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公開番号2025110311
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024004176
出願日2024-01-15
発明の名称掩体及び掩体の構築方法
出願人日鉄建材株式会社
代理人個人
主分類E01F 7/04 20060101AFI20250718BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】容易に構築できる掩体及び掩体の構築方法を提供する。
【解決手段】実施形態における掩体100は、短手方向の両端部に継手部11、12が形成される側壁部材1の継手部11、12同士が接続されて筒状に形成される筒状壁体10を備えることを特徴とする。筒状壁体10は、側壁部材1の下端部1aに設けられる梁材2を更に備える。 実施形態における掩体100の構築方法では、短手方向の両端部に継手部11、12が形成される側壁部材1の継手部11、12同士を接続して筒状の筒状壁体10を構築する筒状壁体構築工程を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
短手方向の両端部に継手部が形成される側壁部材の前記継手部同士が接続されて筒状に形成される筒状壁体を備えること
を特徴とする掩体。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記筒状壁体は、前記側壁部材の上端部及び下端部の少なくとも何れかに設けられる梁材を更に備えること
を特徴とする請求項1記載の掩体。
【請求項3】
前記側壁部材は、上下方向に複数設けられ、
前記梁材は、上下方向に隣接する2つの前記側壁部材の間に設けられること
を特徴とする請求項2記載の掩体。
【請求項4】
前記側壁部材の内側及び外側の少なくとも何れかに設けられる梁材を更に備えること
を特徴とする請求項1記載の掩体。
【請求項5】
前記筒状壁体は、前記側壁部材と前記梁材とを固定する固定部材を有すること
を特徴とする請求項4記載の掩体。
【請求項6】
前記筒状壁体の内側及び外側の少なくとも何れかにおいて、前記梁材に設置される足場部材を更に備えること
を特徴とする請求項2又は4記載の掩体。
【請求項7】
前記側壁部材は、鋼矢板であること
を特徴とする請求項1記載の掩体。
【請求項8】
前記側壁部材の上端部に設けられる梁材を更に備え、
前記梁材は、
前記側壁部材の上端部に設けられる第1梁材と、
前記第1梁材から上方に離間する第2梁材と、
前記第1梁材と前記第2梁材との間に設けられる受け材と、を有し、
前記第1梁材と前記第2梁材との間には、開口部が形成されること
を特徴とする請求項1記載の掩体。
【請求項9】
短手方向の両端部に継手部が形成される側壁部材の前記継手部同士を接続して筒状の筒状壁体を構築する筒状壁体構築工程を備えること
を特徴とする掩体の構築方法。
【請求項10】
前記筒状壁体構築工程は、前記側壁部材の上端部及び下端部の少なくとも何れかに梁材を設ける梁材設置工程を有すること
を特徴とする請求項9記載の掩体の構築方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、掩体及び掩体の構築方法に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば戦地において、射撃し易くするとともに、敵弾から射手を守るための設備である掩体が構築される。従来、デッキプレートを用いたシェルターに関する技術として、特許文献1、2の開示技術が開示されている。
【0003】
特許文献1のプレハブシェルターは、曲げ加工した単体の大型デッキプレートを多数並列状に連結した2組の成形品をアーチ状に配列し、大型デッキプレートの隣接する両頂端部にまたがらせて遊嵌するように、凹凸部を設けた相対する接合部材によって上下から挟み押えボルトを用いて連結し、それぞれの下方端部を基礎材に取り付ける。
【0004】
特許文献2の可変寸法の建造物は、曲げ加工された大型デッキプレートの天頂部が接近するように対向して基礎上に立設せしめられた両側壁と、前記大型デッキプレートの天頂部間を連結するための、交換可能な適宜長さの連結部材と、によって構成される大型デッキプレートを使用した可変寸法の建造物である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平3-40310号公報
特開平8-135221号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1、2の開示技術では、デッキプレートがアーチ状に配置されることから、デッキプレートの下端部同士の広がりを防止して自立させるために、デッキプレートの下端部に基礎が必要となる。また、デッキプレート相互は、ボルト接合される。したがって、構築に時間がかかる。
【0007】
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、容易に構築できる掩体及び掩体の構築方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る掩体は、短手方向の両端部に継手部が形成される側壁部材の前記継手部同士が接続されて筒状に形成される筒状壁体を備えることを特徴とする。
【0009】
本発明に係る掩体の構築方法は、短手方向の両端部に継手部が形成される側壁部材の前記継手部同士を接続して筒状の筒状壁体を構築する筒状壁体構築工程を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、構築が容易な掩体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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