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公開番号2025106914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2024000514
出願日2024-01-05
発明の名称足場を構築する施工方法及び治具
出願人NTT株式会社,イワブチ株式会社
代理人弁理士法人アイル知財事務所
主分類E04G 5/04 20060101AFI20250710BHJP(建築物)
要約【課題】本開示は、柱状物体への足場金物の取り付けにおける施工性を向上することを目的とする。
【解決手段】本開示は、足場を構築する施工方法であって、2つの前記治具を前記柱状物体の側面に設置する手順と、帯状体を用いて、2つの前記治具を前記柱状物体の側面に固定する手順と、複数の前記ねじ穴の少なくともいずれかにねじを取り付ける手順と、を備える施工方法である。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
柱状物体の側面に沿った湾曲形状を有する板状の治具であって、
足場に用いることの可能なねじが取り付け可能なねじ穴と、
前記柱状物体を周回させる帯状体を保持するための保持部と、
を備え、
前記柱状物体の長手方向に複数の前記ねじ穴が配置されている、
治具。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記柱状物体の長手方向において、前記ねじ穴と異なる位置で前記帯状体を周回可能である、
請求項1に記載の治具。
【請求項3】
前記複数のねじ穴の間隔の少なくともいずれかが、800mm以上1000mm以下である、
請求項1に記載の治具。
【請求項4】
前記複数のねじ穴のうちの少なくとも一つは、前記柱状物体の長手方向に沿って設置される端部からの距離が、200mm以上250mm以下である、
請求項1に記載の治具。
【請求項5】
前記保持部は、前記柱状物体の短手方向に配列されている複数の貫通孔である、
請求項1に記載の治具。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載の治具を用いて足場を構築する施工方法であって、
2つの前記治具を前記柱状物体の側面に設置する手順と、
帯状体を用いて、2つの前記治具を前記柱状物体の側面に固定する手順と、
複数の前記ねじ穴の少なくともいずれかのねじを、前記柱状物体の側面に当接させる手順と、
を備える施工方法。
【請求項7】
2つの前記治具は同一形状を有し、
2つの前記治具の上下が逆方向になるように、2つの前記治具を前記柱状物体の側面に設置する、
請求項6に記載の施工方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、柱状物体に足場を構築するための治具と当該治具を用いた施工方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
足場ボルトを取り付ける穴がない柱状物体に足場を取り付けるための足場金物が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1の足場金物は、足場1つに対してバンドを1つ使用している。足場は左右で400mmごとに設置される。このため、必要な高さになるまで、足場の数に等しい足場金物を取り付ける必要がある。また柱状物体へのバンドの取付にはコツが必要であり、充分に締付を行うにはバンドを柱に馴染ませる工程が必要であるため、作業性が悪い問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭61-161350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、柱状物体への足場金物の取り付けにおける施工性を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の治具は、柱状物体の側面に沿った湾曲形状を有する板状の治具であって、
足場に用いることの可能なねじが取り付け可能なねじ穴と、
前記柱状物体を周回させる帯状体を保持するための保持部と、
を備え、
前記柱状物体の長手方向に複数の前記ねじ穴が配置されている。
【0006】
本開示の施工方法は、本開示の治具を用いて足場を構築する施工方法であって、
2つの前記治具を前記柱状物体の側面に設置する手順と、
帯状体を用いて、2つの前記治具を前記柱状物体の側面に固定する手順と、
複数の前記ねじ穴の少なくともいずれかのねじを、前記柱状物体の側面に当接させる手順と、
を備える。
【0007】
2つの前記治具は同一形状を有し、2つの前記治具の上下が逆方向になるように、2つの前記治具を前記柱状物体の側面に設置してもよい。
【0008】
前記柱状物体の長手方向において、前記ねじ穴と異なる位置で前記帯状体を周回可能であってもよい。また前記複数のねじ穴の間隔の少なくともいずれかが、800mm以上1000mm以下であってもよい。また前記複数のねじ穴のうちの少なくとも一つは、前記柱状物体の長手方向に沿って設置される端部からの距離が、200mm以上250mm以下であってもよい。前記保持部は、前記柱状物体の短手方向に配列されている複数の貫通孔であってもよい。
【0009】
なお、上記各開示は、可能な限り組み合わせることができる。
【発明の効果】
【0010】
本開示の治具を用いて足場を構築することで、帯状体である自在バンドの取付本数を従来の半分に削減することができるため、柱状物体への足場金物の取り付けにおける施工性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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