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公開番号
2025110033
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024003721
出願日
2024-01-15
発明の名称
プリンタ
出願人
株式会社サトー
代理人
弁理士法人グローバル・アイピー東京
主分類
B41J
29/00 20060101AFI20250718BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】RFIDインレイを有する印字媒体を発行可能となるようにプリンタに対して部品の取り替え作業を行う場合の作業性を改善する。
【解決手段】本発明のある一態様に係るプリンタは、プリンタ本体と、プリンタ本体に取り付けられ、RFIDインレイを有する印字媒体を搬送する搬送ローラと、印字媒体に情報を印字する印字ヘッドと、搬送ローラによって搬送される印字媒体を前記印字媒体の印字面とは反対側から支持する支持面を有し、プリンタ本体に対して取り外し可能に取り付けられている媒体支持部と、媒体支持部に内蔵され、RFIDインレイに対するデータの読み書きを行うRFID通信ユニットと、を備えたプリンタある。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
プリンタ本体と、
前記プリンタ本体に取り付けられ、RFIDインレイを有する印字媒体を搬送する搬送ローラと、
前記印字媒体に情報を印字する印字ヘッドと、
前記搬送ローラによって搬送される前記印字媒体を前記印字媒体の印字面とは反対側から支持する支持面を有し、前記プリンタ本体に対して取り外し可能に取り付けられている媒体支持部と、
前記媒体支持部に内蔵され、前記RFIDインレイに対するデータの読み書きを行うRFID通信ユニットと、
を備えたプリンタ。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記搬送ローラは、帯状の台紙、及び、当該台紙上に間隔を空けて剥離可能に取り付けられた複数枚の前記印字媒体を含む連続体を搬送し、
前記プリンタは、
前記媒体支持部に内蔵され、前記連続体の搬送方向における各印字媒体の端部を検出するセンサユニットをさらに備えた、
請求項1に記載されたプリンタ。
【請求項3】
前記媒体支持部は、前記搬送ローラの取付軸に沿った方向にスライドさせることで前記プリンタ本体から取り外し可能に構成されている、
請求項1に記載されたプリンタ。
【請求項4】
前記プリンタ本体は、
前記搬送ローラ、前記印字ヘッド、及び前記媒体支持部が配置される第1区画と、
前記RFID通信ユニットと配線により接続される制御ユニットが配置される第2区画と、
を隔てる隔壁を有し、
前記隔壁には、前記RFID通信ユニットから延びる配線と、前記制御ユニットから延びる配線と、を電気的に接続するためのコネクタが設けられている、
請求項1に記載されたプリンタ。
【請求項5】
前記印字ヘッドを保持し、前記印字ヘッドが前記搬送ローラに対して離間する第1位置と、前記印字ヘッドが前記搬送ローラとで前記印字媒体を挟持する第2位置と、の間で揺動可能なヘッドユニットと、
前記RFID通信ユニットと電気的に接続され、前記RFIDインレイと通信可能な第1アンテナを有し、前記ヘッドユニットが前記第2位置にあるときに前記支持面に近接するように前記ヘッドユニットに取り付けられているアンテナユニットと、をさらに備えた、
請求項1から4のいずれか一項に記載されたプリンタ。
【請求項6】
前記アンテナユニットと前記RFID通信ユニットを接続する配線をさらに備え、当該配線は、前記アンテナユニットから見て前記ヘッドユニットの揺動軸の外側を回り込むようにして前記RFID通信ユニットに向かう、
請求項5に記載されたプリンタ。
【請求項7】
前記搬送ローラは、帯状の台紙、及び、当該台紙上に間隔を空けて剥離可能に取り付けられた複数枚の前記印字媒体を含む連続体を搬送し、
前記プリンタは、
前記連続体から各印字媒体を剥離する剥離部と、
前記剥離部によって各印字媒体が剥離された台紙を巻き取る巻取り部と、をさらに備え、
前記媒体支持部に対して前記連続体がある側とは反対側に、前記剥離部から前記巻取り部に向かう台紙が通る隙間が形成されている、
請求項1から4のいずれか一項に記載されたプリンタ。
【請求項8】
前記RFID通信ユニットは、第2アンテナと、前記第2アンテナを前記支持面に沿って変位させるためのアンテナ駆動部と、を有する、
請求項1から4のいずれか一項に記載されたプリンタ。
【請求項9】
前記搬送ローラは、複数枚の前記印字媒体を含む連続体を搬送し、
前記プリンタは、前記連続体から各印字媒体を切断する切断部をさらに備え、前記媒体支持部に対して前記連続体がある側とは反対側に、前記切断部を配置するための隙間が形成されている、
請求項1から4のいずれか一項に記載されたプリンタ。
【請求項10】
前記媒体支持部は、前記支持面を有する本体部と、前記センサユニットと前記本体部の間に設けられる配線と、を有し、
前記センサユニットは、前記連続体の幅方向にスライド可能となるように前記本体部に取り付けられ、
前記配線は、前記センサユニットのスライド動作に伴って移動するときに、張力が生じないように構成されている、
請求項2に記載されたプリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ICチップ及びアンテナを有するRFID(Radio Frequency Identification)インレイ(以下、単に「インレイ」という。)が組み込まれたラベル(RFIDラベル)に印字を行うプリンタが知られている(特許文献1)。このようなプリンタでは、ラベルに印字を行う際に、ラベルに組み込まれたインレイに対して、プリンタに搭載されたRFID通信ユニットによってデータの読み出し、及びデータの書き込みを行う。特許文献1に記載されたプリンタでは、RFIDリーダライタは、連続紙の搬送ローラよりも搬送方向下流側であり、かつプラテンローラよりも搬送方向上流側となる位置において、連続紙の搬送面の下側に配置されている(図1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-183608号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、RFIDラベルを発行するプリンタ(以下、「RFID対応プリンタ」という。)と、インレイを含まない通常のラベルを発行するプリンタ(以下、「標準プリンタ」という。)とでは、大部分の部品が共通である。そのため、RFID対応プリンタを作製するために、工場出荷時に標準プリンタの一部の部品を、RFID通信ユニットを含む部品に取り替える作業が行われる場合がある。また、標準プリンタの工場出荷後にユーザがRFIDラベルの使用を希望する場合に、サービスマンがユーザの元で上記作業を行うこともある。
【0005】
そこで、本発明は、RFIDインレイを有する印字媒体を発行可能となるようにプリンタに対して部品の取り替え作業を行う場合の作業性を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様は、プリンタ本体と、
前記プリンタ本体に取り付けられ、RFIDインレイを有する印字媒体を搬送する搬送ローラと、
前記印字媒体に情報を印字する印字ヘッドと、
前記搬送ローラによって搬送される前記印字媒体を前記印字媒体の印字面とは反対側から支持する支持面を有し、前記プリンタ本体に対して取り外し可能に取り付けられている媒体支持部と、
前記媒体支持部に内蔵され、前記RFIDインレイに対するデータの読み書きを行うRFID通信ユニットと、を備えたプリンタある。
【発明の効果】
【0007】
本発明のある態様によれば、RFIDインレイを有する印字媒体を発行可能となるようにプリンタに対して部品の取り替え作業を行う場合の作業性が改善する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態のプリンタの斜視図である。
内部が見える状態の一実施形態のプリンタの側面図である。
一実施形態のプリンタの概略的な断面図である。
一実施形態のプリンタの概略的な断面図である。
印字ヘッドユニットが開放状態のときの印字部の斜視図である。
一実施形態のプリンタのラベル支持機構部の斜視図および正面図である。
一実施形態のプリンタのラベル支持機構部の平面図および底面図である。
一実施形態のプリンタのラベル支持機構部の断面図である。
センサ組立体がスライドしたときのラベル支持機構部の配線の移動態様を示す図である。
一実施形態のプリンタのラベル支持機構部に内蔵されるアンテナ駆動部の斜視図である。
図11Aは一実施形態のプリンタのラベル支持機構部をアンテナ組立体とともに示す斜視図であり、図11BはRFID通信ユニットとアンテナ組立体の配線経路を説明するための概略的な側面図である。
一実施形態のプリンタのフレームを示す図である。
一実施形態のプリンタについて、フロントカバーを取り外した状態で前方から見たときの図である。
一実施形態のプリンタのRFID通信ユニットと制御ユニットを接続する配線の経路を示す概略的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に記載する形態は、図面の簡単な説明により説明される図面に限定されるものではない。
【0010】
本発明のある態様の第1の態様は、プリンタ本体と、
前記プリンタ本体に取り付けられ、RFIDインレイを有する印字媒体を搬送する搬送ローラと、
前記印字媒体に情報を印字する印字ヘッドと、
前記搬送ローラによって搬送される前記印字媒体を前記印字媒体の印字面とは反対側から支持する支持面を有し、前記プリンタ本体に対して取り外し可能に取り付けられている媒体支持部と、
前記媒体支持部に内蔵され、前記RFIDインレイに対するデータの読み書きを行うRFID通信ユニットと、を備えたプリンタである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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