装置と第2装置とで音響効果を共有することができる。
【0008】
本発明の第二態様に係るカラオケ装置は、他の装置とネットワークを介して通信可能なカラオケ装置であって、前記カラオケ装置は、音声が入力される入力部と、音を出力する出力部と、前記カラオケ装置を制御する制御部とを備え、前記制御部は、音響効果の設定処理を行う第1設定処理と、楽曲の再生を行うとともに、前記入力部から入力された前記音声に前記音響効果を付与して、前記出力部から出力する第1出力処理と、前記音響効果の設定情報と、入力された前記音声とを前記他の装置に送信する送信処理と、前記他の装置から送信された前記音響効果の前記設定情報と、前記音声とを受信する受信処理と、前記受信処理で受信した前記音響効果の設定処理を行う第2設定処理と、前記楽曲の再生を行うとともに、前記受信処理で受信した前記音声に前記音響効果を付与して前記出力部から出力する第2出力処理とを実行することを特徴とする。第二態様に係るカラオケ装置は第一態様と同様の効果を奏することができる。
【0009】
本発明の第三態様に係るカラオケ装置用のプログラムは、他の装置とネットワークを介して通信可能であり、音声が入力される入力部と、音を出力する出力部と、プロセッサとを備えたカラオケ装置の前記プロセッサが実行可能なカラオケ装置用のプログラムであって、前記プロセッサに音響効果の設定処理を行う第1設定処理と、楽曲の再生を行うとともに、前記入力部から入力された前記音声に前記音響効果を付与して、前記出力部から出力する第1出力処理と、前記音響効果の設定情報と、入力された前記音声とを前記他の装置に送信する送信処理と、前記他の装置から送信された前記音響効果の前記設定情報と、前記音声とを受信する受信処理と、前記受信処理で受信した前記音響効果の設定処理を行う第2設定処理と、前記楽曲の再生を行うとともに、前記受信処理で受信した前記音声に前記音響効果を付与して前記出力部から出力する第2出力処理とを実行させることを特徴とする。第三態様に係るカラオケ装置用のプログラムは第一態様と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
カラオケシステム10の構成を示す図である。
カラオケ装置2及びリモコン装置1の電気的構成を示す図である。
スマートフォン6のタッチパネル表示部68の正面図である。
スマートフォン6の電気的構成を示す図である。
第1音響効果のパラメータテーブル63aを示す図である。
第2音響効果のパラメータテーブル63bを示す図である。
仮想ルーム作成処理のフローチャートである。
仮想ルーム参加処理のフローチャートである。
音響効果共有処理のフローチャートの前半を示す図である。
音響効果共有処理のフローチャートの後半を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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