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公開番号2025107831
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024001312
出願日2024-01-09
発明の名称車高制御システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60G 17/017 20060101AFI20250714BHJP(車両一般)
要約【課題】車高が調整されることで、荷物の出し入れの負担を軽減できる車高制御システムを実現する。
【解決手段】車高制御システムは、車高を制御する制御部16と、車両12のバックドア14の開閉を検知するバックドア開閉検知部18と、車外のユーザを検知するユーザ検知部20と、を備え、前記制御部16は、前記バックドア開閉検知部18および前記ユーザ検知部20から情報を受け付け、前記バックドア14が開操作された場合であって前記ユーザが前記車両12の周辺にいるときに、前記車高を制御する、ことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車高を制御する制御部と、
車両のバックドアの開閉を検知するバックドア開閉検知部と、
車外のユーザを検知するユーザ検知部と、
を備え、
前記制御部は、前記バックドア開閉検知部および前記ユーザ検知部から情報を受け付け、前記バックドアが開操作された場合であって前記ユーザが前記車両の周辺にいるときに、前記車高を制御する、
ことを特徴とする車高制御システム。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記バックドア開閉検知部から受け付けた情報から、前記バックドアが開状態から閉操作されたと判定すると、前記車高を初期位置に戻すよう制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車高制御システム。
【請求項3】
前記制御部は、
ユーザの情報を登録し、
前記登録されたユーザが前記ユーザ検知部により検知された場合に、前記ユーザの情報から前記登録されたユーザに対応する前記車高を判定し、前記車高を調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載の車高制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車高制御システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車輪と車体との間にアクチュエータを配置し、車高を所望の適切なものに制御する車高制御装置が知られている。また、後部にバックドアを有する車両があり、バックドアを開いたときのバックドアの先端の高さ(すなわち、開位置)は、そのときの車高によって変化する。このような車両においては、バックドアの開位置が低すぎると荷物の出し入れの邪魔になり、高すぎるとバックドアに手が届き難くなる可能性がある。
【0003】
特許文献1には、バックドアの高さを変更するよう制御するバックドア付自動車が開示されている。このバックドア付自動車は、車高を制御する車高制御装置と、車高制御装置による車高制御に対応してバックドアの開位置を制御する開位置制御装置と、を備える。この構成により、車高制御により車高が変更されたことでバックドアの路面に対する高さ位置が変わったときに、バックドアの開位置を変更することで発生する不都合を軽減できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-037395号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、ユーザが荷物の出し入れを行うときに、荷台が高いと、出し入れに不便な場合がある。特許文献1では車高に応じてバックドアの開位置を制御するが、荷物の出し入れを考慮して車高を制御しようとする考え方はない。そこで、本明細書では、荷物の出し入れが容易になるように、車高を制御する車高制御システムを実現する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書で開示する車高制御システムは、車高を制御する制御部と、車両のバックドアの開閉を検知するバックドア開閉検知部と、車外のユーザを検知するユーザ検知部と、を備え、前記制御部は、前記バックドア開閉検知部および前記ユーザ検知部から情報を受け付け、前記バックドアが開操作された場合であって前記ユーザが前記車両の周辺にいるときに、前記車高を制御する、ことを特徴とする。
【0007】
上記の構成によれば、ユーザの操作によらず、車両のバックドアの開閉および車外にユーザがいるか否かを検知し、その検知結果に応じて車高が制御される。この車高の調整により、ユーザの荷物の出し入れの負担を軽減できる。
【0008】
また、前記制御部は、前記バックドア開閉検知部から受け付けた情報から、前記バックドアが開状態から閉操作されたと判定すると、前記車高を初期位置に戻すよう制御する、ことを特徴とする。
【0009】
上記の構成によれば、バックドアの閉操作に対応して、車高が下げられていた、または、上げられていた状態から、初期位置に戻すことができる。
【0010】
また、前記制御部は、ユーザの情報を登録し、前記登録されたユーザが前記ユーザ検知部により検知された場合に、前記ユーザの情報から前記登録されたユーザに対応する前記車高を判定し、前記車高を調整する、ことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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