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公開番号2025105071
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223367
出願日2023-12-28
発明の名称作業車両
出願人株式会社クボタ
代理人安田岡本弁理士法人
主分類B60K 11/06 20060101AFI20250703BHJP(車両一般)
要約【課題】冷却対象機器を収納する筐体に冷却装置からの冷却風を取り込む構造を改良してコンパクトなダクト配管構造を実現する。
【解決手段】
作業車両1は、冷却装置51と、冷却装置51より吐出される冷却風により冷却される第1冷却対象機器50及び第2冷却対象機器37と、第1冷却対象機器50を収納する第1冷却筐体24と、第2冷却対象機器37を収納する第2冷却筐体36と、を備え、第1冷却筐体24に、第2冷却対象機器37を冷却した後に第2冷却筐体36より排出される空気を取り入れるための取入口24hが設けられている。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
冷却装置と、
前記冷却装置より吐出される冷却風により冷却される第1冷却対象機器及び第2冷却対象機器と、
前記第1冷却対象機器を収納する第1冷却筐体と、
前記第2冷却対象機器を収納する第2冷却筐体と、
を備え、
前記第1冷却筐体に、前記第2冷却対象機器を冷却した後に前記第2冷却筐体より排出される空気を取り入れるための取入口が設けられている作業車両。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記第1冷却筐体内に、前記冷却装置からの冷却風を前記第1冷却対象機器に当てるための冷却風通路と、前記第1冷却対象機器を冷却した後の空気を前記冷却装置へと排出するための排風通路とが形成され、
前記取入口より前記第1冷却筐体に導入された前記第2冷却筐体からの空気は、前記排風通路内の空気と合流される請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
前記第1冷却筐体内に、前記冷却風通路から前記排風通路へと空気を案内する第1空気案内装置と、前記取入口から前記排風通路へと空気を案内する第2空気案内装置とが設けられている請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
前記第1冷却筐体内において、前記第1冷却対象機器の上方にて仕切板が設けられ、
前記第1冷却筐体内の、前記仕切板より下方の空間が前記冷却風通路、前記仕切板より上方の空間が前記排風通路である請求項2に記載の作業車両。
【請求項5】
前記第1冷却筐体内において、前記仕切板の端部に沿って、前記冷却風通路の出口と前記排風通路の入口とを連通する上下方向の連通路が設けられ、
前記冷却風通路の前記出口に、前記冷却風通路から前記連通路の下部へと空気を案内する第1空気案内装置が設けられ、
前記連通路の上部に、前記取入口と、前記取入口より導入される空気を前記排風通路の前記入口へと案内する第2空気案内装置とが設けられている請求項4に記載の作業車両。
【請求項6】
前記第1空気案内装置及び前記第2空気案内装置はファンである請求項3又は5に記載の作業車両。
【請求項7】
前記第1冷却対象機器及び前記第2冷却対象機器のうち少なくとも一方はバッテリである請求項1に記載の作業車両。
【請求項8】
車体と、
前記車体の側方に設けられた走行構造体と、
を備え、
前記冷却装置及び前記第1冷却筐体は、前記車体に配置され、
前記第2冷却筐体は、前記走行構造体に配置されている請求項1、2又は7に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農作業等の作業を行うための作業車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、作業車両を用いての農作業等については、作業者が車両に乗り込んでの手動操作による作業形態から、作業者が端末装置等を用いて車両を遠隔操作する遠隔操縦型の作業形態や、圃場に設定されたルートに沿って車両をGPSにて走行させる自律走行型の作業形態等、作業車両を無人で走行させての作業形態に移行しつつある。
【0003】
したがって、車両の形態についても、従来の運転席を備えたトラクタ型のものから、農作業等、目的とする作業を実行する上でさらに便利な形態のものにすることが考えられる。例えば、車体と、車体の左右両側に配される車輪等を有する左右の走行構造体とよりなる無人操作型の作業車両を用いて、車体を畝に架け渡した状態に配置し、畝の左右両側に左右の走行構造体を配して、農作業をすること等が考えられる。
【0004】
また、このような形態の作業車両において、車体には車体に連結される作業装置等の駆動力源としてのバッテリを配置し、走行構造体には車輪駆動用の電動モータの駆動源としての別のバッテリを配置するということが考えられる。
【0005】
ここで、例えば、特許文献1に開示されているように、作業車両等に搭載されるバッテリパックを空冷システムにて冷却する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6091844号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記の無人走行式の作業車両において、車体にも走行構造体にも、別々にバッテリを搭載した場合に、それぞれのバッテリを収納するケースに対し、空調装置からの空気を冷却風として送り込む構成を考えるとき、このような空冷システムを構成する上で、ダクト構造が重要である。
【0008】
このダクト構造を実現する上で、上述のように車体や走行構造体に分散配置されるバッテリケースにいかに効率よく冷却風を送り込めるかということの他、例えば他の機器の配置スペースを考慮してコンパクトな配管構造とすること等、様々な課題の解消が求められる。特許文献1で開示されるダクト構造は、バッテリのケースと空調器との間で冷却風を循環させる単純な構成のものであり、作業車両の中でのバッテリパックの配置等を考慮したものではない。
【0009】
さらに、ダクトのコンパクトな配管や、ダクトの短縮化を実現する上で、バッテリを収納するケースにおける冷却風の通路構造等を工夫することが考えられるが、特許文献1に示すバッテリのケース構造は、このような方面での技術的な解決手段を示すものではない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の一実施形態に係る作業車両は、冷却装置と、前記冷却装置より吐出される冷却風により冷却される第1冷却対象機器及び第2冷却対象機器と、前記第1冷却対象機器を収納する第1冷却筐体と、前記第2冷却対象機器を収納する第2冷却筐体と、を備え、前記第1冷却筐体に、前記第2冷却対象機器を冷却した後に前記第2冷却筐体より排出される空気を取り入れるための取入口が設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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