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公開番号2025105322
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223790
出願日2023-12-29
発明の名称環境負荷算出装置、コンピュータプログラム及び環境負荷算出方法
出願人株式会社GSユアサ
代理人個人,個人
主分類G06Q 10/30 20230101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約【課題】蓄電池の寿命を勘案した環境負荷を算出することができる環境負荷算出装置、コンピュータプログラム及び環境負荷算出方法を提供する。
【解決手段】環境負荷算出装置は、制御部を備え、制御部は、対象物に使用される蓄電池の正極又は負極の活物質のリサイクル材料の使用率を取得し、取得した使用率と蓄電池の寿命とを関連付けた関連情報に基づいて、対象物に使用される蓄電池の寿命を推定し、推定した寿命及び蓄電池の所定単位当たりの二酸化炭素排出量を示す第1環境負荷係数に基づいて、蓄電池の寿命期間における対象物の環境負荷を算出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
制御部を備え、
前記制御部は、
対象物に使用される蓄電池の正極又は負極の活物質のリサイクル材料の使用率を取得し、
取得した使用率と蓄電池の寿命とを関連付けた関連情報に基づいて、前記対象物に使用される蓄電池の寿命を推定し、
推定した寿命及び蓄電池の所定単位当たりの二酸化炭素排出量を示す第1環境負荷係数に基づいて、前記蓄電池の寿命期間における前記対象物の環境負荷を算出する、
環境負荷算出装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御部は、
取得した使用率、及び蓄電池の用途別の前記関連情報に基づいて、前記対象物の環境負荷を算出する、
請求項1に記載の環境負荷算出装置。
【請求項3】
前記制御部は、
推定した寿命、並びに蓄電池の用途別、蓄電池の用途における製品別及び蓄電池が使用される地域別の前記第1環境負荷係数に基づいて、前記対象物の環境負荷を算出する、
請求項1に記載の環境負荷算出装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記対象物に使用される蓄電池に含まれる活物質の総重量を取得し、
取得した総重量、及び活物質の重量当たりの二酸化炭素排出量を示す第2環境負荷係数に基づいて、前記対象物の環境負荷を算出する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の環境負荷算出装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記対象物に使用される蓄電池の蓄電池量を取得し、
取得した蓄電池量、及び蓄電池量当たりの二酸化炭素排出量を示す第3環境負荷係数に基づいて、前記対象物の環境負荷を算出する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の環境負荷算出装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記対象物に使用される蓄電池の蓄電池量を取得し、
取得した蓄電池量、及び蓄電池の廃棄又はリサイクルに必要な蓄電池量当たりの二酸化炭素排出量を示す第4環境負荷係数に基づいて、前記対象物の環境負荷を算出する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の環境負荷算出装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記対象物がガソリンを使用する車両の場合、前記対象物の走行距離及び前記対象物に搭載された蓄電池の蓄電池量を取得し、
取得した蓄電池量、並びに走行距離及び蓄電池量当たりの二酸化炭素排出量を示す第5環境負荷係数に基づいて、前記対象物の環境負荷を算出する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の環境負荷算出装置。
【請求項8】
前記制御部は、
算出した前記蓄電池の寿命期間における前記対象物の環境負荷に基づいて、前記リサイクル材料の使用率を決定する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の環境負荷算出装置。
【請求項9】
前記制御部は、
算出した前記蓄電池の寿命期間における前記対象物の環境負荷に基づいて、前記蓄電池の生産計画を生成する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の環境負荷算出装置。
【請求項10】
前記制御部は、
算出した前記蓄電池の寿命期間における前記対象物の環境負荷に基づいて、前記蓄電池に使用する活物質の購入計画を生成する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の環境負荷算出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、環境負荷算出装置、コンピュータプログラム及び環境負荷算出方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、リチウムイオン電池に代表される蓄電池は、ハイブリッド自動車(HEV)、電気自動車(EV)、電源設備、ノートパソコンやスマートフォン、家電製品など様々な製品に搭載されている。特に将来予想される電気自動車の増加により、蓄電池の需要はさらに増加することが見込まれる。
【0003】
蓄電池の需要が増加する状況においては、蓄電池のリサイクルも推進されることが予想される。特許文献1には、廃棄されたリチウムイオン電池から有価の高いコバルト、ニッケル、リチウムなどの金属材料を多く含む正極材料を回収する方法が開示されている。
【0004】
一方で、欧州連合の電池リサイクル規制への対応が迫られている。電池リサイクル規制は、電気自動車のリチウムイオン電池などを対象にコバルト、ニッケル、リチウムなどのリサイクル材の使用量の開示やリサイクル材の使用を義務付けるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-184487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、従来、リサイクル材を使用した蓄電池の寿命や、蓄電池の寿命を通じて発生する二酸化炭素排出量は考慮されてないことから、蓄電池の寿命を勘案した環境負荷の算出がどのようになるかが求められている。
【0007】
本発明の一態様は、蓄電池の寿命を勘案した環境負荷を算出することができる環境負荷算出装置、コンピュータプログラム及び環境負荷算出方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る環境負荷算出装置は、制御部を備え、前記制御部は、対象物に使用される蓄電池の正極又は負極の活物質のリサイクル材料の使用率を取得し、取得した使用率と蓄電池の寿命とを関連付けた関連情報に基づいて、前記対象物に使用される蓄電池の寿命を推定し、推定した寿命及び蓄電池の所定単位当たりの二酸化炭素排出量を示す第1環境負荷係数に基づいて、前記蓄電池の寿命期間における前記対象物の環境負荷を算出する。
【発明の効果】
【0009】
上記態様の環境負荷算出装置によれば、蓄電池の寿命を勘案した環境負荷量を算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
環境負荷算出システムの構成の一例を示す図である。
関連情報の一例を示す図である。
用途別の第1環境負荷係数の一例を示す図である。
用途別、製品別及び地域別の第1環境負荷係数の一例を示す図である。
第2環境負荷係数の一例を示す図である。
第3環境負荷係数の一例を示す図である。
第4環境負荷係数の一例を示す図である。
自動車の廃車までの累積二酸化炭素排出量の一例を示す図である。
A社のダイレクト法のリサイクル正極活物質を用いた蓄電池を搭載したEVの寿命までの走行距離に対する累積二酸化炭素排出量の一例を示す図である。
B社の湿式法のリサイクル正極活物質を用いた蓄電池を搭載したEVの寿命までの走行距離に対する累積二酸化炭素排出量の一例を示す図である。
蓄電池の生産計画の一例を示す図である。
蓄電池に使用する活物質の購入計画の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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