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公開番号2025108902
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-24
出願番号2024002418
出願日2024-01-11
発明の名称カートリッジおよびメモリホルダ
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20250716BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】第1ホルダと第2ホルダとが誤った姿勢で組み立てられるのを抑制できるカートリッジおよびメモリホルダを提供する。
【解決手段】画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジは、メモリと、メモリホルダ200とを備える。メモリホルダ200は、メモリを保持する第1ホルダ210と、第1ホルダ210に第1方向の他方側から係合可能であり、第1ホルダ210に対して第1方向に移動可能な第2ホルダ220と、第1ホルダ210と第2ホルダ220との間に位置し、第1方向において第1ホルダ210を第2ホルダ220から離れる方向に付勢するバネ230とを備える。第2ホルダ220は、第2方向の一側面から突出するリブ240を有し、第1ホルダ210は、第2方向の一側面にリブ240が入る溝250を有する。リブ240は、第2ホルダ220が第1ホルダ210に対して第1方向に移動するとき、溝250に沿って第1方向に移動する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置の装置本体に着脱可能なカートリッジであって、
電気的接触面を有するメモリと、
前記メモリを保持する第1ホルダであって、第1方向の一方の端面に前記電気的接触面が位置する第1ホルダと、
前記第1ホルダに前記第1方向の他方側から係合可能な第2ホルダであって、前記第1ホルダに対して前記第1方向に移動可能な第2ホルダと、
前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に位置するバネであって、前記第1方向において前記第1ホルダを前記第2ホルダから離れる方向に付勢するバネと、を備え、
前記第2ホルダは、前記第1方向と交差する第2方向の一側面から突出するリブを有し、
前記第1ホルダは、前記第2方向の一側面に前記リブが入る溝を有し、
前記リブは、前記第2ホルダが前記第1ホルダに対して前記第1方向に移動するとき、前記溝に沿って前記第1方向に移動することを特徴とするカートリッジ。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記リブおよび前記溝は、前記第1方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
前記リブは、前記第1方向および前記第2方向の両方と交差する第3方向において前記第2ホルダの前記一側面の中央部に位置し、
前記溝は、前記第3方向において前記第1ホルダの前記一側面の中央部に位置することを特徴とする請求項2に記載のカートリッジ。
【請求項4】
前記第1方向は、前記電気的接触面と交差する方向であることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項5】
前記第1ホルダは、前記第1方向の他方の端に開口を有する筒形状を有し、
前記第2ホルダは、前記第1方向の一方の端部が前記開口から前記第1ホルダに挿入されていることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項6】
前記第1ホルダは、前記第1方向と交差する壁に穴を有し、
前記第2ホルダは、前記穴に引っ掛かることが可能なフックを有することを特徴とする請求項5に記載のカートリッジ。
【請求項7】
現像ローラを備えることを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項8】
トナーを収容可能な筐体と、
前記筐体の、前記第1方向と直交する直交方向の一方の端の少なくとも一部を覆うカバーと、を備え、
前記第1ホルダは、
前記直交方向の一方に突出する第1ボスと、
前記直交方向の他方に突出する第2ボスと、を有し、
前記カバーは、前記第1ボスが入る第1穴であって、前記直交方向から見て、前記第1方向および前記第2方向の少なくとも一方の寸法が前記第1ボスの直径よりも大きい第1穴を有し、
前記筐体は、前記第2ボスが入る第2穴であって、前記直交方向から見て、前記第1方向および前記第2方向の少なくとも一方の寸法が前記第2ボスの直径よりも大きい第2穴を有することを特徴とする請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項9】
電気的接触面を有するメモリを保持する第1ホルダであって、第1方向の一方の端面に前記電気的接触面が位置する第1ホルダと、
前記第1ホルダに前記第1方向の他方側から係合可能な第2ホルダであって、前記第1ホルダに対して前記第1方向に移動可能な第2ホルダと、
前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に位置するバネであって、前記第1方向において前記第1ホルダを前記第2ホルダから離れる方向に付勢するバネと、を備え、
前記第2ホルダは、前記第1方向と交差する第2方向の一側面から突出するリブを有し、
前記第1ホルダは、前記第2方向の一側面に前記リブが入る溝を有し、
前記リブは、前記第2ホルダが前記第1ホルダに対して前記第1方向に移動するとき、前記溝に沿って前記第1方向に移動することを特徴とするメモリホルダ。
【請求項10】
前記リブおよび前記溝は、前記第1方向に延びていることを特徴とする請求項9に記載のメモリホルダ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、カートリッジおよびメモリホルダに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、カートリッジとして、電気的接触面を有するメモリと、メモリを保持する第1ホルダと、第1ホルダに対して移動可能に取り付けられた第2ホルダと、第1ホルダと第2ホルダとの間に位置するバネとを備えるものが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-049072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、第1ホルダと第2ホルダとが誤った姿勢で組み立てられると、例えば、本来の機能を発揮できないおそれがある。
そこで、第1ホルダと第2ホルダとが誤った姿勢で組み立てられるのを抑制できることが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本願の第1開示では、カートリッジは、画像形成装置の装置本体に着脱可能である。カートリッジは、メモリと、第1ホルダと、第2ホルダと、バネと、を備える。
メモリは、電気的接触面を有する。
第1ホルダは、メモリを保持する。第1ホルダは、第1方向の一方の端面に電気的接触面が位置する。
第2ホルダは、第1ホルダに第1方向の他方側から係合可能である。第2ホルダは、第1ホルダに対して第1方向に移動可能である。
バネは、第1ホルダと第2ホルダとの間に位置する。バネは、第1方向において第1ホルダを第2ホルダから離れる方向に付勢する。
第2ホルダは、第1方向と交差する第2方向の一側面から突出するリブを有する。
第1ホルダは、第2方向の一側面にリブが入る溝を有する。
リブは、第2ホルダが第1ホルダに対して第1方向に移動するとき、溝に沿って第1方向に移動する。
【0006】
第1開示によれば、第2ホルダが、リブを有し、第1ホルダが、溝を有することで、第1ホルダと第2ホルダが正しく組み立てられると第2ホルダのリブが第1ホルダの溝に入る。これにより、第1ホルダと第2ホルダとが誤った姿勢で組み立てられるのを抑制できる。
【0007】
本願の第2開示では、第1開示のカートリッジにおいて、リブおよび溝は、第1方向に延びている。
【0008】
第2開示によれば、リブおよび溝が、第1方向に延びていることで、第1ホルダおよび第2ホルダの、第1方向と交差する方向の寸法を小さくできる。
【0009】
本願の第3開示では、第2開示のカートリッジにおいて、リブは、第1方向および第2方向の両方と交差する第3方向において第2ホルダの一側面の中央部に位置する。
溝は、第3方向において第1ホルダの一側面の中央部に位置する。
【0010】
第3開示によれば、第3方向において、リブが、第2ホルダの中央部に位置し、溝が、第1ホルダの中央部に位置することで、第1ホルダが第2ホルダに対して第1方向に移動するときの動きを安定させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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