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公開番号2025108247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024002056
出願日2024-01-10
発明の名称支柱部材の塗装方法
出願人JFE建材株式会社
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人
主分類E01F 15/02 20060101AFI20250715BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】支柱部材の塗装品質を向上させることができる支柱部材の塗装方法を提供する。
【解決手段】支柱部材の塗装方法は、筒状部101と筒状部101の端部に固定されるキャップ部102とを有する支柱部材100を塗装する支柱部材の塗装方法であって、水洗処理を含む塗装の前処理を実施する前処理工程と、前処理工程の後にキャップ部102に対して送風する送風工程と、送風工程の後に支柱部材100を塗装する塗装工程と、を含む。送風工程において、鉛直方向に沿って延在するとともにキャップ部102が上方を向くような姿勢で支柱部材100を水平面に沿った搬送方向に搬送しつつ、キャップ部102に対して送風する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
筒状部と該筒状部の端部に固定されるキャップ部とを有する支柱部材を塗装する支柱部材の塗装方法であって、
水洗処理を含む塗装の前処理を実施する前処理工程と、
前記前処理工程の後に前記キャップ部に対して送風する送風工程と、
前記送風工程の後に前記支柱部材を塗装する塗装工程と、を含み、
前記送風工程において、鉛直方向に沿って延在するとともに前記キャップ部が上方を向くような姿勢で前記支柱部材を水平面に沿った搬送方向に搬送しつつ、前記キャップ部に対して送風することを特徴とする支柱部材の塗装方法。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記送風工程において、水平面内における前記搬送方向との直交方向の両側から前記キャップ部に対して送風することを特徴とする請求項1に記載の支柱部材の塗装方法。
【請求項3】
前記送風工程における送風方向が、前記直交方向に対して前記搬送方向の下流側に向かって傾斜した方向であることを特徴とする請求項2に記載の支柱部材の塗装方法。
【請求項4】
前記送風工程において、前記直交方向の一方側における送風位置が、他方側における送風位置よりも前記搬送方向の上流側であることを特徴とする請求項2又は3に記載の支柱部材の塗装方法。
【請求項5】
前記前処理工程と前記送風工程との間において、前記支柱部材を保持する保持部に対し、前記キャップ部に対する送風位置よりも前記搬送方向の上流側において送風する事前送風工程をさらに含むことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の支柱部材の塗装方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、支柱部材の塗装方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、道路に設けられるガードレール等の防護柵として、再帰反射性塗膜を設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された防護柵では、再帰反射性塗膜を設けることにより、景観と視認性との両立を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-208394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたように防護柵の表面に所定の機能を設けるためには、適宜な塗装処理が必要となる。このような防護柵は一般に、路面に対して固定される支柱部材を備える。この支柱部材は、鉛直方向に沿って延びる金属製の筒部と、筒部の開口を上方から塞ぐように設けられる金属製のキャップと、を有し、筒部とキャップとが溶接等により固定される。
【0005】
このような支柱部材を塗装する際、溶接等により生じた汚れを除去する等、塗装に適した表面状態とするための前処理が必要となる。このような前処理が水洗処理を含む場合、塗装前に水分を除去する必要があるものの、支柱部材の形状や搬送の向き等によっては水分が残りやすい部分が生じることがあり、塗装の品質を確保できない虞があった。
【0006】
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、支柱部材の塗装品質を向上させることができる支柱部材の塗装方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明に係る支柱部材の塗装方法は、筒状部と該筒状部の端部に固定されるキャップ部とを有する支柱部材を塗装する支柱部材の塗装方法であって、水洗処理を含む塗装の前処理を実施する前処理工程と、前記前処理工程の後に前記キャップ部に対して送風する送風工程と、前記送風工程の後に前記支柱部材を塗装する塗装工程と、を含み、前記送風工程において、鉛直方向に沿って延在するとともに前記キャップ部が上方を向くような姿勢で前記支柱部材を水平面に沿った搬送方向に搬送しつつ、前記キャップ部に対して送風することを特徴とする。
【0008】
本発明の一態様に係る支柱部材の塗装方法において、前記送風工程において、水平面内における前記搬送方向との直交方向の両側から前記キャップ部に対して送風する。
【0009】
本発明の一態様に係る支柱部材の塗装方法において、前記送風工程における送風方向が、前記直交方向に対して前記搬送方向の下流側に向かって傾斜した方向である。
【0010】
本発明の一態様に係る支柱部材の塗装方法おいて、前記送風工程において、前記直交方向の一方側における送風位置が、他方側における送風位置よりも前記搬送方向の上流側である。
(【0011】以降は省略されています)

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