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公開番号
2025110165
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024003946
出願日
2024-01-15
発明の名称
生産スケジュール立案装置、生産スケジュール立案方法及び生産スケジュール立案プログラム
出願人
日本製鉄株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G05B
19/418 20060101AFI20250718BHJP(制御;調整)
要約
【課題】製品の生産効率の高い生産スケジュールを立案する。
【解決手段】製品の生産順序を立案する生産スケジュール立案装置(1)は、対象期間における生産順序が定められたロットであって、製造確定済みの注文に対応する製品である受注済製品が分配され、当該ロット内における前記受注済製品の生産順序が決定されたロットに対して、他の製品を配置可能であるかを判別し、他の製品を配置可能なロットに対し、製造未確定の注文に対応する製品を組み入れることにより、前記対象期間における生産順序を修正する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
製品の生産順序を立案する生産スケジュール立案装置であって、
対象期間における生産順序が定められたロットであって、製造確定済みの注文に対応する製品である受注済製品が分配され、当該ロット内における前記受注済製品の生産順序が決定されたロットに対して、他の製品を配置可能であるかを判別する判別部と、
前記他の製品を配置可能なロットに対し、製造未確定の注文に対応する製品を組み入れることにより、前記対象期間における生産順序を修正する修正部と、
を備える生産スケジュール立案装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記対象期間におけるロットの生産順序を決定するロット順序決定部、を更に備える、
請求項1に記載の生産スケジュール立案装置。
【請求項3】
前記ロットに対して、複数の受注済製品の中から選定された受注済製品を分配する分配部、を更に備える、
請求項1又は2に記載の生産スケジュール立案装置。
【請求項4】
前記受注済製品が分配されたロット内における前記受注済製品の生産順序を決定するロット内順序決定部、を更に備える、
請求項1又は2に記載の生産スケジュール立案装置。
【請求項5】
前記修正部は、前記他の製品を配置可能なロットに既に分配された受注済製品と同鋼種の製品を当該ロットに組み入れることにより、前記生産順序を修正する、
請求項1又は2に記載の生産スケジュール立案装置。
【請求項6】
前記修正部は、前記製品に関する情報、前記ロットに関する情報、及び制約条件に基づいて、前記ロットに組み入れる製品を選定する、
請求項1又は2に記載の生産スケジュール立案装置。
【請求項7】
製品の生産順序を立案する生産スケジュール立案方法であって、
対象期間における生産順序が定められたロットであって、製造確定済みの注文に対応する製品である受注済製品が分配され、当該ロット内における前記受注済製品の生産順序が決定されたロットに対して、他の製品を配置可能であるかを判別する判別ステップと、
前記他の製品を配置可能なロットに対し、製造未確定の注文に対応する製品を組み入れることにより、前記対象期間における生産順序を修正する修正ステップと、
を含む生産スケジュール立案方法。
【請求項8】
製品の生産順序を立案するための生産スケジュール立案プログラムであって、
コンピュータに、
対象期間における生産順序が定められたロットであって、製造確定済みの注文に対応する製品である受注済製品が分配され、当該ロット内における前記受注済製品の生産順序が決定されたロットに対して、他の製品を配置可能であるかを判別する判別処理と、
前記他の製品を配置可能なロットに対し、製造未確定の注文に対応する製品を組み入れることにより、前記対象期間における生産順序を修正する修正処理と、
を実行させるための生産スケジュール立案プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生産スケジュール立案装置、生産スケジュール立案方法及び生産スケジュール立案プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
顧客から注文された製品を生産する生産工程において、注文された製品の生産順序を立案する技術が提案されている。例えば特許文献1には、鉄鋼業の連続鋳造プロセスにおけるキャストを作成する技術として、キャスト編成対象のオーダーに対応して製造されるスラブの情報を用いて、スラブの鋼種毎に鋼種別優先度評価表を生成し、生成した鋼種別優先度評価表に基づいて優先度が最も高い鋼種を選択し、選択した鋼種について、制約条件を充足するキャストを作成することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6699597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の技術では、製造ロットに相当するキャストで組込対象とした中間製品で制約条件違反を解消できない場合、顧客による注文に紐付けられていない製品(「余材」とも称する)をキャストに配置することにより制約条件違反を解消する。また、キャストの余裕代に余材を配置することも一般的に行われている。しかし、余材は製造する必要のない商品であるため、キャストに配置される余材の量が多いほど生産性が低くなってしまうという問題がある。
【0005】
本発明の一態様は、製品の生産効率の高い生産スケジュールを立案できる技術を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る生産スケジュール立案装置は、製品の生産順序を立案する生産スケジュール立案装置であって、対象期間における生産順序が定められたロットであって、製造確定済みの注文に対応する製品である受注済製品が分配され、当該ロット内における前記受注済製品の生産順序が決定されたロットに対して、他の製品を配置可能であるかを判別する判別部と、前記他の製品を配置可能なロットに対し、製造未確定の注文に対応する製品を組み入れることにより、前記対象期間における生産順序を修正する修正部と、を備える。
【0007】
また、本発明の一態様に係る生産スケジュール立案方法は、製品の生産順序を立案する生産スケジュール立案方法であって、対象期間における生産順序が定められたロットであって、製造確定済みの注文に対応する製品である受注済製品が分配され、当該ロット内における前記受注済製品の生産順序が決定されたロットに対して、他の製品を配置可能であるかを判別する判別ステップと、前記他の製品を配置可能なロットに対し、製造未確定の注文に対応する製品を組み入れることにより、前記対象期間における生産順序を修正する修正ステップと、を含む。
【0008】
本発明の各態様に係る生産スケジュール立案装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記生産スケジュール立案装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記生産スケジュール立案装置をコンピュータにて実現させる生産スケジュール立案装置の生産スケジュール立案プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、製品の生産効率の高い生産スケジュールを立案できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る生産スケジュール立案装置の構成を示すブロック図である。
複数のキャストが配置されたスケジュールの一例を示す図である。
本発明の実施形態に係る生産スケジュール立案方法の一例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係るキャスト編成方法の一例を示すフローチャートである。
キャスト編成装置が製造順を決定したキャストの一例を示す図である。
キャスト編成装置が修正したキャスト編成の一例を示す図である。
キャスト編成装置が修正したキャスト編成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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