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公開番号
2025109440
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003330
出願日
2024-01-12
発明の名称
印刷装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人第一テクニカル国際特許事務所
主分類
B41J
29/46 20060101AFI20250717BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】許容印刷量を増大できない又は増大すべきでない場合に、その旨をユーザに速やかに報知して認識させる。
【解決手段】外部サーバ100からチャージされた許容印刷枚数の値の情報を受け付けるステップS130と、受け付けた許容印刷枚数の値に応じてチャージカウンタ_本体のパラメータの値をチャージするするステップS135と、印刷部290による印刷の実行に応じてチャージカウンタ_本体の値を減少するステップS35と、を実行するように構成され、プロセッサ210は、さらに許容印刷枚数のチャージを実行不可とするチャージ不可条件を満たすか否かを判定するステップS215と、チャージ不可条件を満たすと判定された場合に、対応するチャージ不可情報を表示部240に表示するステップS240と、を実行するよう構成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷部と、
表示部と、
制御部と、
を有し、
許容印刷量を上限として前記印刷部による印刷を実行可能に構成され、購入による印刷権限が保証する保証印刷量に応じて前記許容印刷量を増大する対象である印刷装置であって、
前記制御部は、
外部装置から前記許容印刷量を増大する増大指示を受け付ける増大指示受付処理と、
前記増大指示受付処理にて受け付けた前記増大指示に応じて前記許容印刷量を増大する増大実行処理と、
前記印刷部による前記印刷の実行に応じて前記許容印刷量を減少する減少実行処理と、
を実行するように構成され、
前記制御部は、さらに
前記許容印刷量の増大を実行不可とする増大不可条件を満たすか否かを判定する条件判定処理と、
前記条件判定処理で前記増大不可条件を満たすと判定された場合に、対応する増大不可情報を前記表示部に表示する第1情報表示処理と、
を実行するよう構成されている、印刷装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御部は、さらに、
前記条件判定処理で前記増大不可条件を満たすと判定されなかった場合に、対応する増大可能情報を前記表示部に表示する第2情報表示処理を実行する、
よう構成されている、請求項1記載の印刷装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記増大不可情報と前記増大可能情報とを、互いに異なる表示態様で表示する、
よう構成されている、請求項2記載の印刷装置。
【請求項4】
前記増大不可条件は複数の増大不可原因のいずれかを有する場合に満たされ、
前記制御部は、さらに、
前記条件判定処理にて前記増大不可条件を満たすと判定された場合に、前記複数の増大不可原因のうち有している増大不可原因の内容を表す不可原因情報を前記表示部に表示する第3情報表示処理と、
を実行するよう構成されている、請求項1記載の印刷装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記条件判定処理にて前記複数の増大不可原因のうち有している前記増大不可原因が複数存在していることで前記増大不可条件を満たすと判定された場合に、前記第3情報表示処理において、有している増大不可原因のそれぞれの内容をそれぞれ表す複数の不可原因情報を、前記表示部における複数の画面においてそれぞれ個別に表示する、請求項4記載の印刷装置。
【請求項6】
前記制御部は、
前記条件判定処理にて前記複数の増大不可原因のうち有している前記増大不可原因が複数存在していることで前記増大不可条件を満たすと判定された場合に、前記第3情報表示処理において、有している増大不可原因のそれぞれの内容をあらかじめ定められた優先順位に沿った表示態様で前記表示部に表示する、請求項4記載の印刷装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記条件判定処理で前記増大不可条件を満たすと判定された場合に、前記第3情報表示処理において、有している前記増大不可原因の解消についての解消情報を前記不可原因情報とともに前記表示部に表示する、請求項4記載の印刷装置。
【請求項8】
前記増大不可条件は、
前記印刷装置の性能が所定の劣化状態となったこと、前記印刷装置において所定の状態不良が生じていること、前記印刷装置が異常値を検知したこと、前記許容印刷量又は前記保証印刷量に関する制限が実行されていること、及び、外部装置との情報送受信が不可能となっていること、のうち少なくとも1つを含む、請求項4記載の印刷装置。
【請求項9】
前記制御部は、さらに、
前記条件判定処理で前記増大不可条件を満たすと判定された場合に、前記有している増大不可原因の解消手法を表す解消手法情報を前記表示部に表示する第3情報表示処理と、
を実行するよう構成されている、請求項7記載の印刷装置。
【請求項10】
前記制御部は、さらに、
前記条件判定処理で前記増大不可条件を満たすと判定された後、前記有している増大不可原因が解消した場合には、当該解消した旨を表す解消完了情報を前記表示部に表示する第4情報表示処理と、
を実行するよう構成されている、請求項7記載の印刷装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、許容印刷量を上限として印刷を実行可能な印刷装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザがプリペイド方式により料金を支払って印刷サービスの提供を受けるシステムが既に知られている。このようなシステムにおいて、従来、例えば特許文献1に記載のように、ユーザの手動操作による購入要求に基づき購入された印刷権限に対応した保証印刷量が印刷装置の許容印刷量に加算され、その加算後の許容印刷量に関する情報を携帯端末装置に表示させる技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-110476号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来技術では、印刷権限が保証する保証印刷量に基づく印刷処理が完遂され、印刷可能な上限値である許容印刷量がゼロとなった場合、ユーザは新たな印刷権限の購入、いわゆるチャージを行う。これにより、購入した印刷権限が保証する保証印刷量が加えられて許容印刷量が増大し、印刷を続行することができる。
【0005】
ここで新たに、例えば印刷装置が経年劣化して所定の性能を発揮できない状態に陥っていたり、なんらかの動作状態不良が発生している場合の処理を考える。この場合、ユーザが新たな印刷権限の購入を行って印刷装置の許容印刷量を増大したとしても、その許容印刷量を活用し印刷を行うことは困難になる。そのため、印刷装置がそのような状況になった場合は、印刷権限の購入による許容印刷量の増大を控えるよう、ユーザに速やかに報知して認識させるべきである。しかしながら、上記従来技術のように端末装置に許容印刷量に関する情報を表示させる手法では、ユーザは、端末装置を利用するアプリ等を利用していないと上記のような許容印刷量を増大すべきでないという状況を知ることができないという問題があった。
【0006】
また、例えば印刷装置で異常値が検知された場合や、印刷装置の管理者等により許容印刷量又は保証印刷量に関する制限が実行されている場合等においては、印刷権限の購入による許容印刷量の増大自体が禁止されることもありうる。さらに、印刷装置と接続された管理サーバが、ユーザが購入した印刷権限に対応した保証印刷量を印刷装置の許容印刷量に加算する構成の場合、例えば印刷装置がオフライン状態となったり等で印刷装置と管理サーバとの情報送受信が不可能になった場合には、許容印刷量の増大は実行不可能となる。これらの場合についても、上記従来技術のように端末装置に許容印刷量に関する情報を表示させる手法では、ユーザは、端末装置を利用するアプリ等を利用していないと、上記のような許容印刷量を増大できない状況を知ることができない。
【0007】
本発明の目的は、許容印刷量を増大できない又は増大すべきでない場合に、その旨をユーザに速やかに報知して認識させることができる印刷装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本願発明は、印刷部と、表示部と、制御部と、を有し、許容印刷量を上限として前記印刷部による印刷を実行可能に構成され、購入による印刷権限が保証する保証印刷量に応じて前記許容印刷量を増大する対象である印刷装置であって、前記制御部は、外部装置から前記許容印刷量を増大する増大指示を受け付ける増大指示受付処理と、前記増大指示受付処理にて受け付けた前記増大指示に応じて前記許容印刷量を増大する増大実行処理と、前記印刷部による前記印刷の実行に応じて前記許容印刷量を減少する減少実行処理と、を実行するように構成され、前記制御部は、さらに前記許容印刷量の増大を実行不可とする増大不可条件を満たすか否かを判定する条件判定処理と、前記条件判定処理で前記増大不可条件を満たすと判定された場合に、対応する増大不可情報を前記表示部に表示する第1情報表示処理と、を実行するよう構成されている。
【0009】
本願発明の印刷装置は、印刷部と、表示部と、制御部と、を有する。本願発明においては、あらかじめ、許容印刷量の増大を実行不可とする増大不可条件が定められている。増大不可条件は、例えば、印刷装置の性能が所定の劣化状態となったこと、印刷装置において所定の状態不良が生じていること、チャージ関する異常が発生したこと、許容印刷量又は保証印刷量に関する制限が実行されていること、外部装置との情報送受信が不可能となっていること、等である。
【0010】
制御部は、条件判定処理を実行することで、印刷装置が上記増大不可条件を満たすか否かを判定する。満たすと判定された場合には、制御部は、第1情報表示処理において、対応する増大不可情報を表示部に表示する。これにより、ユーザは、許容印刷量の増大を実行不可とされていることを認識することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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