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公開番号2025098812
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023215193
出願日2023-12-20
発明の名称収納パネル及び防音壁
出願人JFE建材株式会社
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人
主分類E01F 8/00 20060101AFI20250625BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】付帯設備を収納して保護すると共に、見映えを向上させ、防音壁を基礎部に固定する固定具を防音壁の騒音源側(正面側)から保守点検できるようにする。
【解決手段】収納パネル(3)は、正面部(31)と、背面部(32)と、側面部(33)と、を備え、正面部は、背面部との間の空間内を視認可能とする開口(312)を有し、正面部と側面部の一方に設けられ、開口を開閉する蓋部(35)と、正面部と側面部の他方に設けられ、蓋部で開口を閉じた際に、蓋部を係止する係止部(38)と、を備え、蓋部は、正面部と側面部の一方に回転自在に連結された第1の蓋体(36)と、第1の蓋体にスライド移動自在に連結された第2の蓋体(37)と、を有し、蓋部で開口を閉じた際に、第2の蓋体は、係止部に係止される位置と係止部に係止されない位置との間でスライド移動自在である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の間隔で設置された支柱間に防音パネルと共に設けられ、付帯設備を収納する収納パネルであって、
騒音源側に設けられた正面部と、
前記正面部に対して前記付帯設備の奥行き以上の間隔をあけて対向する背面部と、
前記正面部と前記背面部とを連結する側面部と、を備え、
前記正面部は、前記背面部との間の空間内を視認可能とする開口を有し、
前記正面部と前記側面部の一方に設けられ、前記開口を開閉する蓋部と、
前記正面部と前記側面部の他方に設けられ、前記蓋部で前記開口を閉じた際に、前記蓋部を係止する係止部と、を備え、
前記蓋部は、前記正面部と前記側面部の一方に回転自在に連結された第1の蓋体と、前記第1の蓋体にスライド移動自在に連結された第2の蓋体と、を有し、
前記蓋部で前記開口を閉じた際に、前記第2の蓋体は、前記係止部に係止される位置と前記係止部に係止されない位置との間でスライド移動自在であることを特徴とする収納パネル。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記支柱間に設けた状態において、前記開口から前記支柱の基礎部への固定部位を視認可能であることを特徴とする請求項1に記載の収納パネル。
【請求項3】
前記支柱間に設けた状態において、前記背面部は、前記支柱の基礎部への固定部位よりも背面側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納パネル。
【請求項4】
前記第1の蓋体と前記第2の蓋体の一方に形成され、前記第2の蓋体のスライド移動方向に延びる溝と、
前記第1の蓋体と前記第2の蓋体の他方に設けられ、前記溝に係合する係合部と、
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納パネル。
【請求項5】
前記第2の蓋体は、前記係止部に係止される切欠きを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の収納パネル。
【請求項6】
前記側面部は、前記背面部及び前記蓋部に連結される第1の側面部と、前記正面部と前記背面部と前記蓋部とに連結される第2の側面部と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納パネル。
【請求項7】
前記側面部は、前記付帯設備の一部を通す孔を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納パネル。
【請求項8】
前記付帯設備は、照明器具やそのプルボックスであることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納パネル。
【請求項9】
上方に載置される前記防音パネルと連結される天面部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納パネル。
【請求項10】
防音壁であって、
基礎部に所定の間隔で設置された支柱と、
請求項1に記載の収納パネルと、
前記支柱の立設方向に沿って前記収納パネルに積み重ねられた防音パネルと、
を備えることを特徴とする防音壁。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、収納パネル及び収納パネルを備える防音壁に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
道路や線路を走行する車両や工場等の騒音源から発せられる騒音の拡散を抑えるために、騒音源の脇に防音壁が設置されている。防音壁は、例えば、H形鋼等からなる支柱間に、複数枚の防音パネルを嵌め込んで積み重ねることにより構築される。
防音パネルは、正面板、背面板及び側面板を、縦断面形状が平行四辺形となるように組み合わせて箱状に形成し、パネル本体内の空間に吸音材が収容されている。防音パネルは、騒音源に面する正面板にルーバーを形成することにより、パネル本体内に伝達された騒音を吸音材で吸収することができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-124483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
防音壁の近傍には照明装置等の付帯設備が設けられていることが多い。従来の防音壁には付帯設備を収容するスペースがないため、付帯設備は防音壁の表面や防音壁が設けられている基礎部に外付けされており、付帯設備の保護や見映えの観点から好ましくなかった。
また、防音壁を基礎部に固定する固定具を防音壁の騒音源側(正面側)から保守点検できる構造が望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、付帯設備を収納し保護すると共に、見映えを向上させることができ、防音壁を基礎部に固定する固定具を防音壁の騒音源側(正面側)から保守点検できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明に係る一態様は、所定の間隔で設置された支柱間に防音パネルと共に設けられ、付帯設備を収納する収納パネルであって、騒音源側に設けられた正面部と、前記正面部に対して前記付帯設備の奥行き以上の間隔をあけて対向する背面部と、前記正面部と前記背面部とを連結する側面部と、を備え、前記正面部は、前記背面部との間の空間内を視認可能とする開口を有し、前記正面部と前記側面部の一方に設けられ、前記開口を開閉する蓋部と、前記正面部と前記側面部の他方に設けられ、前記蓋部で前記開口を閉じた際に、前記蓋部を係止する係止部と、を備え、前記蓋部は、前記正面部と前記側面部の一方に回転自在に連結された第1の蓋体と、前記第1の蓋体にスライド移動自在に連結された第2の蓋体と、を有し、前記蓋部で前記開口を閉じた際に、前記第2の蓋体は、前記係止部に係止される位置と前記係止部に係止されない位置との間でスライド移動自在であることを特徴とする。
【0007】
また、前記支柱間に設けた状態において、前記開口から前記支柱の基礎部への固定部位を視認可能であることが好ましい。
【0008】
また、前記支柱間に設けた状態において、前記背面部は、前記支柱の基礎部への固定部位よりも背面側に配置されていることが好ましい。
【0009】
また、前記第1の蓋体と前記第2の蓋体の一方に形成され、前記第2の蓋体のスライド移動方向に延びる溝と、前記第1の蓋体と前記第2の蓋体の他方に設けられ、前記溝に係合する係合部と、を備えることが好ましい。
【0010】
また、前記第2の蓋体は、前記係止部に係止される切欠きを有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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