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公開番号
2025104267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2024203460
出願日
2024-11-21
発明の名称
組成物及びその硬化物、成形物、表示装置、並びに固体撮像素子
出願人
住友化学株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C08G
75/06 20060101AFI20250702BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】チイラン基又はチエタン基を少なくとも一つ有する化合物を含有する組成物において、保管安定性とともに硬化性及び耐熱性に優れる硬化物を与える組成物を提供する。
【解決手段】チイラン基又はチエタン基を一つ以上有する化合物(A)と、式(I)又は式(II)の骨格を有する化合物群から選ばれる化合物(B)とを含有する、組成物。
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【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
チイラン基又はチエタン基を少なくとも一つ有する化合物(A)と、
式(I)で表される骨格を有する化合物及びその塩、並びに、式(II)で表される骨格を有する化合物及びその塩からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物(B)と、
を含有する、組成物。
JPEG
2025104267000059.jpg
29
149
[式(I)中、
R
1A
は、水素原子、又は、置換基を有していてもよい炭化水素基を表す。]
JPEG
2025104267000060.jpg
39
149
[式(II)中、
R
2A
は、置換基を有していてもよい炭化水素基、又は、-P(=NR
2x1
)(N(R
2x2
)
2
)
2
を表す。
R
2x1
及びR
2x2
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい炭化水素基を表し、複数あるR
2x2
は、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。
各破線は、二つの単結合、又は、一つの二重結合を表す。]
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記化合物(B)が、式(I)で表される骨格を有する化合物の有機カルボン酸塩及び式(II)で表される骨格を有する化合物の有機カルボン酸塩からなる群より選ばれる少なくとも一種である、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
前記式(I)で表される骨格を有する化合物が、式(I-2)で表される化合物である、請求項1に記載の組成物。
JPEG
2025104267000061.jpg
29
149
[式(I-2)中、
R
1A
は、前記と同義である。
環X
1A
及び環X
1B
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい脂肪族複素環を表す。]
【請求項4】
重合抑制剤(C)をさらに含有する、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記化合物(A)が、式(A-1)で表される化合物である、請求項1に記載の組成物。
JPEG
2025104267000062.jpg
31
149
[式(A-1)中、
Lは、単結合又は2価の基を表し、二つあるLは、同一であっても異なっていてもよい。
A
1
は、酸素原子又は硫黄原子を表し、二つあるA
1
は同一であっても異なっていてもよい。ただし、二つあるA
1
の少なくとも一方は、硫黄原子である。
mは、0又は1を表し、二つあるmは、同一であっても異なっていてもよい。
nは、0~6のいずれかの整数を表す。
R
1
は、1価の置換基を表し、R
1
が複数ある場合、複数あるR
1
は、同一であっても異なっていてもよい。
R
2
は、水素原子又は1価の置換基を表し、二つあるR
2
は、同一であっても異なっていてもよい。]
【請求項6】
請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物を硬化させてなる、成形物。
【請求項7】
請求項1~5のいずれか一項に記載の組成物の硬化物。
【請求項8】
請求項7に記載の硬化物を含む、表示装置。
【請求項9】
請求項7に記載の硬化物を含む、固体撮像素子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、組成物及びその硬化物、成形物、表示装置、並びに固体撮像素子に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
光学機器の分野において高屈折材料が要望されている。高屈折材料によりレンズを得ることができ、レンズにより光学機器内の光路を制御することができる。固体撮像素子において各光電変換素子への集光効率を向上させる目的でレンズが用いられ、また表示装置において画素からの光の取り出し効率を向上させる目的でレンズが用いられている。従来、種々の高屈折材料の開発がなされている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2011/102258号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らが高屈折材料について研究を進めたところ、チイラン基又はチエタン基を少なくとも一つ有する化合物が高屈折材料として有用であることを見出した。しかしながら、このような化合物を含有する組成物又はその硬化物は、硬化性、耐熱性、及び保管安定性を高いレベルで満足するものでなく、未だ改善の余地がある。
【0005】
そこで、本発明は、チイラン基又はチエタン基を少なくとも一つ有する化合物を含有する組成物において、保管安定性に優れるとともに、硬化性及び耐熱性に優れる硬化物を与えることが可能な組成物を提供することを主な目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、[1]~[5]に記載の組成物、[6]に記載の成形物、[7]に記載の硬化物、[8]に記載の表示装置、及び[9]に記載の固体撮像素子を提供する。
[1]チイラン基又はチエタン基を少なくとも一つ有する化合物(A)と、
式(I)で表される骨格を有する化合物及びその塩、並びに、式(II)で表される骨格を有する化合物及びその塩からなる群より選ばれる少なくとも一種の化合物(B)と、
を含有する、組成物。
JPEG
2025104267000001.jpg
29
149
[式(I)中、
R
1A
は、水素原子、又は、置換基を有していてもよい炭化水素基を表す。]
JPEG
2025104267000002.jpg
39
149
[式(II)中、
R
2A
は、置換基を有していてもよい炭化水素基、又は、-P(=NR
2x1
)(N(R
2x2
)
2
)
2
を表す。
R
2x1
及びR
2x2
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい炭化水素基を表し、複数あるR
2x2
は、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。
各破線は、二つの単結合、又は、一つの二重結合を表す。]
[2]前記化合物(B)が、式(I)で表される骨格を有する化合物の有機カルボン酸塩及び式(II)で表される骨格を有する化合物の有機カルボン酸塩からなる群より選ばれる少なくとも一種である、[1]に記載の組成物。
[3]前記式(I)で表される骨格を有する化合物が、式(I-2)で表される化合物である、[1]又は[2]に記載の組成物。
JPEG
2025104267000003.jpg
29
149
[式(I-2)中、
R
1A
は、前記と同義である。
環X
1A
及び環X
1B
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい脂肪族複素環を表す。]
[4]重合抑制剤(C)をさらに含有する、[1]~[3]のいずれかに記載の組成物。
[5]前記化合物(A)が、式(A-1)で表される化合物である、[1]~[4]のいずれかに記載の組成物。
JPEG
2025104267000004.jpg
29
149
[式(A-1)中、
Lは、単結合又は2価の基を表し、二つあるLは、同一であっても異なっていてもよい。
A
1
は、酸素原子又は硫黄原子を表し、二つあるA
1
は同一であっても異なっていてもよい。ただし、二つあるA
1
の少なくとも一方は、硫黄原子である。
mは、0又は1を表し、二つあるmは、同一であっても異なっていてもよい。
nは、0~6のいずれかの整数を表す。
R
1
は、1価の置換基を表し、R
1
が複数ある場合、複数あるR
1
は、同一であっても異なっていてもよい。
R
2
は、水素原子又は1価の置換基を表し、二つあるR
2
は、同一であっても異なっていてもよい。]
[6][1]~[5]のいずれかに記載の組成物を硬化させてなる、成形物。
[7][1]~[5]のいずれかに記載の組成物の硬化物。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、チイラン基又はチエタン基を少なくとも一つ有する化合物を含有する組成物において、保管安定性に優れるとともに、硬化性及び耐熱性に優れる硬化物を与えることが可能な組成物が提供される。また、本発明によれば、このような組成物を用いた成形物、このような組成物の硬化物、硬化物を含む表示装置、及び硬化物を含む固体撮像素子が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0009】
本明細書において、「~」を用いて示された数値範囲は、「~」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を示す。本明細書中に段階的に記載されている数値範囲において、一つの数値範囲で記載された上限値又は下限値は、他の段階的な記載の数値範囲の上限値又は下限値に置き換えてもよい。また、本明細書中に記載されている数値範囲において、その数値範囲の上限値又は下限値は、実施例に示されている値に置き換えてもよい。
【0010】
本明細書において、(メタ)アクリレートは、アクリレート又はそれに対応するメタクリレートを意味する。(メタ)アクリロイル基、(メタ)アクリル酸エステル等の他の類似表現についても同様である。
(【0011】以降は省略されています)
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