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公開番号2025106520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-15
出願番号2025065833,2022194784
出願日2025-04-11,2016-07-19
発明の名称第1の端末装置、ネットワーク装置、及びそれらによって実施される方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04W 72/0457 20230101AFI20250708BHJP(電気通信技術)
要約【課題】開示は、時間及び/又は周波数リソースの無駄を抑制するために通信を実施するソリューションを提供する。
【解決手段】通信システムに適用される方法は、下りリンク(DL)伝送部分及び/又は上りリンク(UL)伝送部分を含み、かつ、それぞれのDL伝送部分及び/又はUL伝送部分の存続期間が互いに異なる候補伝送パターンのセットから目標伝送パターンを決定し、目標伝送パターンを使用してネットワーク装置と端末装置との間の通信を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1の端末装置によって実施される方法であって、
下りリンク(DL:downlink)部分、及び/又は上りリンク(UL:uplink)部分と、フレキシブル部分とを有する目標伝送パターンを決定し、
前記フレキシブル部分が下りリンク伝送を示す場合、下りリンク伝送を前記フレキシブル部分において受信し、
前記フレキシブル部分が上りリンク伝送を示す場合、上りリンク伝送を前記フレキシブル部分において送信し、
前記フレキシブル部分において下りリンク伝送及び上りリンク伝送がないことが示されている場合、前記フレキシブル部分において伝送は実施されない、方法。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
上りリンクとして示されたシンボルを除去することとで得られる前記目標伝送パターンの一部であるリソース上に前記第1の端末装置に対する送信がないことを示すインディケーションを含む下りリンク制御情報(DCI:downlink control information)を受信し、ここで、前記リソースは、第2の端末装置の送信のために示され、前記第2の端末装置に対する送信の遅延要求は、前記第1の端末装置に対する送信の遅延要求よりも高い、
前記DCIに基づいてネットワーク装置との通信を行うこと有する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
さらに、前記目標伝送パターンを有する構成情報を受信する、請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
ネットワーク装置によって実施される方法であって、
下りリンク(DL:downlink)部分、及び/又は上りリンク(UL:uplink)部分と、フレキシブル部分とを有する目標伝送パターンを示す構成情報を、第1の端末装置に送信し、
前記フレキシブル部分が下りリンク伝送を示す場合、下りリンク伝送を前記フレキシブル部分において実施し、
前記フレキシブル部分が上りリンク伝送を示す場合、上りリンク伝送を前記フレキシブル部分において受信し、
前記フレキシブル部分において下りリンク伝送及び上りリンク伝送がないことが示されている場合、前記フレキシブル部分において伝送は実施されない、方法。
【請求項5】
上りリンクとして示されたシンボルを除去することとで得られる前記目標伝送パターンの一部であるリソース上に前記第1の端末装置に対する送信がないことを示すインディケーションを含む下りリンク制御情報(DCI:downlink control information)を送信し、ここで、前記リソースは、第2の端末装置の送信のために示され、前記第2の端末装置に対する送信の遅延要求は、前記第1の端末装置に対する送信の遅延要求よりも高い、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
第1の端末装置であって、
下りリンク(DL:downlink)部分、及び/又は上りリンク(UL:uplink)部分と、フレキシブル部分とを有する目標伝送パターンを決定する手段と、
前記フレキシブル部分が下りリンク伝送を示す場合、下りリンク伝送を前記フレキシブル部分において受信し、前記フレキシブル部分が上りリンク伝送を示す場合、上りリンク伝送を前記フレキシブル部分において送信し、前記フレキシブル部分において下りリンク伝送及び上りリンク伝送がないことが示されている場合、前記フレキシブル部分において伝送は実施されない手段とを備える第1の端末装置。
【請求項7】
上りリンクとして示されたシンボルを除去することとで得られる前記目標伝送パターンの一部であるリソース上に前記第1の端末装置に対する送信がないことを示すインディケーションを含む下りリンク制御情報(DCI:downlink control information)を受信する手段であって、前記リソースは、第2の端末装置の送信のために示され、前記第2の端末装置に対する送信の遅延要求は、前記第1の端末装置に対する送信の遅延要求よりも高い、手段と、
前記DCIに基づいてネットワーク装置との通信を行う手段とをさらに備える、請求項6に記載の第1の端末装置。
【請求項8】
ネットワーク装置であって、
下りリンク(DL:downlink)部分、及び/又は上りリンク(UL:uplink)部分と、フレキシブル部分とを有する目標伝送パターンを示す構成情報を、第1の端末装置に送信する手段と、
前記フレキシブル部分が下りリンク伝送を示す場合、下りリンク伝送を前記フレキシブル部分において実施し、前記フレキシブル部分が上りリンク伝送を示す場合、上りリンク伝送を前記フレキシブル部分において受信し、前記フレキシブル部分において下りリンク伝送及び上りリンク伝送がないことが示されている場合、前記フレキシブル部分において伝送は実施されない手段とを備えるネットワーク装置。
【請求項9】
上りリンクとして示されたシンボルを除去することとで得られる前記目標伝送パターンの一部であるリソース上に前記第1の端末装置に対する送信がないことを示すインディケーションを含む下りリンク制御情報(DCI:downlink control information)を送信する手段であって、前記リソースは、第2の端末装置の送信のために示され、前記第2の端末装置に対する送信の遅延要求は、前記第1の端末装置に対する送信の遅延要求よりも高い、手段をさらに備える、請求項8に記載のネットワーク装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、概して通信技術に関する。特に、本開示の実施形態は、通信を実施する方法及び装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
通信技術の発展と共に、100GHzまでの周波数範囲は、できるだけ多くの使用シナリオに対処する単一の技術的枠組みの目的で研究されました。拡張モバイルブロードバンド(eMBB:enhanced mobile broadband)、超高信頼性及び低遅延通信(URLLC:ultra-reliable and low latency communications)、大規模マシンタイプ通信(mMTC:massive machine-type-communications)など、いくつかの要件と展開シナリオが定義されてきた。
【0003】
一般に、eMBBはハイピークデータレートに厳しい要求を持つが、ユーザプレーン遅延には、例えば上りリンク(UL:Up link)及び下りリンク(DL:Down Link)伝送に4msという比較的ゆるい要件を持つ。対照的に、URLLCは超低遅延かつ高い信頼性を要求し、例えば、UL及びDL伝送に対してユーザプレーン遅延に例えば0.5msを要求する。
【0004】
eMBBサービスを要求する端末装置(「eMBB端末」とも呼ぶ)とURLLCサービスを要求する他の端末(「URLLC端末」とも呼ぶ)とが、サブフレームなどの同じ伝送パターンにおいて多重化される場合、eMBBのユーザプレーン遅延は、URLLCのユーザプレーン遅延の数倍であることがある。このため、eMBB端末は、複数サブフレームにスケジュールされることがあり、URLLC UEは、より厳しいユーザプレーン遅延要求を満たすために1つのサブフレームにスケジュールされることがある。
【0005】
従来、UL伝送及びDL伝送の期間は、全帯域幅において構成されていた。そのため、eMBB端末装置とURLLC端末装置とが周波数領域で多重化されていると、いくつかのリソースが無駄になることがある。
【0006】
従って、時間及び/又は周波数リソースの無駄を抑制するための信号伝送の仕組みに対する要望がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本開示は、時間及び/又は周波数リソースの無駄を抑制するために通信を実施するソリューションを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の実施形態の第1の態様によれば、本開示の実施形態は、装置により実施される方法を提供する。装置は、候補伝送パターンのセットから目標伝送パターンを決定する。候補伝送パターンのそれぞれは、DL伝送部分及び/又はUL伝送部分を含み、かつ、候補伝送パターンは、それぞれのDL伝送部分、及び/又はUL伝送部分の存続期間が互いに異なる。そして、目標伝送パターンを使用してネットワーク装置と端末装置との間の通信が行われる。
【0009】
本開示の実施形態の第2の態様によれば、本開示の実施形態は、通信を行う装置を提供する。装置は、候補伝送パターンのセットから目標伝送パターンを決定するように構成されたコントローラと、ここで候補伝送パターンのそれぞれは、DL伝送部分及び/又はUL伝送部分を含み、かつ、候補伝送パターンは、それぞれのDL伝送部分、及び/又はUL伝送部分の存続期間が互いに異なるものであり、目標伝送パターンを用いることにより、ネットワーク装置と端末装置との間の通信を行うように構成された送受信器とを備える。
【0010】
本発明の実施形態の他の特徴及び利点は、例として本開示の実施形態の原理を示す添付図面と併せて読めば、以下の特定の実施形態の記述から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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