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公開番号2025101158
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217801
出願日2023-12-25
発明の名称移植機
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人R&C
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250630BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】苗載台に載置された苗マットの移動量を精度良く計測する移植機の提供。
【解決手段】苗マットを載置する苗載台と、苗マットから苗を取り出して圃場に苗を移植する植付機構と、植付機構に向けて縦方向に移動する苗マットの移動量を計測する計測装置40と、が備えられている。計測装置40は、苗載台において、第一位置と、第一位置よりも植付機構側に位置する第二位置と、の間で植付機構に向けて縦方向に移動する苗マットの移動量を計測する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
苗マットを載置する苗載台と、
前記苗マットから苗を取り出して圃場に苗を移植する植付機構と、
前記植付機構に向けて前記苗載台上を縦方向に移動する前記苗マットの移動量を、第一位置と、前記第一位置よりも前記植付機構側に位置する第二位置と、の間で計測する計測装置と、が備えられている移植機。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記計測装置は、前記縦方向において、前記第一位置よりも前記第二位置と反対側の第三位置と、前記第二位置と、に亘って移動可能に構成され、かつ、前記第一位置と前記第二位置との間で前記移動量を計測するように構成されている請求項1に記載の移植機。
【請求項3】
前記計測装置は前記苗載台の上部に支持されている請求項1に記載の移植機。
【請求項4】
前記計測装置は、前記苗マットに当接する当接部と、前記当接部を支持するとともに前記苗マットの移動に追従して前記当接部と一体的にスライドするスライド部と、前記スライド部のスライド量を計測する計測部と、を有する請求項1に記載の移植機。
【請求項5】
前記当接部は、前記苗載台の載置面を挟んで、前記苗マットの位置する側と反対側に収納される収納位置と前記苗マットの位置する側に立ち上がる起立位置とに亘って上下に揺動するように構成されている請求項4に記載の移植機。
【請求項6】
前記苗載台に、前記起立位置に位置する状態の前記当接部が前記載置面と交差するように前記苗載台を貫通するための孔部が形成されている請求項5に記載の移植機。
【請求項7】
前記スライド部を前記第一位置または前記第一位置よりも前記第二位置と反対側の第三位置へ移動させて前記スライド部を拘束する第一動作と、前記スライド部の拘束を解除する第二動作と、を実行可能な駆動機構が備えられている請求項4に記載の移植機。
【請求項8】
前記第二位置と前記第三位置との間に設けられ、前記苗載台に残された前記苗マットの前記縦方向の長さが予め設定された長さ以下になった状態を苗通知状態として検知する第一苗センサと、
前記駆動機構の駆動を制御する制御装置と、が備えられ、
前記制御装置は、前記スライド部が前記第二位置に到達したことに応じて前記駆動機構に前記第一動作を実行させ、かつ、前記第一苗センサが前記苗通知状態を検知したことに応じて前記駆動機構に前記第二動作を実行させるように構成されている請求項7に記載の移植機。
【請求項9】
前記第二位置よりも前記植付機構側と反対側に設けられ、前記苗載台に残された前記苗マットの前記縦方向の長さが予め設定された第一長さ以下になった状態を苗通知状態として検知する第一苗センサと、
前記第二位置よりも前記植付機構側に設けられ、前記苗載台に残された前記苗マットの前記縦方向の長さが前記第一長さよりも前記苗マット一枚分短い第二長さ以下になった状態を苗通知状態として検知する第二苗センサが備えられている請求項1から8の何れか一項に記載の移植機。
【請求項10】
前記第二位置よりも前記植付機構側と反対側に設けられ、前記苗載台に残された前記苗マットの前記縦方向の長さが予め設定された長さ以下になった状態を苗通知状態として検知する第一苗センサが備えられ、
前記計測装置と前記第一苗センサとは、機体左右方向視において重複するように配置されている請求項1から8の何れか一項に記載の移植機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移植機に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特開2023-15792号公報(特許文献1)に開示された移植機においては、苗載台に載置された苗マットの下方への移動量を検出可能な計測装置(文献では『移動量検出部(80)』)が備えられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-15792号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2023-15792号公報(特許文献1)に開示された計測装置の構成では、苗載台の載置面に配置された回転体が備えられている。回転体が苗マットの底部に引っ掛かりながら回転し、回転体の回転量を検出することによって苗マットの移動量を検出するように、計測装置は構成されている。しかし、苗マットが途中で浮いたり崩れたりしていると、回転体が苗マットの底部に十分に咬み込まずに正常に回転せず、苗マットの移動量を精度良く検出できない可能性も考えられる。この点で、苗マットの移動量を精度よく検出するために改善する余地がある。
【0005】
本発明の目的は、苗載台に載置された苗マットの移動量を精度良く計測する移植機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明による移植機には、苗マットを載置する苗載台と、前記苗マットから苗を取り出して圃場に苗を移植する植付機構と、前記植付機構に向けて縦方向に移動する前記苗マットの移動量を、第一位置と、前記第一位置よりも前記植付機構側に位置する第二位置と、の間で計測する計測装置と、が備えられていることを特徴とする。
【0007】
本発明によると、計測装置が第一位置と第二位置とに亘って苗マットの移動量を計測する。この構成であると、苗マットが途中で浮いたり崩れたりしている場合であっても、計測装置が第一位置と第二位置とに亘って苗マットの移動に追従して、苗マットの移動量を計測する構成が可能となる。これにより、苗載台に載置された苗マットの移動量を精度良く計測する移植機が実現される。
【0008】
本発明において、前記計測装置は、前記縦方向において、前記第一位置よりも前記第二位置と反対側の第三位置と、前記第二位置と、に亘って移動可能に構成され、かつ、前記第一位置と前記第二位置との間で前記移動量を計測するように構成されていると好適である。
【0009】
本構成によって、計測装置の構成がコンパクトになり、苗マットの移動量の計測精度を容易に向上させ易くなる。
【0010】
本発明において、前記計測装置は前記苗載台の上部に支持されていると好適である。
(【0011】以降は省略されています)

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