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公開番号
2025101809
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023218841
出願日
2023-12-26
発明の名称
電源装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
H01M
10/6556 20140101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】静電気帯電の低減、及び高電圧に対する安全を両立すること。
【解決手段】機器に電力を供給する電源装置であって、電池及び金属製の冷却器を有する電池パックと、前記冷却器の中へ絶縁油を流動させて前記電池を冷却する絶縁油回路と、前記電池からの電流を電力制御装置へ供給する第1リレー及び第2リレーのいずれか一方をオンとし、他方をオフとし、前記絶縁油の流動により発生する静電気を前記機器の筐体へ放電させる制御部と、を有する電源装置が提供される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
機器に電力を供給する電源装置であって、
電池及び金属製の冷却器を有する電池パックと、
前記冷却器の中へ絶縁油を流動させて前記電池を冷却する絶縁油回路と、
前記電池からの電流を電力制御装置へ供給する第1リレー及び第2リレーのいずれか一方をオンとし、他方をオフとし、前記絶縁油の流動により発生する静電気を前記機器の筐体へ放電させる制御部と、
を有する電源装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記機器の駆動装置が非運転の際に前記絶縁油回路により前記電池を冷却する場合、前記第1リレー及び前記第2リレーのいずれか一方をオンとし、他方をオフとする、
請求項1に記載の電源装置。
【請求項3】
前記冷却器の管と、前記電池パックの外部へ前記絶縁油を流すゴム製の管とが、樹脂製のコネクタで接続され、前記静電気は、流動する前記絶縁油と前記コネクタとの摩擦による静電気である、
請求項1または2に記載の電源装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記第1リレー及び前記第2リレーのそれぞれが固着しているか否かを検査し、前記第1リレー及び前記第2リレーのいずれか一方が固着している場合、他方をオフとする、
請求項1または2に記載の電源装置。
【請求項5】
前記冷却器は、前記第1リレー側に接続される第1冷却器と、前記第2リレー側に接続される第2冷却器とを有し、
前記制御部は、前記第1リレーが固着している場合、前記第2冷却器に帯電している前記静電気の電圧が閾値以上である場合は前記第2リレーをオンとする、
請求項4に記載の電源装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電源装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、外観を形成するパックケースと、パックケース内に備えられ、少なくとも一つのバッテリーセルを含む複数個のバッテリーモジュールと、複数個のバッテリーモジュールの間に備えられる少なくとも一つの断熱部材と、少なくとも一つの断熱部材と離隔し、複数個のバッテリーモジュールのうちいずれか一つのバッテリーモジュールと接続され、複数個のバッテリーモジュールのうち少なくとも一つのバッテリーモジュールの熱暴走時、いずれか一つのバッテリーモジュールを外部短絡させるエネルギードレインユニットと、を含むことを特徴とするバッテリーパックが開示されている。
【0003】
また、エネルギードレインユニットは、いずれか一つのバッテリーモジュールのバッテリーセルと接続され、オンオフ動作可能に設けられるリレーユニットと、リレーユニットと接続され、パックケースの外部に設けられる抵抗ユニットと、を含み得ることが開示されている。また、抵抗ユニットは、内部に絶縁油が満たされ得ること、及び絶縁油は、抵抗ユニットの内部で抵抗体を冷却させることができることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2023-504801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、例えば、絶縁油を循環させてバッテリの温度を調整する場合に改善の余地がある。
【0006】
本開示の目的は、静電気帯電の低減、及び高電圧に対する安全を両立できる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る第1の態様では、機器に電力を供給する電源装置であって、電池及び金属製の冷却器を有する電池パックと、前記冷却器の中へ絶縁油を流動させて前記電池を冷却する絶縁油回路と、前記電池からの電流を電力制御装置へ供給する第1リレー及び第2リレーのいずれか一方をオンとし、他方をオフとし、前記絶縁油の流動により発生する静電気を前記機器の筐体へ放電させる制御部と、を有する電源装置が提供される。
【発明の効果】
【0008】
一側面によれば、静電気帯電の低減、及び高電圧に対する安全を両立できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る機器の構成の一例を示す図である。
実施形態に係る電源装置の構成の一例を示す図である。
実施形態に係る制御部の処理の一例を示すフローチャートである。
実施形態に係る制御部のハードウェア構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の原理は、いくつかの例示的な実施形態を参照して説明される。これらの実施形態は、例示のみを目的として記載されており、本開示の範囲に関する制限を示唆することなく、当業者が本開示を理解および実施するのを助けることを理解されたい。本明細書で説明される開示は、以下で説明されるもの以外の様々な方法で実装される。
(【0011】以降は省略されています)
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