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公開番号2025103566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221033
出願日2023-12-27
発明の名称作業車の操縦者用騒音低減装置
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類G10K 11/178 20060101AFI20250702BHJP(楽器;音響)
要約【課題】本発明は、作業者が操縦操作を行う作業車で、作業中に発生する不愉快な騒音を消して軽快な作業を行えるようにしながら、エンジンの異常状態や機体の不具合発生の異常音を作業者に聞かせて注意を促せる作業車の操縦者用騒音低減装置にすることを課題とする。
【解決手段】機体の周囲で発生する環境音を集音マイク1で取り込み、環境音と逆位相の制御音を逆相出力回路3から消音スピーカ4に出力して環境音を消音する作業車の操縦者用騒音低減装置において、集音マイク1に取り込んだ環境音を音源分析回路2で分析して音源データ5に登録した通常騒音と違う特異音を検出するとその特異音を消音スピーカ4に出力する作業車の操縦者用騒音低減装置とする。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
機体の周囲で発生する環境音を集音マイク(1)で取り込み、環境音と逆位相の制御音を逆相出力回路(3)から消音スピーカ(4)に出力して環境音を消音する作業車の操縦者用騒音低減装置において、集音マイク(1)に取り込んだ環境音を音源分析回路(2)で分析して音源データ(5)に登録した通常騒音と違う特異音を検出すると特異音を消音スピーカ(4)に出力する作業車の操縦者用騒音低減装置。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
環境音中の音声を消音スピーカ(4)に出力中に特異音を音声よりも大きく出力することを特徴とする請求項1に記載の作業車の操縦者用騒音低減装置。
【請求項3】
特異音を消音スピーカ(4)から出力中に警報を出すことを特徴とする請求項1に記載の作業車の操縦者用騒音低減装置。
【請求項4】
特異音が雷鳴の時は消音スピーカ(4)で雷鳴を出力すると共に降雨警報を出すことを特徴とする請求項3に記載の作業車の操縦者用騒音低減装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農作業や土木作業に使用する作業車を操縦する作業者が使用する騒音低減装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
作業車は、動力源としてディーゼルエンジンが使われ、走行時や作業時に大きな騒音を発生するために、特許文献1には、作業車の騒音低減装置として機体に搭載したエンジンで発生する騒音振動を低減するために、騒音と逆位相の制御音を発生して騒音が作業車を操縦する作業者に聞こえないようにするアイデアが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-96566号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記の作業車の騒音低減装置は、機体で発生する騒音をマイクで拾い、その騒音と逆位相の制御音を操縦席近くの消音スピーカに流すことで騒音を打ち消して操縦者に騒音が聞こえないようにしているので、エンジンに異常が生じたり機体が障害物と接触したりしても、操縦者が気付き難く、重大な事故に至る危険性がある。
【0005】
本発明は、作業者が操縦操作を行う作業車で、作業中に発生する不愉快な騒音を消して軽快な作業を行えるようにしながら、エンジンの異常状態や機体の不具合発生の異常音を作業者に聞かせて注意を促せる作業車の操縦者用騒音低減装置にすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0007】
請求項1の発明は、機体の周囲で発生する環境音を集音マイク1で取り込み、環境音と逆位相の制御音を逆相出力回路3から消音スピーカ4に出力して環境音を消音する作業車の操縦者用騒音低減装置において、集音マイク1に取り込んだ環境音を音源分析回路2で分析して音源データ5に登録した通常騒音と違う特異音を検出すると特異音を消音スピーカ4に出力する作業車の操縦者用騒音低減装置とする。
【0008】
請求項2の発明は、環境音中の音声を消音スピーカ4に出力中に特異音を音声よりも大きく出力することを特徴とする請求項1に記載の作業車の操縦者用騒音低減装置とする。
【0009】
請求項3の発明は、特異音を消音スピーカ4から出力中に警報を出すことを特徴とする請求項1に記載の作業車の操縦者用騒音低減装置とする。
【0010】
請求項4の発明は、特異音が雷鳴の時は消音スピーカ4で雷鳴を出力すると共に降雨警報を出すことを特徴とする請求項3に記載の作業車の操縦者用騒音低減装置とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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