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公開番号2025104532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222405
出願日2023-12-28
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B60G 17/015 20060101AFI20250703BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリとの接続に用いられる電力線が過度に昇温することを抑制することができる車両を提供する。
【解決手段】車両1は、外部充電可能なバッテリ100と、インレット220とバッテリ100とを接続するワイヤハーネス10と、車高を調整可能なサスペンション装置30と、サスペンション装置30を制御するECU300とを備える。ECU300は、バッテリ100の充電中であるときにバッテリ100の充電中でないときよりも車高が高くなるようにECU300を制御する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
外部充電可能なバッテリと、
充電口と前記バッテリとを接続する電力線と、
車高を調整可能な車高調整装置と、
前記車高調整装置を制御する制御部とを備え、
前記制御部は、前記バッテリの充電中であるときに前記バッテリの充電中でないときよりも車高が高くなるように前記車高調整装置を制御する、車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特開２０２１－４８７５８号公報（特許文献１）には、走行用のバッテリおよび充電器を備えた車両において、冷却水を流通させて当該充電器等を冷却する冷却システムの構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２１－４８７５８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に開示された車両においてバッテリの充電を行う際に、充電器と充電インレット等を接続する動力線（ワイヤーハーネス）に大電流が流れた場合、当該動力線と周辺部品との距離が近い等の理由により、動力線が過度に昇温してしまうケースが想定される。
【０００５】
このような場合、動力線の高温化回避のため大電流が流せず、結果として充電時間が長くなってしまう。こうした事情を鑑みた場合、バッテリとの接続に用いられる電力線の過度な昇温を防止するためには未だ改良の余地があった。
【０００６】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、バッテリとの接続に用いられる電力線が過度に昇温することを抑制することができる車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本開示に係る車両は、外部充電可能なバッテリと、充電口とバッテリとを接続する電力線と、車高を調整可能な車高調整装置と、車高調整装置を制御する制御部とを備える。制御部は、バッテリの充電中であるときにバッテリの充電中でないときよりも車高が高くなるように車高調整装置を制御する。
【０００８】
バッテリの充電中に車両の車高を高くすることで、充電口とバッテリとを接続する電力線の周辺の空間（ホイールハウス周り）が広くなるため、電力線の熱を好適に逃がすことができる。これにより、バッテリとの接続に用いられる電力線が過度に昇温することを抑制することができる。
【発明の効果】
【０００９】
本開示によれば、バッテリとの接続に用いられる電力線が過度に昇温することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
車両の構成を示す図である。
図１に示した構成を車両の左側から見た図である。
ＥＣＵが実行する処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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