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公開番号
2025112981
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007576
出願日
2024-01-22
発明の名称
車両
出願人
極東開発工業株式会社
代理人
個人
主分類
B60R
9/02 20060101AFI20250725BHJP(車両一般)
要約
【課題】箱等の物置部材が外付けされた車両を提供する
【解決手段】架台を備えた車体構造を有し、前記架台に架装物が設けられ、車体の側面側にブラケット35を介して物置部材が取り付けられた車両であって、ブラケット35は、一枚の板体70が折り曲げられたものであり、板体70の中央部が略垂直に折り曲げられていて車体側に固定される取付け辺40と当該取付け辺に対して略垂直にのびる支持辺41が構成されている。取付け辺40の辺部が折り曲げられて取付け辺側補強部45が構成され、支持辺41の辺部が折り曲げられて支持辺側補強部60が構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
架台を備えた車体構造を有し、前記架台に架装物が設けられ、車体の側面側にブラケットを介して物置部材が取り付けられた車両であって、
前記ブラケットは、一枚の板体が折り曲げられたものであり、
前記板体の中央部が略垂直に折り曲げられていて車体側に固定される取付け辺と当該取付け辺に対して略垂直にのびる支持辺が構成されており、
さらに前記取付け辺の辺部が折り曲げられて取付け辺側補強部が構成され、前記支持辺の辺部が折り曲げられて支持辺側補強部が構成されていることを特徴とする車両。
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【請求項2】
前記取付け辺側補強部と前記支持辺側補強部は、前記板体の同じ側の辺が折り曲げられたものであり、前記取付け辺側補強部と前記支持辺側補強部は折り曲げ方向が異なることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記取付け辺側補強部の一部と、前記支持辺側補強部の一部が重なっており、当該重なり部分で前記取付け辺側補強部と前記支持辺側補強部の一部が接合されていることを特徴とする請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記取付け辺側補強部であって前記支持辺側補強部の近傍部分は、その幅が広いことを特徴とする請求項3に記載の車両。
【請求項5】
前記板体には、前記取付け辺が構成される取付け辺領域と、前記支持辺が構成される支持辺領域があり、前記板体の前記取付け辺領域と前記支持辺領域の間に切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項4に記載の車両。
【請求項6】
前記板体には、前記取付け辺側補強部と前記支持辺側補強部が設けられる補強部領域があり、当該補強部領域に前記切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項5に記載の車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トラックや特装車等の車両に関するものであり、特に車体構造がトラック型であり、架台を有していて当該架台に荷台、荷箱、特装装置その他の所定の機能を備えた架装物が設けられた車両に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
ダンプトラック、散水車、給水車、コンクリートポンプ、ミキサートラック、タンクローリー、粉粒体運搬車、塵芥収集車、着脱ボディ車等の特装車が知られている。
特装車は、車輪等を備えていて走行機能を有する車両本体に,架装物が固定されたものである。例えば車両本体のメインフレーム(架台)に、サブフレームが固定され、当該サブフレームを介して架装物が取り付けられる。
塵芥収集車は、車両本体に塵芥収集箱が設けられたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-56778号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
塵芥収集車は、家庭から排出される一般ゴミや、飲食店から排出される生ゴミを収集して搬送する車両として使用される場合が多い。塵芥収集車は積込装置を有し、当該積込装置で塵芥収納箱に塵芥を押し入れて圧縮する。
そのため、ゴミの中に大きな鉄くずが混じっていると、ゴミを圧縮することができず、積込装置を傷めてしまう。そのため大きな鉄くず等は、別の箱に入れて運搬することが望ましい。また当該箱は、作業性を考慮して車体に外付けされていることが望ましい。
他の特装車や平ボデーのトラックについても、使用頻度の高い工具や治具等を外付けされた箱に入れて運搬することが望ましい。
本発明はこの要求に応えるものであり、箱等の物置部材が外付けされた車両を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記した課題を解決するための態様は、架台を備えた車体構造を有し、前記架台に架装物が設けられ、車体の側面側にブラケットを介して物置部材が取り付けられた車両であって、前記ブラケットは、一枚の板体が折り曲げられたものであり、前記板体の中央部が略垂直に折り曲げられていて車体側に固定される取付け辺と当該取付け辺に対して略垂直にのびる支持辺が構成されており、さらに前記取付け辺の辺部が折り曲げられて取付け辺側補強部が構成され、前記支持辺の辺部が折り曲げられて支持辺側補強部が構成されていることを特徴とする車両である。
【0006】
本態様の車両は、車体構造がトラック型であり、架台を有していて車高が高い。本態様の車両は、架台に架装物が設けられている。
本態様の車両は、車体の側面側にブラケットを介して物置部材が取り付けられたものである。ブラケットが取付けられる対象は、架台であってもよく、架装物の一部であってもよい。本態様の車両では、物置部材が外付けされており、使い勝手がよい。
また本態様の車両で採用するブラケットは、一枚の板体が折り曲げられたものであり、簡単な構造であって作りやすい。
仮に取付け辺を構成する部材と、支持辺を構成する部材を個別に成型し、その後に両者を溶接等で接合する場合、両者の角度決めや位置決めを行う必要があり、面倒である。これに対して本態様の車両で採用するブラケットは、曲げ加工によって最終形状に成型するので、位置合わせが不要である。また本態様によると、折り曲げ角度を調節するだけで取付け辺と支持辺の開き角度を決めることができる。
また本態様で採用するブラケットは、取付け辺側補強部があるので、取付け辺は、必要な剛性を備えている。同様に、本態様で採用するブラケットは、支持辺側補強部があるので、支持辺についても必要な剛性を備えている。本態様で採用するブラケットは、取付け辺側補強部及び支持辺側補強部についても曲げ加工によって成型されているので、作りやすい。
【0007】
上記した態様において、前記取付け辺側補強部と前記支持辺側補強部は、前記板体の同じ側の辺が折り曲げられたものであり、前記取付け辺側補強部と前記支持辺側補強部は折り曲げ方向が異なることが望ましい。
【0008】
本態様によると、取付け辺側補強部を車両本体に干渉しない方向に設けることができ、支持辺側補強部を物置部材に干渉しない方向に設けることができる。
【0009】
上記した各態様において、前記取付け辺側補強部の一部と、前記支持辺側補強部の一部が重なっており、当該重なり部分で前記取付け辺側補強部と前記支持辺側補強部の一部が接合されていることが望ましい。
【0010】
本態様によると、支持辺の開き方向の剛性を確保することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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