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公開番号
2025109106
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002825
出願日
2024-01-11
発明の名称
ソフトウェア情報管理装置、ソフトウェア情報管理方法、及びソフトウェア情報管理プログラム
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
G06F
8/65 20180101AFI20250716BHJP(計算;計数)
要約
【課題】脆弱性のあるソフトウェアを使用している車載装置を特定する。
【解決手段】
ソフトウェア情報管理装置は、車載装置を特定する車載装置特定情報と、前記車載装置において使用されるソフトウェアを特定するソフトウェア特定情報とを対応づけて記憶する記憶部と、対象ソフトウェアのソフトウェア特定情報を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた前記対象ソフトウェアのソフトウェア特定情報に対応する車載装置特定情報を前記記憶部から取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記車載装置特定情報を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車載装置を特定する車載装置特定情報と、前記車載装置において使用されるソフトウェアを特定するソフトウェア特定情報とを対応づけて記憶する記憶部と、
対象ソフトウェアのソフトウェア特定情報を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた前記対象ソフトウェアのソフトウェア特定情報に対応する車載装置特定情報を前記記憶部から取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記車載装置特定情報を出力する出力部と、
を備える、
ソフトウェア情報管理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記記憶部は、前記車載装置特定情報と、前記車載装置に搭載された上位ソフトウェアにおいて使用される下位ソフトウェアのソフトウェア特定情報とを対応づけて記憶し、
前記対象ソフトウェアは、前記下位ソフトウェアである、
請求項1に記載のソフトウェア情報管理装置。
【請求項3】
前記記憶部は、前記車載装置特定情報と、前記車載装置に搭載された前記上位ソフトウェアを特定する第1ソフトウェア特定情報と、前記上位ソフトウェアにおいて使用される前記下位ソフトウェアを特定する第2ソフトウェア特定情報とを対応づけて記憶し、
前記取得部は、前記受付部によって受け付けられた前記対象ソフトウェアの前記第2ソフトウェア特定情報に対応する前記第1ソフトウェア特定情報をさらに取得し、
前記出力部は、前記取得部によって取得された前記第1ソフトウェア特定情報をさらに出力する、
請求項2に記載のソフトウェア情報管理装置。
【請求項4】
前記記憶部は、前記上位ソフトウェアにおいて使用される前記下位ソフトウェアを特定する前記第2ソフトウェア特定情報を含む依存関係情報を記憶し、
前記記憶部は、前記車載装置特定情報と、前記第1ソフトウェア特定情報と、前記依存関係情報とを対応づけて記憶し、
前記取得部は、前記受付部によって受け付けられた前記第2ソフトウェア特定情報を含む前記依存関係情報を特定し、特定された前記依存関係情報に対応する前記車載装置特定情報を取得する、
請求項2に記載のソフトウェア情報管理装置。
【請求項5】
前記上位ソフトウェアを更新するための更新データを取得する更新データ取得部と、
前記更新データ取得部によって取得された前記更新データに基づいて前記上位ソフトウェアの更新を制御する更新制御部と、
をさらに備え、
前記更新データ取得部は、更新後の前記上位ソフトウェアに対応する新たな依存関係情報を、前記更新データと共に取得する、
請求項4に記載のソフトウェア情報管理装置。
【請求項6】
前記ソフトウェア特定情報は、ソフトウェア名及びバージョン情報を含む、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のソフトウェア情報管理装置。
【請求項7】
前記車載装置特定情報は、前記車載装置の製品番号を含む、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のソフトウェア情報管理装置。
【請求項8】
前記ソフトウェア情報管理装置は、車両に搭載される、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のソフトウェア情報管理装置。
【請求項9】
前記ソフトウェア情報管理装置は、複数の車載装置間の通信を中継する中継装置である、
請求項8に記載のソフトウェア情報管理装置。
【請求項10】
対象ソフトウェアのソフトウェア特定情報を受け付けるステップと、
車載装置を特定する車載装置特定情報と、前記車載装置において使用されるソフトウェアを特定するソフトウェア特定情報とを対応づけて記憶する記憶部から、受け付けられた前記対象ソフトウェアのソフトウェア特定情報に対応する車載装置特定情報を取得するステップと、
取得された前記車載装置特定情報を出力するステップと、
を含む、
ソフトウェア情報管理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ソフトウェア情報管理装置、ソフトウェア情報管理方法、及びソフトウェア情報管理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
車両には、エンジン、トランスミッション等を制御する制御系ECU(Electronic Control Unit)、ヘッドライト、パワーウインドウ等を制御するボディ系ECU、ナビゲーション装置、マルチメディア機器等の情報系ECU等、多種の車載装置が搭載される。各車載装置は、車載ネットワークに接続され、相互に通信することができる。これらのECUでは、それぞれの機能を実現するために様々なソフトウェアが稼働する。
【0003】
特許文献1には、複数のソフトウェア間の依存関係をデータベースに登録しておき、IT資産の管理において、既存のソフトウェアを変更、新規開発または新規導入しようとする場合に、そのソフトウェアと依存関係にあるソフトウェアをデータベースより検索し、検索されたソフトウェアを、ソフトウェアの変更、新規開発または新規導入によって影響を受ける可能性のある範囲として出力するIT資産構成管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-113392号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ECUに使用されているソフトウェアに脆弱性が見つかると、そのソフトウェアの利用を停止したり更新したりする必要がある。しかしながら、ソフトウェアの依存関係は複雑であり、脆弱性のあるソフトウェアを使用しているECUを探し出すことは困難である。特許文献1に開示されているシステムでは、脆弱性のあるソフトウェアを使用しているECUを特定することはできない。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係るソフトウェア情報管理装置は、車載装置を特定する車載装置特定情報と、前記車載装置において使用されるソフトウェアを特定するソフトウェア特定情報とを対応づけて記憶する記憶部と、対象ソフトウェアのソフトウェア特定情報を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた前記対象ソフトウェアのソフトウェア特定情報に対応する車載装置特定情報を前記記憶部から取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記車載装置特定情報を出力する出力部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、脆弱性のあるソフトウェアを使用している車載装置を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る車載システムの構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る中継ECUのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係る中継ECUの機能の一例を示す機能ブロック図である。
図4は、対応テーブルの一例を示す図である。
図5は、SBOMのシナリオにおけるソフトウェアコンポーネントの関係を説明するための図である。
図6Aは、ソフトウェアAAのSBOMの一例を示す図である。
図6Bは、ソフトウェアBAのSBOMの一例を示す図である。
図7は、中継ECUとサーバとによるSBOM導入処理の一例を示すシーケンス図である。
図8は、中継ECUによるアプリケーションソフトウェアの更新制御処理の一例を示すフローチャートである。
図9は、中継ECUと診断装置とによる情報提供処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<本開示の実施形態の概要>
以下、本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
【0010】
(1) 本実施形態に係るソフトウェア情報管理装置は、車載装置を特定する車載装置特定情報と、前記車載装置において使用されるソフトウェアを特定するソフトウェア特定情報とを対応づけて記憶する記憶部と、対象ソフトウェアのソフトウェア特定情報を受け付ける受付部と、前記受付部によって受け付けられた前記対象ソフトウェアのソフトウェア特定情報に対応する車載装置特定情報を前記記憶部から取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記車載装置特定情報を出力する出力部と、を備える。これにより、脆弱性のある対象ソフトウェアのソフトウェア特定情報を、ソフトウェア情報管理装置に入力することにより、対象ソフトウェアを使用する車載装置の車載装置特定情報が出力される。したがって、脆弱性のあるソフトウェアを使用している車載装置を特定することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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