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公開番号
2025109300
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003083
出願日
2024-01-12
発明の名称
画像形成装置
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ネクスト
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250717BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】待機状態に移行してからオフモード状態になるまでの時間を容易に設定可能にした画像形成装置を提供する。
【解決手段】MFP1が待機状態となってからT1或いはT1+T2以上、待機状態が継続したことを条件としてMFP1を待機状態よりも消費電力が少ないスリープ状態へ移行し、MFP1が待機状態となってからT3以上、待機状態が継続したことを条件としてMFP1をスリープ状態よりも更に消費電力が少ないオフモード状態へ移行する一方、ユーザインタフェース38或いはネットワークインタフェース40を介して受け付けたユーザの操作に基づいて、T1、T1+T2、T3を夫々個別に設定可能とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザインタフェースと、通信インタフェースと、メモリと、コントローラと、を備えた画像形成装置であって、
前記コントローラは、
前記画像形成装置が待機状態となってから第1時間以上、待機状態が継続したことを条件として前記画像形成装置を前記待機状態よりも消費電力が少ないスリープ状態へ移行し、
前記画像形成装置が待機状態となってから第2時間以上、待機状態が継続したことを条件として前記画像形成装置を前記スリープ状態よりも更に消費電力が少ないオフモード状態へ移行し、
前記ユーザインタフェース或いは前記通信インタフェースを介して受け付けたユーザの操作に基づいて、前記第1時間と前記第2時間とを個別に設定可能であって、設定された前記第1時間と前記第2時間を前記メモリに格納することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記ユーザインタフェースを介して受け付けたユーザの操作或いは前記通信インタフェースで受信した指示データに基づいて画像形成を行う画像形成部を更に備え、
主電源がオンされた状態であって、通信インタフェースを介した指示データの受信、前記ユーザインタフェースによるユーザの操作の受け付け、並びに前記画像形成部による画像形成のいずれも実行されておらず、且つ前記スリープ状態及び前記オフモード状態に移行する前の状態を前記待機状態とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1時間として設定可能な時間の範囲と前記第2時間として設定可能な時間の範囲とが夫々定められており、
前記第1時間として設定可能な時間の上限と、前記第2時間として設定可能な時間の下限と、を比較した場合に同じ或いは前記第2時間として設定可能な時間の下限の方が短いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記ユーザインタフェースには、情報を表示するディスプレイを含み、
前記スリープ状態には、少なくとも前記ディスプレイへの電力供給を停止することで消費電力を抑えたパネルスリープ状態と、前記パネルスリープ状態よりも電力供給を停止する対象を増やすことで更に消費電力を抑えたディープスリープ状態と、を含み、
前記コントローラは、
前記画像形成装置をスリープ状態に移行する場合に、先ず前記パネルスリープ状態へと移行し、その後に前記パネルスリープ状態の解除条件を満たすことなく一定時間経過した後に前記ディープスリープ状態へと移行することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記第1時間として第1基準時間より長い時間が設定された場合に、前記第1時間を設定する操作を行ったユーザに対して警告を行う請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記コントローラは、
前記ユーザインタフェースを介して受け付けたユーザの操作に基づいて前記第1時間を設定する場合には、前記第1基準時間より長い時間も設定可能とする一方、
前記通信インタフェースを介して受け付けたユーザの操作に基づいて前記第1時間を設定する場合には、前記第1基準時間以下の時間のみ設定可能とすることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記コントローラは、
前記第2時間として第2基準時間より長い時間が設定された場合に、前記第2時間を設定する操作を行ったユーザに対して警告を行う請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記コントローラは、
前記ユーザインタフェースを介して受け付けたユーザの操作に基づいて前記第2時間を設定する場合には、前記第2基準時間より長い時間も設定可能とする一方、
前記通信インタフェースを介して受け付けたユーザの操作に基づいて前記第2時間を設定する場合には、前記第2基準時間以下の時間のみ設定可能とすることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記スリープ状態の解除条件と前記オフモード状態の解除条件とは異なる条件が設定されており、
前記オフモード状態の解除条件は前記画像形成装置に設けられた電源キーの操作が条件となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記コントローラは、
前記画像形成装置と外部機器との間で通信が確立した状態では前記スリープ状態への移行は行うが前記オフモード状態への移行は行わない請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消費電力を抑えた画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、画像を印刷対象物であるシートに印刷する為の画像形成装置において消費電力を削減する為の手段について各種提案されている。例えば特許第6409660号公報には、主電源がオンされると画像形成部、画像読取部、表示部、操作部、モデム部及びネットワーク通信部等に動作電力が供給された待機状態へと移行するが、待機状態に移行してから画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信がなく、所定時間T1が経過すると、待機状態に比べて消費電力がより少ないスリープ状態へと移行することが開示されている。
【0003】
このスリープ状態は画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信があると待機状態に復帰して、画像形成又は画像読取の実行状態に移行することとなるが、一方でスリープ状態に移行してから画像形成若しくは画像読取の実行命令又は画像形成に係るデータの受信がなく、更に所定時間T2が経過すると、スリープ状態よりも消費電力がより少ないオフモード状態へと移行することについても開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6409660号公報(段落0031-0035)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1では待機状態に移行してから最も消費電力の少ないオフモード状態になるまでの時間は、T1とT2の長さの和となる。従って、待機状態に移行してからオフモード状態になるまでの時間を所望の長さに設定するためには、T1とT2の長さの和が所望の長さになるように、T1とT2の時間をそれぞれ個別に設定する必要があった。
【0006】
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、待機状態に移行してからオフモード状態になるまでの時間を容易に設定可能にした画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため本願に係る画像形成装置は、ユーザインタフェースと、通信インタフェースと、メモリと、コントローラと、を備えた画像形成装置であって、前記コントローラは、前記画像形成装置が待機状態となってから第1時間以上、待機状態が継続したことを条件として前記画像形成装置を前記待機状態よりも消費電力が少ないスリープ状態へ移行し、前記画像形成装置が待機状態となってから第2時間以上、待機状態が継続したことを条件として前記画像形成装置を前記スリープ状態よりも更に消費電力が少ないオフモード状態へ移行し、前記ユーザインタフェース或いは前記通信インタフェースを介して受け付けたユーザの操作に基づいて、前記第1時間と前記第2時間とを個別に設定可能であって、設定された前記第1時間と前記第2時間を前記メモリに格納することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
前記構成を有する本願に係る画像形成装置は、待機状態と比べて消費電力の少ないスリープ状態と、スリープ状態よりも更に消費電力の少ないオフモード状態とがあって、待機状態に移行してからスリープ状態になるまでの時間に加えて、待機状態に移行してからオフモード状態になるまでの時間について個別に設定可能となる。その結果、ユーザの意図に沿った状態遷移が容易に可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態であるMFPの構成を概略的に示す模式図である。
MFPの電気的構成を示したブロック図である。
MFPの状態遷移の態様を示した図である。
本実施形態に係るメイン処理のフローチャートである。
本実施形態に係るパネルスリープ移行処理のフローチャートである。
本実施形態に係るディープスリープ移行処理のフローチャートである。
本実施形態に係るオフモード移行処理のフローチャートである。
本実施形態に係る通信確立状態判定処理のフローチャートである。
MFPで実行される本実施形態に係るスリープ移行時間設定処理のフローチャートである。
MFPでのスリープ移行時間の設定手順を示した図である。
MFPで実行される本実施形態に係るオフモード移行時間設定処理のフローチャートである。
MFPでのオフモード移行時間の設定手順を示した図である。
外部端末で実行される本実施形態に係るスリープ移行時間設定処理のフローチャートである。
外部端末でのスリープ移行時間の設定手順を示した図である。
外部端末で実行される本実施形態に係るオフモード移行時間設定処理のフローチャートである。
外部端末でのオフモード移行時間の設定手順を示した図である。
本実施形態に係るコマンド受信処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本願に係る画像形成装置をMFP(Multi Function Peripheral、複合機ともいう)に具体化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態のMFP1の概略構成を示している。
(【0011】以降は省略されています)
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