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公開番号2025109457
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003358
出願日2024-01-12
発明の名称画像形成装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250717BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成装置のカバーを開けるときの操作性を向上させる。
【解決手段】画像形成装置1は、筐体21と、カバー(トップカバー100)とを備える。筐体21は、シートを排出する排出口と、排出されたシートを受ける排出トレイとを有する。カバー(トップカバー100)は、回動軸X1を中心に回動可能であり、排出トレイをカバーする閉位置と、排出トレイを開放し、排出トレイとともにシートを受ける開位置と、の間で回動可能である。カバー(トップカバー100)は、排出トレイに排出されるシートの排出方向において排出トレイの下流端に回動軸X1が位置し、回動軸X1と対向する縁部に把持部112が位置する。カバー(トップカバー100)が閉位置に位置する状態において、把持部112と筐体21との間には、軸方向におけるトップカバー100の全体に渡って、ユーザの指が入り込むことが可能な隙間CRが設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
筐体であって、
前記筐体内から前記筐体外にシートを排出する排出口と、
前記筐体の上面に設けられ、前記排出口から排出されたシートを受ける排出トレイと、を有する筐体と、
軸方向に延びる回動軸を中心に回動可能なカバーであって、前記排出トレイをカバーする閉位置と、前記排出トレイを開放し、前記排出トレイとともに前記シートを受ける開位置と、の間で回動可能なカバーと、を備え、
前記カバーは、前記カバーが前記閉位置に位置する状態において、前記排出トレイに排出されるシートの排出方向において前記排出トレイの下流端に前記回動軸が位置し、前記回動軸と対向する縁部に把持部が位置し、
前記カバーが前記閉位置に位置する状態において、前記把持部と前記筐体との間には、前記軸方向における前記カバーの全体に渡って、ユーザの指が入り込むことが可能な隙間が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記カバーは、
前記閉位置に位置する状態で、外側を向く外面と、内側を向く内面とを有する第1壁と、
前記第1壁の内面から、前記回動軸から離れる方向に延びる第2壁であって、前記カバーが閉位置に位置した状態において前記隙間の下に位置し、前記排出トレイを前記第1壁と共にカバーする第2壁と、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第2壁は、前記カバーが閉位置に位置した状態において、前記把持部より下に位置することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記カバーが閉位置に位置した状態において、前記第2壁から前記排出口までの距離は、前記把持部から前記排出口までの距離よりも小さいことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第2壁は、前記第1壁から斜めに延びる傾斜壁であって、前記第1壁から離れるにつれて前記排出方向の下流側に向けて延びる傾斜壁と、前記傾斜壁から、前記回動軸から離れる方向に延びる延長壁とを有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記カバーは、シートの排出方向に延びる複数のリブであって、前記軸方向に並ぶ複数のリブを有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記複数のリブは、前記傾斜壁と連結され、
前記複数のリブの先端は、前記延長壁と面一に形成されていることを特徴とする請求項6に記載に画像形成装置。
【請求項8】
前記延長壁の前記軸方向における両端部は、前記第1壁に近づくように、前記第1壁に対して傾斜していることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記把持部と前記筐体の間に設けられた前記隙間は、8mm以上であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、閉位置と開位置に回動可能なカバーを備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、閉位置と開位置に回動可能なカバーを備える画像形成装置が知られている(特許文献1参照)。この画像形成装置では、カバーが閉位置に位置する場合には排出トレイがカバーされ、カバーが開位置に位置する場合には排出トレイが開放される。ユーザは、カバーの中央部に配置された把持部に指を掛けて、カバーを閉位置から開位置に移動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-156482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の画像形成装置においては、カバーの中央部以外では、ユーザが指を掛けることが出来ないので、カバーを開けるときの操作性が悪いという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、画像形成装置のカバーを開けるときの操作性を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、筐体と、カバーと、を備える。
筐体は、筐体内から筐体外にシートを排出する排出口と、筐体の上面に設けられ、排出口から排出されたシートを受ける排出トレイと、を有する。
カバーは、軸方向に延びる回動軸を中心に回動可能である。カバーは、排出トレイをカバーする閉位置と、排出トレイを開放し、排出トレイとともにシートを受ける開位置と、の間で回動可能である。カバーは、カバーが閉位置に位置する状態において、排出トレイに排出されるシートの排出方向において排出トレイの下流端に回動軸が位置し、回動軸と対向する縁部に把持部が位置する。
カバーが閉位置に位置する状態において、把持部と筐体との間には、軸方向におけるカバーの全体に渡って、ユーザの指が入り込むことが可能な隙間が設けられている。
【0007】
カバーが閉位置に位置する状態において、把持部と筐体との間には、軸方向におけるカバーの全体に渡って、ユーザの指が入り込むことが可能な隙間が設けられているため、ユーザは、軸方向におけるカバー全体のどの場所を掴んでも開けることができるため、カバーを開けるときの操作性を向上する。
【0008】
カバーは、閉位置に位置する状態で、外側を向く外面と、内側を向く内面とを有する第1壁と、第1壁の内面から、回動軸から離れる方向に延びる第2壁であって、カバーが閉位置に位置した状態において隙間の下に位置し、排出トレイを第1壁と共にカバーする第2壁と、をさらに有していてもよい。
【0009】
カバーが閉位置に位置する状態では、カバーの第2壁が第1壁と共に排出トレイをカバーするため、カバーが閉位置に位置する状態では、排出トレイ内に埃が入り込むのを抑制することができる。
【0010】
また、第2壁は、カバーが閉位置に位置した状態において、把持部より下に位置してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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