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公開番号
2025104782
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222844
出願日
2023-12-28
発明の名称
インダクタ、及びDC-DCコンバータ
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
17/06 20060101AFI20250703BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】安定した磁気特性を得ることができるインダクタ、及びDC-DCコンバータを提供する。
【解決手段】インダクタ1において、端子部14B及び導体部11Bは、接続導体15と隣接する位置にて内側から外側へ窪む第1の窪み部21,22を有する。また、Y軸方向(第3の方向)における第1の窪み部21,22の寸法は、導体部11Bと端子部14Bのうち、Y軸方向における寸法が短い方の導体の当該Y軸方向の寸法以上である。そのため、樹脂部材6Cにバリ50が発生した場合であっても、当該バリ50を第1の窪み部21,22の少なくともいずれかに収容することができる。この場合、磁性体2Cの主面2Caを導体部11Bの側面3Bbに安定的に接触させることができる。このため、導体部11Bに対する磁性体2Cの位置ずれを抑制できる。以上より、安定した磁気特性を得ることができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の方向に延びる第1の導体と、前記第1の方向と交差する第2の方向に延びる第2の導体と、前記第1の導体及び前記第2の導体の一方の端部同士を接続する接続導体と、を含むコイル導体と、
角部を有し、当該角部が前記コイル導体の前記接続導体と対向するように配置される磁性体と、
前記磁性体と前記コイル導体の前記第1の導体との間に配置される樹脂部材と、を備え、
前記第1の導体及び前記第2の導体の少なくとも一方の導体は、前記接続導体と隣接する位置にて内側から外側へ窪む第1の窪み部を有し、
前記第1及び第2の方向と交差する第3の方向における前記第1の窪み部の寸法は、前記一方の導体と他方の導体のうち、前記第3の方向における寸法が短い方の導体の当該第3の方向の寸法以上である、インダクタ。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
前記樹脂部材の少なくとも一部は、前記第1の窪み部に収容される、請求項1に記載されたインダクタ。
【請求項3】
前記第1の導体及び前記第2の導体は、前記接続導体と隣接する位置にて内側から外側へ窪む前記第1の窪み部をそれぞれ有する、請求項1に記載されたインダクタ。
【請求項4】
前記接続導体は内側から外側へ窪む第2の窪み部を有し、
前記接続導体の前記第2の窪み部は、前記少なくとも一方の導体の前記第1の窪み部と連通している、請求項1に記載されたインダクタ。
【請求項5】
前記第2の導体の前記第1の窪み部の前記第2の方向における長さ寸法は、前記樹脂部材の厚みより大きい、請求項1に記載されたインダクタ。
【請求項6】
前記少なくとも一方の導体の前記第1の窪み部の深さは、当該導体の厚み寸法の半分より小さい、請求項1に記載されたインダクタ。
【請求項7】
前記第2の導体と、前記磁性体とは、接着層を介して密着し、
前記接続導体における内側の曲率半径は、前記接着層の厚みより小さい、請求項1に記載されたインダクタ。
【請求項8】
前記接続導体における内側の曲率半径は、前記樹脂部材の厚みより小さい、請求項1に記載されたインダクタ。
【請求項9】
前記接続導体における外側は湾曲形状を有し、
前記第2の導体の前記第1の窪み部の前記第2の方向における長さ寸法は、前記接続導体の前記湾曲形状の曲率半径より小さい、請求項1に記載されたインダクタ。
【請求項10】
前記接続導体における外側は湾曲形状を有し、
前記第1の導体の前記第1の窪み部の前記第1の方向における長さ寸法は、前記接続導体の前記湾曲形状の曲率半径より小さい、請求項1に記載されたインダクタ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、インダクタ、及びDC-DCコンバータに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インダクタとして特許文献1に記載されたものが知られている。このインダクタは、コイル導体と、コアとなる磁性体と、を備える。コイル導体は、折り曲げられた部分を有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-33703号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、インダクタにおいては、コイル導体と磁性体との間に絶縁部材としての樹脂部材を配置する場合がある。このような樹脂部材には、コイル導体の導体の端部から突出するようなバリが形成される場合がある。コイル導体が折り曲げられた部分に、樹脂部材のバリが介在することで、コイル導体と磁性体との位置関係がずれる場合がある。コイル導体と磁性体との位置関係がずれることで、安定した磁気特性が得られなくなるという問題がある。
【0005】
そこで、本開示は、安定した磁気特性を得ることができるインダクタ、及びDC-DCコンバータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係るインダクタは、第1の方向に延びる第1の導体と、第1の方向と交差する第2の方向に延びる第2の導体と、第1の導体及び第2の導体の一方の端部同士を接続する接続導体と、を含むコイル導体と、角部を有し、当該角部がコイル導体の接続導体と対向するように配置される磁性体と、磁性体とコイル導体の第1の導体との間に配置される樹脂部材と、を備え、第1の導体及び第2の導体の少なくとも一方の導体は、接続導体と隣接する位置にて内側から外側へ窪む第1の窪み部を有し、第1及び第2の方向と交差する第3の方向における第1の窪み部の寸法は、一方の導体と他方の導体のうち、第3の方向における寸法が短い方の導体の当該第3の方向の寸法以上である。
【0007】
本開示の一側面に係るDC-DCコンバータは、上述のインダクタを備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一側面によれば、安定した磁気特性を得ることができるインダクタ、及びDC-DCコンバータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態におけるインダクタの斜視図である。
インダクタの展開図である。
図1に示したインダクタが用いられるDC-DCコンバータの回路を示した図である。
図1のIV-IV線に沿った断面図である。
変形例に係るインダクタを示す断面図である。
比較例に係るインダクタを示す断面図である。
比較例に係るインダクタを示す断面図である。
変形例に係るインダクタを示す断面図である。
(a)は変形例に係るインダクタを示す断面図であり、(b)は比較例に係るインダクタを示す断面図である。
変形例に係るインダクタを示す断面図である。
変形例に係るインダクタを示す断面図である。
変形例に係るインダクタを示す断面図である。
変形例に係るインダクタを示す展開図である。
変形例に係るDC-DCコンバータの回路を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示のいくつかの実施形態について詳細に説明する。ただし、本開示は以下の実施形態に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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