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公開番号
2025106708
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-16
出願番号
2024000218
出願日
2024-01-04
発明の名称
撹拌機、及び、該撹拌機からベアリング部を交換する際に使用するための治具、並びに、該撹拌機のベアリング部を交換する方法
出願人
佐竹マルチミクス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B01F
35/30 20220101AFI20250709BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】従来の撹拌機は、ベアリング交換作業に手間がかかるという欠点があった。
【解決手段】本発明の撹拌機は、天井板と、底板と、該天井板と該底板とを連結する、互いに離間した3本の支柱とよりなる、撹拌容器外部に固定された本体フレームと、該本体フレームに固定されたモーター部と、該モーター部に継手を介して連結され、本体フレームに固定したベアリング部により回転自在に支持された、下部に撹拌手段を有する撹拌軸とよりなり、前記撹拌軸の下部が、前記撹拌容器を貫通して、該撹拌容器内に設けられ、前記本体フレーム内において、前記モーター部のモーター軸の下端と前記撹拌軸の上端とを所望の距離離間して、前記継手により連結されると共に、前記本体フレーム内に前記ベアリング部が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
天井板と、底板と、該天井板と該底板とを連結する、互いに離間した3本の支柱とよりなる、撹拌容器外部に固定された本体フレームと、
該本体フレームに固定されたモーター部と、
該モーター部に継手を介して連結され、本体フレームに固定したベアリング部により回転自在に支持された、下部に撹拌手段を有する撹拌軸とよりなり、
前記撹拌軸の下部が、前記撹拌容器を貫通して、該撹拌容器内に設けられ、
前記本体フレーム内において、前記モーター部のモーター軸の下端と前記撹拌軸の上端とを所望の距離離間して、前記継手により連結されると共に、前記本体フレーム内に前記ベアリング部が設けられていることを特徴とする撹拌機。
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【請求項2】
前記撹拌軸は、シール部を介して、前記撹拌容器を貫通して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の撹拌機。
【請求項3】
天井板と、底板と、該天井板と該底板とを連結する支柱とよりなる、撹拌容器の外部に固定された本体フレームと、該本体フレームの上部に固定されたモーター部と、該モーター部に継手を介して連結され、本体フレームに固定したベアリング部により回転自在に支持された、下部に撹拌手段を有する撹拌軸とよりなり、前記撹拌軸の下部が、前記撹拌容器を貫通して、該撹拌容器内に設けられ、前記本体フレーム内において、前記モーター部のモーター軸の下端と前記撹拌軸の上端とを所望の距離離間して、前記継手により連結されると共に、前記本体フレーム内に前記ベアリング部が設けられた撹拌機の
前記撹拌軸を、前記撹拌機からベアリング部を交換する際に、前記本体フレームに支持させるために使用する支持手段よりなることを特徴とする撹拌機からベアリング部を交換する際に使用するための治具。
【請求項4】
前記支持手段は、前記撹拌軸に設けられた溝部に係合され、該撹拌軸を支持する凸部を有する、前記本体フレームに固定されるシャフト支持治具本体であることを特徴とする請求項3に記載の撹拌機からベアリング部を交換する際に使用するための治具。
【請求項5】
天井板と、底板と、該天井板と該底板とを連結する支柱とよりなる、撹拌容器の外部に固定された本体フレームと、該本体フレームの上部に固定されたモーター部と、該モーター部に継手を介して連結され、本体フレームに固定したベアリング部により回転自在に支持された、下部に撹拌手段を有する撹拌軸とよりなり、前記撹拌軸の下部が、前記撹拌容器を貫通して、該撹拌容器内に設けられ、前記本体フレーム内において、前記モーター部のモーター軸の下端と前記撹拌軸の上端とを所望の距離離間して、前記継手により連結されると共に、前記本体フレーム内に前記ベアリング部が設けられた撹拌機の
前記撹拌軸を、支持手段により、前記本体フレームに支持させると共に、前記モーター軸と前記撹拌軸との継手を外し、前記モーター部と前記撹拌軸とを分離する第一の工程と、
前記ベアリング部を前記本体フレームから取り外し、前記撹拌軸の上端から取り外す第二の工程と、
前記撹拌軸の上端から新しいベアリング部を挿入し、該新しいベアリング部を前記撹拌軸及び本体フレームに固定する第三の工程と、
前記モーター軸と前記撹拌軸とを継手により連結すると共に、前記支持手段を、前記撹拌軸と前記本体フレームとから取り外す第四の工程とよりなることを特徴とする撹拌機のベアリング部を交換する方法。
【請求項6】
天井板と、底板と、該天井板と該底板とを連結する支柱とよりなる、撹拌容器の外部に固定された本体フレームと、該本体フレームの上部に固定されたモーター部と、該モーター部に継手を介して連結され、本体フレームに固定したベアリング部により回転自在に支持された、下部に撹拌手段を有する撹拌軸とよりなり、前記撹拌軸の下部が、前記撹拌容器を貫通して、該撹拌容器内に設けられ、前記本体フレーム内において、前記モーター部のモーター軸の下端と前記撹拌軸の上端とを所望の距離離間して、前記継手により連結されると共に、前記本体フレーム内に前記ベアリング部が設けられ、前記攪拌軸は、シール部を介して、前記撹拌容器を貫通して設けられた撹拌機の
前記シール部を、前記撹拌容器から取り外し、該シール部を前記撹拌軸に対して上昇させる第一の工程と、
前記撹拌軸を、前記上昇させたシール部の下方の撹拌軸において、支持手段により、前記本体フレームに支持させると共に、前記モーター軸と前記撹拌軸との継手を外し、前記モーター部と前記撹拌軸とを分離する第二の工程と、
前記ベアリング部を前記本体フレームから取り外し、該ベアリング部と前記シール部とを前記撹拌軸の上端から取り外す第三の工程と、
前記撹拌軸の上端から新しいシール部を挿入し、前記撹拌容器に固定すると共に、前記撹拌軸の上端から新しいベアリング部を挿入し、該新しいベアリング部を前記撹拌軸及び本体フレームに固定する第四の工程と、
前記モーター軸と前記撹拌軸とを継手により連結すると共に、前記支持手段を、前記撹拌軸と前記本体フレームとから取り外す第五の工程とよりなることを特徴とする撹拌機のベアリング部を交換する方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撹拌容器の外部に固定され、前記撹拌容器内に挿入された下端の撹拌翼により、前記撹拌容器内の内容物を撹拌する撹拌機、及び、この撹拌機からベアリング部を交換する際に使用する、前記撹拌機の撹拌軸を、該撹拌機の本体フレームに支持させるための治具、並びに、前記撹拌機のベアリング部を交換する方法に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、巨大処理槽等の撹拌容器内の内容物を撹拌するためには、下端に撹拌翼が固定された回転ロングシャフトを有する撹拌機の本体フレームを、前記撹拌容器の上端開口部に取り付けて、下端の回転ロングシャフトを、前記開口部を通じて、前記撹拌容器内に挿入して、使用する場合がある。
【0003】
かかる撹拌機の回転ロングシャフトを回転自在に支持するベアリング部や、撹拌容器からの液漏れ等を防ぐためのメカニカルシール部は、消耗部品であるため、例えば、2年毎など、定期的に交換する必要がある。
【0004】
(1.従来の撹拌機の説明)
【0005】
図10は、従来の撹拌機1を示し、2は、天井板2aと、底板2bと、該天井板2aと底板2b間を連結した、互いに等間隔離間して設けられた4本の支柱11からなる本体フレームであり、該本体フレーム2は、巨大処理槽等の撹拌容器3の天井部3aに設けられた開口のある首部3bの上端のフランジ3cに固定され、4は、該本体フレーム2の天井板2a上に固定して設けられたモーター部、4aは、前記モーター部4の減速機、5は、前記本体フレーム2の前記天井板2aに形成された開口を貫通して下方に延びた、垂設された、前記モーター部4のモーター軸、6は、該モーター軸5に連結された、垂設された撹拌軸であり、該撹拌軸6は、前記本体フレーム2の底板2bの貫通孔2c及び前記撹拌容器3の天井部3aの首部3bの開口を貫通して下方に延び、前記撹拌容器3内の前記撹拌軸6の下部には、撹拌翼(図示せず)などの撹拌手段が設けられている。
【0006】
また、7は、前記モーター軸5と前記撹拌軸6とを連結する軸継手(カップリング)、8は、前記撹拌軸6を、前記本体フレーム2に対して回転自在に設けたボールベアリング等のベアリング部、9は、前記本体フレーム2の底板2bの貫通孔2cと前記撹拌軸6間に設けられたメカニカルシール部を示す。なお、9bは、前記メカニカルシール部9を覆う二つ割のメカシカバーである。
【0007】
また、前記軸継手7は、中間軸7aと、該中間軸7aの上下端にそれぞれ固定された上部フランジ7b及び下部フランジ7cとよりなり、前記モーター軸5の下端に固定された下部フランジ5aと、前記中間軸7aの上部フランジ7bとがボルト10で結合され、また、前記撹拌軸6の上端に固定された上部フランジ6aと、前記中間軸7bの下部フランジ7cとがボルト10で結合されて、前記モーター軸5と前記撹拌軸6とが連結されるようになる。
【0008】
また、前記本体フレーム2は、隣接する2本の支柱11、11間に形成された開口部11aを利用して、前記モーター軸5及び撹拌軸6から中間軸7aを取り付け、取り外しできるようになる。
【0009】
また、前記ベアリング部8の外輪8a部分のみが、前記本体フレーム2の中間板2dの貫通孔2eの縁部周囲に形成された凹部12に、上方からはめ込まれて固定され、該ベアリング部8の内輪8bに圧入されて固定された前記撹拌軸6が、前記ベアリング部8により、前記本体フレーム2に支持されると共に、回転自在に設けられている。
【0010】
なお、前記撹拌軸6の外径は、前記ベアリング部8が圧入される部分より上方の部分の径は、前記ベアリング部8が圧入される部分の径より、小さく形成され、前記圧入されたベアリング部8を上方に移動させれば、該ベアリング部を容易に取り外せるように形成される。
(【0011】以降は省略されています)
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