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公開番号2025105832
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2025073890,2021124023
出願日2025-04-28,2021-07-29
発明の名称特装車稼働状況管理システム
出願人極東開発工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/40 20240101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約【課題】 特装車の稼働動作データの送信について、柔軟な通信設定を可能とする。
【解決手段】 定期送信モードがオンか否か判断し(S11)送信頻度を設定し(S12)、タイマーをスタートする(S13)。タイマー残「0」でなければ送信命令があるか否か判断する(S17)。かかる送信命令がなければ、随時送信ボタンが押されたかを判断する(S18)。随時送信ボタンが押されていれば、BT接続がなされているかを判断する(S19)。接続されていれば、稼働動作データ(積算積込回数など)に現在時刻を付与した稼働動作データを生成して、特装車管理サーバ100に送信する(S23)。かかる定期送信モード、随時送信モードは設定をオンオフに切り替え可能である。
【選択図】 図8

特許請求の範囲【請求項1】
A)特装車に搭載された制御対象装置を制御する特装車車両側制御装置から、前記制御対象装置の稼働動作データを取得して、特装車の稼働動作を管理する特装車稼働動作データ管理システムであって、
B)特装車管理サーバ、ユーザ携帯装置、およびユーザ側管理者端末装置を備え、
C)前記ユーザ携帯装置は、下記c1)~c3)を有し、
c1)前記特装車車両側制御装置と無線通信接続する近距離無線送受信手段、
c2)前記近距離無線送受信手段により、前記特装車車両側制御装置から架装物の稼働動作データを取得する稼働動作データ取得手段、
c3)定められた送信条件に基づいて前記稼働動作データを前記特装車管理サーバに送信する稼働動作データ送信手段、
D)前記特装車管理サーバは、
前記ユーザ携帯装置から受け取った稼働動作データをユーザ別に記憶するユーザ別稼働動作データ記憶手段、
前記ユーザ別稼働動作データ記憶手段から、ユーザ別の稼働動作データを読み出して各ユーザ別の稼働状況報告データを生成して前記ユーザ側管理者端末装置に送信する稼働状況報告データ生成送信手段、
を有し、
E)前記ユーザ側管理者端末装置は、前記特装車管理サーバから前記稼働状況報告データを受け取って表示手段に表示する表示制御手段を有し、
F)前記ユーザ携帯装置は、さらに、前記稼働動作データ送信手段の送信条件を設定する送信条件設定手段を有しており、
前記送信条件設定手段が設定する送信条件は、所定時間毎の自動送信で自動送信モードおよびユーザから送信希望要求があった時機である随時送信モードの双方を少なくとも含むこと、
を特徴とする特装車稼働状況管理システム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1の特装車稼働動作データ管理システムにおいて、
前記ユーザ携帯装置は、前記自動送信モードおよび/または随時送信モードにおける送信時に、接続している特装車車両側制御装置との無線通信が切断されていると、アラート報知する接続管理手段を有すること、
を特徴とする特装車稼働動作データ管理システム。
【請求項3】
請求項1または2の特装車稼働動作データ管理システムにおいて、
前記送信条件設定手段は、前記送信条件のうち、前記自動送信モードおよび/または随時送信モードを、送信しないモードに切り替え可能であること、
を特徴とする特装車稼働動作データ管理システム。
【請求項4】
請求項1~3のいずれかの特装車稼働動作データ管理システムにおいて、
前記送信条件設定手段は、前記随時送信モードにおいて、前記稼働動作データのうち送信対象とするデータが選択可能であること、
を特徴とする特装車稼働動作データ管理システム。
【請求項5】
請求項1~4のいずれかの特装車稼働動作データ管理システムにおいて、
前記ユーザ携帯装置の稼働動作データ送信手段は、送信時に日時データを含めて送信すること、
を特徴とする特装車稼働動作データ管理システム。
【請求項6】
請求項1~4のいずれかの特装車稼働動作データ管理システムにおいて、
前記ユーザ携帯装置は、前記取得した稼働動作データを記憶する稼働動作データ記憶手段を有し、前記稼働動作データ受信時に日時データを付与して、前記稼働動作データ記憶手段に記憶すること、
を特徴とする特装車稼働動作データ管理システム。
【請求項7】
請求項1~6のいずれかの特装車稼働動作データ管理システムにおいて、
前記ユーザ携帯装置は、前記稼働動作データには前記架装物の動作状況を示す画像データを含んでおり、
前記稼働動作データ送信手段は前記画像データを含めて前記特装車管理サーバに送信すること、
を特徴とする特装車稼働動作データ管理システム。
【請求項8】
請求項1~4、請求項6,7のいずれかの特装車稼働動作データ管理システムにおいて、
さらに、前記ユーザ携帯装置は、前記取得した稼働動作データを記憶する稼働動作データ記憶手段を有しており、
前記稼働動作データ送信手段は、前記送信条件に合致した時機が送信できない通信圏外である場合には、送信対象のデータを一次的に記憶しておき、通信圏内に移動すると送信すること、
を特徴とする特装車稼働動作データ管理システム。
【請求項9】
請求項1~8のいずれかの特装車稼働動作データ管理システムにおいて、
前記稼働動作データは送信時の位置データを含み、
前記特装車管理サーバは、地図データを記憶しており、前記各稼働動作データから読み出した位置を時系列順に並べた移動軌跡地図データを生成して、前記ユーザ側管理者端末装置に送信する地図データ生成送信手段を備え、
前記ユーザ側管理者端末装置の表示制御手段は、前記移動軌跡地図データを前記表示手段に表示すること、
を特徴とする特装車稼働動作データ管理システム。
【請求項10】
請求項1~4、7、8のいずれかのユーザ携帯装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、特装車の稼働状況管理システムに関し、特に、稼働動作データの収集に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、塵芥収集車の運行履歴を所定時間毎に、管理サーバに送信する映像管理システムが開示されている(段落0037、0038)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許6399324号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のように所定時間毎の送信だけでは、適切な稼働動作データを収集できないという問題があった。例えば10分毎に稼働動作データを送信するとした場合、密集した住宅街で収集する際、10分の間に複数のごみステーションでごみ収集して積込装置を作動させることもある。この場合、10分後に送信された運行履歴は不正確となる。もちろん、上記所定時間の間隔を短くすることも考えられるが、それでは無駄な通信がなされるという問題が生じる。かかる問題は、運行履歴だけでなく稼働動作データの収集についても同様である。
【0005】
この発明は、上記問題を解決し、適切な稼働動作データを収集できる特装車稼働状況管理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明にかかる特装車稼働状況管理システムは、A)特装車に搭載された制御対象装置を制御する特装車車両側制御装置から、前記制御対象装置の稼働動作データを取得して、特装車の稼働動作を管理する特装車稼働動作データ管理システムであって、B)特装車管理サーバ、ユーザ携帯装置、およびユーザ側管理者端末装置を備え、C)前記ユーザ携帯装置は、下記c1)~c3)を有し、c1)前記特装車車両側制御装置と無線通信接続する近距離無線送受信手段、c2)前記近距離無線送受信手段により、前記特装車車両側制御装置から架装物の稼働動作データを取得する稼働動作データ取得手段、c3)定められた送信条件に基づいて前記稼働動作データを前記特装車管理サーバに送信する稼働動作データ送信手段、D)前記特装車管理サーバは、前記ユーザ携帯装置から受け取った稼働動作データをユーザ別に記憶するユーザ別稼働動作データ記憶手段、前記ユーザ別稼働動作データ記憶手段から、ユーザ別の稼働動作データを読み出して各ユーザ別の稼働状況報告データを生成して前記ユーザ側管理者端末装置に送信する稼働状況報告データ生成送信手段、を有し、E)前記ユーザ側管理者端末装置は、前記特装車管理サーバから前記稼働状況報告データを受け取って表示手段に表示する表示制御手段を有し、F)前記ユーザ携帯装置は、さらに、前記稼働動作データ送信手段の送信条件を設定する送信条件設定手段を有しており、前記送信条件設定手段が設定する送信条件は、所定時間毎の自動送信で自動送信モードおよびユーザから送信希望要求があった時機である随時送信モードの双方を少なくとも含む。
【0007】
このように前記自動送信モードおよび随時送信モードの双方について設定可能であるので適切な時機の稼働動作データを収集できる。
【0008】
(2)本発明にかかる特装車稼働状況管理システムにおいては、前記ユーザ携帯装置は、前記自動送信モードおよび/または随時送信モードにおける送信時に、接続している特装車車両側制御装置との無線通信が切断されていると、アラート報知する接続管理手段を有する。したがって、送信対象の稼働動作データが所望の時機のデータがあるかをユーザに報知することができる。
【0009】
(3)本発明にかかる特装車稼働状況管理システムにおいては、前記送信条件設定手段は、前記送信条件のうち、前記自動送信モードおよび/または随時送信モードを、送信しないモードに切り替え可能である。これにより状況に応じて適切な稼働動作データを特装車管理サーバに記憶することができる。
【0010】
(4)本発明にかかる特装車稼働状況管理システムにおいては、前記送信条件設定手段は、前記随時送信モードにおいて、前記稼働動作データのうち送信対象とするデータが選択可能である。したがって、一部の稼働動作データに限って特装車管理サーバに記憶させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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